Fri, 18 Jun 2004

クネ




クニクニモドキは
クニクニと同じくらい前からの顔見知りだけど
滅多に会えなかったので
名前は「モドキ」(クニクニに似た子)でしかなかった。

緑地の端に居を構えているおじさん、つまり、この前全頭一気に不妊手術を終わらせた、おじさんの所を本拠地にしている猫だ。
わざわざ竹藪まで出かけて来るのは、クニクニモドキだけ。おじさんの所でも異端児らしい。
ピアスをつけて戻っても、特に気にもされていなかったようで、
デブトラ、だなんて、可愛くない名前で呼ばれていた。どうりで、いつもふてくされたような、淋しげで険しい顔をしていたわけだ。このところ竹藪に入ると既にいて、ごはん待ちで手元に集まる子達に紛れて配膳待ちしている。今日気が付いたのだけれど、あの無愛想な彼女が、一生懸命に体を弓なりにうねらせ、体当たりして、みんなに媚びている。我が家におけるチュンチュンのヒヨシ対策と全く同じだ。追い出しをかけられずにごはんを食べるには、あの手しかないのだろう。離れたら身の置き場を失うわけでもないだろうに、みんなが散った後の竹藪にいつまでも居残っていた。
無防備に寝ているときはとてもあどけない。
ちっとも険しくない。
お腹がいっぱいでシアワセ
なのだろう。

名前を付けた。
「クネ」ちゃんだ。

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河原猫の日記



    
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