Tue, 21 Sep 2004

オッパ




大丈夫とは思うけど、
このごろ兄ちゃんに会えない日が多くて困る。
「兄ちゃん」をハングルでは「オッパ」と言うらしい。
本当の兄ちゃんでなくても、
兄のように思う人をみな、そう呼んでいるようだ。
私の場合はちょっと意味が違うけど、
河原の猫たちの様子を見ていると、
兄ちゃんは間違いなく、みんなに「オッパ」と呼ばれているはずだ。そういう所にいる猫さんなのだ。
だから、あんまりフラフラしないで、いつもいて欲しいと願っている。
最近兄ちゃんのあごを手を支えて顔を拭いていると、フジコとそっくりに見えることがある。特に片目のシャドウの入り方が似ている。フジコの子だから当たり前だけど、今更ながらはっとする。

ミス河原は一ちゃんと揃って土手を上がってきた。
私を先導してまた二人で下りていくときには、一ちゃんと体がぶつかっただけでシャーシャー怒って、配膳の時はパンチを浴びせていた。仲が良くても喧嘩をする。叩かれて一ちゃんが反撃に出るのは見たことがない。きっと、ちっとも痛くないし、怒られるのが楽しいくらいなのではなかろうか。離れずに、頑張って一緒にいて欲しい。そうやって尻に敷かれて小さくなりながら、ミス河原を守ってあげて欲しい。

風がさわやかで、日射しのわりに暑さを感じない。
一年のうち、ほんのわずかしかない凌ぎやすい日々、
大事に過ごしたい。
これからの季節もまたがんばれるように。
息をゆっくり吸って
飛ぶ鳥を下から眺めると、
それだけで熱い気持ちが湧いてくる。
彼岸花の花弁の勢い、草の緑、
樹木の雄々しさ、
私を待つ猫たち、
河原は
どこもかしこも美しい。

写真上 フジコ
写真下 オッパ

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河原猫の日記



    
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