Sun, 22 Feb 2004
ごはんという希望
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午後になって出発。 強い風。 良い感じで後ろから押してくるなと思っていると、南西だ。いや南東だ。あっ、違った西だ。ちょっと短くした髪がザンバラになって、河原へ到着。 猫舎の前垂れシートがめくれ上がって、竹に引っかかっていた。 風かな?人かな? チーコがチーコの寝箱で香箱作っていた。 金ちゃんは涎が出ていて、まっちゃんもボロボロ。食べずにうろうろするだけの金ちゃんより、まっちゃんの方が偉かった。一カ所に止まって、コロダイルシルバーと朝鮮人参入りのごちそう缶を、もそもそゆっくりではあるけれど、お皿に入れてあげた半分ほどまで食べてくれた。金ちゃんはミルクを少しだけ飲んで、あとはずっと、私を追い回した。ボクが食べられるのを出してちょうだい、と必死に訴えているような気がした。 最後の方で、いよいよこれ以上には出てこないのだと観念した金ちゃん。手で捏ねて爪の先に引っかかったのを口に運ぶまどろっこしい食べ方で、すこーしずつ、すこーしずつ、ごはんをお腹に運んでいた。まっちゃんと金ちゃんには、どのくらいの寿命が与えられているのだろう。やがてあの子達に、ごはんを運ぶ私が「希望」でなくなる日が来るとしたら、それは耐え難く悲しい。 キャンプ場隅で咲いている梅。 圧倒的に冬枯れ色の勝っている一角で、 近づいて見れば負けじと咲き輝いているのだ。 花びらにしがみついて、花の蜜をいただく蜂。 胸を打たれる。 確認猫数21。 |
