Fri, 12 Nov 2004

苦労人小夏




昨日の夜から降った雨で、川は増水していた。
浅瀬の「ビッグフィッシュ」は
尾びれと背びれだけしか見えなかった。
もっと増水しても、泳いでは行けないのだろうね。

小夏がやってきた。
声をかけると顔をまっすぐ見ながら近寄ってくる。

小夏用のお皿を寄せてやるのだが、
時々、周りの猫たちを確かめるように見遣り、
どこか上の空だ。熱心に食べようとしない。
ごちそう缶を追加してあげても変わらない。
ごはんを放棄して、配膳する私の後をついてくる。

ピンちゃんがピタリ止まって、シッポを神経質にゆらゆらさせ小夏を凝視。冷ややかな目で小夏を追う。
雲行きが怪しくなった、と思ったとたんダッシュして、小夏を竹薮の外へ追い払ってしまった。
ピンちゃん!最低、最悪、意地悪。

ピークが去った頃、小夏が再び戻ってきた。
えらい、負けていないね、その調子!
奧の餌台にはいってカリカリを食べた。
そうか、
小夏はドライ派だったのか。

少し食べた所でまた、
ピンちゃんに襲われた。

やれやれ・・・

洗い物に行くと、ピンちゃんが駐車場に来ている。
お、
今日の見物係はピンちゃんか?

いやいや、ピンちゃんはさっき追い出した小夏をさりげなくマークしていて、また竹薮の方角へ足を向けたら飛びかかるぞ、みたいに、遠くの小夏を見張っていたのだ。

昨日使った写真の正体はローズヒップ、「野バラの実」だそうだ。ゴロママが教えてくれた。このまえ、生まれて初めて美しい紫色のアケビを食べさせてもらった時、食べ方を知らずに苦戦し、おかしがられた。私より生きている時間は短いけれど、ゴロママは物知りじゃ。また教えてネー。

写真上 小夏
写真下 オミナエシの花

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河原猫の日記



    
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