Sun, 13 Jun 2004
うっとり草
|
ピンちゃんです。 唐突ですが、歩くときは右左交互に足を出すと決まっておりますように、雨ザンザンの後はピカーッと晴れるのであります。僕らのごはんは、一便も、二便もっ、お日様が頭上に輝いた時刻にやってきたので、僕は怒ってブンブン走りました。ブンブン走りながらも、しっかり食べました。テーブル下の配膳でふりかけに使われたごちそー缶は、ささみ味、まさおのごはんはカツオ味、どちらも結構なお味でゴザイマシタ。 怪しい鉢を抱えたオヤジが現れ、行ったり来たりして、土手に花の咲いた草を植えておりまして、そりはなんなんだ?と尋ねますと、研究中だから秘密だよ、と。 えへへ。実はもう何回もそうやって植えていくので、ボクは知っているのであります。良い匂いがして、うっとりする草なのだ。「うっとり草」といいます。 黒長が言うには、ゴロンゴロンして、デヘデヘして、そのまま昼寝、最高だよっ。蚊がどばっと出る雨上がりの竹藪で、うっとり草ゴロンゴロンしたヤツは、刺されなくなるのだ。本当だよ。 みんなに言っても、そーゆー理屈は理解できないから、まだボクと黒長だけなんだよ。蚊に刺されないのは。うふふ。 ぼくらの「エサ」は、おかたずけの後、鎌でもってよいしょっよいしょっ、原っぱの草を刈っていました。 あの無惨な原っぱにやっと出てきた草を、だね、ひっくり返して行きよった。ぼくは悲しい気持で、それを見ていたのでありました。 本日の写真 ピンちゃん |
