Mon, 24 May 2004

無事でいられなくなる日




外の子達に一番恐いのは
「無事でいられなくなる日」
というのが突然やってくることだ。
クニクニと最初に会った頃(2000年春)
クニクニはすでに頭が定まらない状態で、障害猫だった。
白猫は皮膚のトラブルに見舞われやすく、
クニクニも例外でなく、耳がただれたり色々とあった。
それでも、無事に来た。
非情に用心深く、人に気を許さず、ひたすら逃げるので無事に来た。
最近のクニクニは、ごはんにはほぼ皆勤。食前食後はキャンプ場との境目になる原っぱの隅や、キャンプ場地主さんの愛犬の墓のあたりで眠りこけていたりする。このまえなんぞは、あんまりぐっすり寝ているものだから心配になってのぞきに行って、これこれクニクニ大丈夫かい?と声をかけても動かないから、そーっと手を伸ばし、ああクニクニを初めて触れそうだと思った所で目を覚まし、がばっと起きて、大あわてで逃げて行った。

猫舎の台の下の暗がりには
いつも3つトレイを置く。
キジオ君とコシロとチーコと、ロボちゃんあたりが待っている。
クニクニモドキも最近待っている。
ピンちゃんも飛び込むことがある。
自分が入って行けそうな皿がない。どこで食べたらいいのだ。
と、クニクニがおたおたしているのに気が付いたときは、追加の一皿を置いてやる。外に出てきてじっとりこちらを見ていたら、見ている場所に置いてやる。回数が重なると、このやりとりもまた、朝の配膳の楽しみの一つになる。
一昨日の朝まで、こんな感じが続いていた。
昨日クニクニがいなかった。
一段落してから探したら、畑の中に手前からまさおくん、コシロが見え、さらに向こうに、クニクニが座っていた。
白猫3匹畑に並んで皆無事だ、と安心した。
ごはんを食べている姿は見なかったけれど、多分私が気が付かぬうちに食べ終わって、畑で食休みしているのだろうと安心した。

今朝、河原であれこれする絶対時間が足りなくなって、自転車で走りながら友人に携帯電話で緊急応援要請をした。
もう来ているよ(河原に)、とのこと。ああ、助かった!
クニクニの異変について、着いてすぐ聞いた。
クニクニの左目が潰れていて、さっきまでいたけど見失ったと言う。
忙しい朝で、捜索も何もできぬまま河原を出た。
クニクニの目、
左目は青い方の目だ。
私がノコちゃんの怪我を知った時みたいに
見つけた友人はぎょっとしたそうだ。

クニクニが無事でいられなくなる日・・
それは
昨日来たのだ。

写真上 草の中のクニクニ
写真下 花の蜜を吸う蜂


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河原猫の日記



    
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