Sun, 02 May 2004

秘密基地




隣のキャンプ場で、野球チーム関係の家族が大勢集まって、盛大なバーベキュー大会の準備をしていた。そこから流れてきた子が一人、猫を追って竹藪に入っていくのが見えた。
何とかして誰かに触りたかったらしく、一生懸命だ。ここは猫たちの秘密基地、一日一回のごはんだから安心して食べられるようにと声を落として説明しながら、少年に猫ごはんタイム見学を許可した。配膳の助手もしてくれた。黒長やアミちゃんなど、ごはんに釣られて近くまで来るものの、触ろうとするとひょいひょい逃げる。じれてつい小石を拾ったり、竹の棒を持ったりするので、そういうものを掴むと、恐い人間だと思ってみんな逃げちゃうから駄目だと教えた。
一度キャンプ場へ戻った子どもが、同じ顔をした保育園児の弟を連れて戻ってきた。弟は猫を見て興奮し、奧のエサ場にいきなりダッシュした。当然、皆逃げた。さっき兄ちゃんに説明したのを、もうちょと簡単にして弟にも伝えた。猫を脅かしてはいけないと怒られたものだから、弟も、連れてきた兄ちゃんも、シュンとなってうなだれてしまった。みんなに教えたら「秘密基地」ではなくなってしまうから内緒ね、と口止めしておいた。
準備に忙しい大人たちはサザンなど流して、お祭り騒ぎ。お喋りにも夢中だ。
猫たちの集まりはすこぶる悪かった。
時々晴れ間がのぞくけれど、雲の勢いに負けていて、どうかすると薄ら寒く感じた日だった。
写真上 キャンプ場の木
写真下 アゲハチョウって春に出るのね

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河原猫の日記



    
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