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Wed, 14 Aug 2002

新顔ラッシュ


除草剤に一度は負けた原っぱの土から、スベリヒユやらオオバコやら、その他強い草が吹き出して、どうだと言わんばかりに繁茂した。
連日の新顔発見で、オリジナルメンバーと遊んでいる暇がない。今日の子達は二匹で原っぱの草の中にいた。集まりが悪かったので、大きな声でおかあさーんピンちゃーんと呼んでいたら、足下で鳴き出した。喚きだしたと言うべきか。
捨て子というよりも、河原で生まれた子なのかもしれない。

とりあえず、いつもの段取りで集まったみんなに配膳している間、買い出しレスキューで同行してくれたKちゃんが、二人にミルクとごはんをあげて様子を見てくれた後、電光石火の早業で女の子をリュックに保護してくれた。
一人だったら何もできなかったろうと思う。

Tue, 13 Aug 2002

一日で運命を決めた「もっぷ」




みんなのトレイに顔を寄せては怒られてうろうろしていた仔猫。
今日初めて見た子だ。どこから来たのか不明。
・・・いったい誰がこんな可愛い子をすてたんだっ。
何の問題もなくだっこできて、おなかいっぱいになったら、ずっと片づけしている私の周りにいて、座ると足下にいて、おとなしい。オリジナルメンバーはイヤそうに逃げてしまった。
この前のチビが「たわし」なら、この子は「モップ」だ。耳の毛がしょわっと長くて、磨いたらぴっかぴかのおぼっちゃまになりそう。

一日置かずに自転車の籠に蓋して連れ帰ってしまった。
友人宅の保護猫と一緒に、夕方のお見合いに臨む予定。
大忙しだ。がんばれモップ。

シャンプーしてドライヤーで乾かして(無抵抗、ヨシヨシ)フロントラインでノミ駆除。ちょっと磨き足りないまま臨んだお見合い大成功。13歳のウメちゃんを亡くしたご夫婦へ引き取られることに。
獣医さんへ運んで血液検査、エイズ白血病陰性。よしよし。
虫下しと、ワクチン接種。体重1.1kg、生後2ヶ月半。一つ予想を外したのが性別で、モップは女の子だった。

Mon, 12 Aug 2002

草の実


土手から河原へ下りていく滑走路から、松林の中に作られた小屋に、見かけない猫ファミリーが垣間見えていた。だいぶ前のこと。実に暗澹とした気分になって、どうしたものか、どうしたもこうしたも、やがては無関係ではいられなくなるのだと考えていた。
7月に数回餌場に出没した子2匹、今日初めて姿を確認する。どちらもメスのようだ。識別名はガチャとソックスにしておく。
今日の写真はガチャ。出所は松林。だろうと思う。


どさくさにまぎれてノコを撫でた。やせっぽちで硬い子だった。全然怒らなかった。近いうち保護できる。だいじょうぶ。
待ち人来る。クニクニが来た。
ピンちゃん黒オジお母さんサビコまっちゃん兄ちゃんチーコ、撫でた。柔らかい毛のサビちゃんが特に、とげだらけの草の実をおなかにいっぱいくっつけていて、痛そうだった。さわれる子はそうやって撫でたときに取ってあげられる。
本日33匹。持参分は無くなって、後れてきた子のために4個追加缶をあけた。だいたい一人180g缶半分という量は、多いとはいえない。カリカリを多めに置いてしのいでもらっている。

Sun, 11 Aug 2002

アジのホネ


昨日ざっと見渡したところでは
茹でたアジを喜んでくれたのは一ちゃんくらいだった。
てんこ盛りにまとめて一皿置いて来たのが、
どうやったらこんなふうに残せるのだろうか、不思議なほど、きれいにホネだけになっていた。揺すったらさらさら音がした。
昔は猫のご飯は猫まんま、それにおかずの残りをやっていた、魚の骨を投げてやると喜んで食べた、なんて聞くけど、うちの子も隣も、煮干しの頭は食べない。骨はもちろん残す。飼い猫は贅沢に慣れて軟弱になったのかと思っていたけど、ノラを生きる河原の子達も、危険なホネまであえて食べないのだと妙に感心してしまった。冬場よく用意するマグロの血合いなどでも、そういえばホネが混じっている。茹でた後、固まりをほぐすときに取り除き切れなかった細かいホネも上手に除けて残していた。

