Wed, 13 Oct 2004
辛抱の猫
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「猫の場合・・・3歩くらいの下がり方では下がったことにならない。相手にプレッシャーをかけず、かつ、待っている者があるのだから長居はいけないと警告ビームも浴びせ、そして睨みをきかせて横からの割り込みを防ぐには、せめて2縲怩R猫身、離れないといけない。 丁度今のボクのような位置が、正しい距離の取り方なのだ。」 忍耐強く順番待ちするマサルさんが、 半眼の薄目で食事中のトラちゃんの背中を見つめた後、 私のほうを見てぼそっとつぶやいた。 それからゆっくり下を向いて、胸をべろべろ舐め、右手を上げて手の先を念入りに舐め、顔を洗った。 「若い頃は気が急いてさ、むやみやたらに躍りかかって喧嘩になり、気がついたらごはんは吹っ飛び、互いに怪我をし、痛い思いをしたものだ。思えば随分無駄にエネルギーを使ったな。 そんなこんなでボクにもだんだんわかってきた。 辛抱が大事って事。 痒くても痛くても、暑くても寒くても、 空腹で腹がたっても、 辛くて悲しくても、 そうさ、猫には辛抱が大事なんだ。 お、 トラ地蔵が食い終わったようだ。 行くとするか・・」 辛抱の猫、マサルさん(写真上下)でした。 今日も曇りで 薄暗い河原だった。 |
