Sun, 06 Jun 2004
「ビビマル」になった仔猫
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河原猫の竹藪猫舎は、河川敷に住むタカハシさんの猫たちを手術した際、そのお礼だといって拵えてもらったものだ。 タカハシさんの小屋に、昨年9月、生まれてすぐ捨てられた仔猫♀を拾って持ち込んだのは、元職人さんのナルセさん。仔猫はそこで大事にされ、無事育った。 タカハシさんのところは、いつも缶集めのおじさんたちが立ち寄って行くので、河川敷自由人サロンみたいに人があつまる。ゆったりと談笑しているのを土手の上からよく見かける。猫たちも人を囲んでいる。 土手の上の道で、ナルセさんにばったりあった。仔猫が産まれそうだ、今回は生ませてしまうしかないなぁと話しているという。そりゃたいへん、私が預かりますと約束した。 今日は約束の日曜日。雨の中で河原猫たちの世話をなんとか終え、予定通り仔猫を産んでしまいそうだった猫「いちごちゃん」を手術に運んだ。 それから、ゴロママの所へ2日に保護した赤ちゃん猫を迎えに行った。電車でお見合い、お届けに出かけていくつもりだったのに、ゴロママが遠い距離をものともせず車を走らせてくれた。 雨だったのでとても助かった。 赤ちゃん仔猫を連れて行ったおうちでは、18歳で天寿を全うしたビビちゃんと、5年間難病と闘って亡くなったマルちゃんをご供養しながら、そろそろその子達が生まれ変わって戻って来るはずと信じて、仔猫の出現を待ち望んでいた。 1.5ヶ月の女の子、キジ柄の子、にこだわったのはそのためだそうだ。 昨夜電話をいただいて沢山お話したのでお気持ちはわかっていたのだけれど、会ったとたんに、思っていたとおりの子、お帰り、おかえり、と涙ぐみながらほおずりするお母さんに、すっかり胸を打たれてしまった。ご夫婦で代わる代わる抱っこして、本当に喜んで頂いた。こんなご縁も珍しい。まるで、来るべき所へ来ただけ、みたいに、仔猫ものびのび楽しそうだった。 問題のない、健康で可愛らしい、ほんとうに文句のつけようのない仔猫だった。あっという間に決まってしまった。猫の神様の粋な計らい、ということで、ハードな1日を振り返った。 人と猫の出会いというのは まったくもってドラマチックだ。 さようなら、カワイイ仔猫。 人も猫も、しあわせに。 写真は、お届け先で「ビビマル」になった仔猫 こちらも涙でかすんだ目でシャッター押したからボケボケです。 すみません。 |