ヨーコママ久々の登場。ノコちゃん、無事無事。
保護生活一ヶ月たって、すっかり家の中に慣れたそばかす。
手から食べたりして喜ばせてくれるけど、体に触れようと近づく手には、鋭い爪で必死の攻防。あちこちひっかき傷で痛いこと・・・ヤレヤレ・・・

Sat, 10 Aug 2002

ノコちゃん神隠し


姿を見ないからといって気を揉むのはやめようと、決めた翌日にもう気を揉んでいる。ノコちゃん二日ほどふっつり神隠しだ。
自転車の周りや、人の通る道を見上げて興味津々、ひょこひょこ歩く範囲が広くなっていたからなぁ。明日は出てきてくれるかなぁ・・・

今日は豆あじをよぉく茹でて冷やしておいたのを、いつものメインディッシュにプラスして持参。サビちゃんは骨が苦手みたいで、ケェッケェッと顔を斜めにして困っていた。アジだけ残した子もいたけど、一ちゃんが気に入ったようでハングハァング一生懸命食べていた。
水の取り替え時に笹の葉っぱを入れ忘れた器に、小さな蛾が6つほど浮いていた。今日は全部にぬかりなく浮かべてきた。

Fri, 09 Aug 2002

安否


一日一度行ったときにたまたま会えなかったからといって、安否を気遣っていても仕方ない。クニクニが6日なら、ヨーコママだってガオだって8日だ。2ヶ月以上の不明期間を経て復活した「まさるさん」なんか、先月17日を最後に姿を見ていないし、コハチもやはり25日以降、ようとして確認できず。コハチは白ママがずっとそばに残した子で、みーしゃやコシロと同腹の兄妹だ。小さい八割れ黒白柄でメスだと思う。少しでも動くと逃げてしまうので、じっくり向き合ったこともない。
猫舎の中を掃除してきた。最近はここで寝ている形跡がない。
あっちの小屋も見てきた。誰もいなかった。みんなどうしているのか気をもむのはやめにした。

ごはんを食べ終わった後、見事にだれもいなくなってしまった。
そーっと歩くと、風が通る日陰の草の中や、大きな木の下に、目立たないよう寝ているのが見えた。

Thu, 08 Aug 2002

恐い小屋




空の青さで言えば「エーゲ海」だ。
強い風に帽子を飛ばされ、土手では赤とんぼの群れに突っ込んでしまった。一瞬目と口を閉じたけど、不思議なことに誰もぶつからなかった。

原っぱの隅に、昔トイレだった小屋が倒れていて、猫の避難場所にビニールの切れ端が被せてある。周りに置かれた傘も増えて、そこに枯れた笹の枝が無造作に(カモフラージュのつもりと思われる)被せてある。なんとも汚いけど、作った人は猫のために一生懸命なのだ。
クニクニが5日来ない。近づいてあの中を覗いてみる勇気が出ない。もしあそこにいたらどうしようかと、炎天下、風通しにビニールが少し持ち上げられた小屋をしばし見つめた。

みんなぐったりしているけど、食欲は旺盛。つまり、元気だ。
猫用ミルク500ml帰るまでに売り切れ。同じトレイを互い違いに囲んで仲良く食べていたり、順番待ちしたり、集まった猫の中の、それぞれの優先順位とかルールとかに従って食べていく。

ノコはずいぶん大きくなった。
ピンちゃんは何でいつも嬉しそうなんだろう。
うす目を開けて「うふふ」顔だ。

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河原猫の日記



    
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