Sun, 28 Jul 2002
大混乱
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毎年律儀に暦どおり現れる「あきあかね」が、曇り空の河川敷に飛んでいるのを見た。 到着が午後になったので、待っていた猫たちに余裕はなく必死の形相。自転車を止めたおじさんが猫たちの所へ下りていくところで、見れば片手におにぎり一つ残ったパックを持っている。 「こんにちは!大丈夫ですよー持ってきましたからー」 急いでいたので、説明しながら竹藪にご案内する。 いつもなら知らない人が来ると逃げるけど、今日は別。猫たちはおじさんなど気にもせず、どうでもいいから早くちょうだいと集まった。おにぎり一つではどうにもならないと悟ったおじさんは、猫舎や私の持参したセットを見てしきりに感心していたけど、そうだ!いいものあげようと言って自転車に戻り、卵形のケースに入ったミニチュアのフィギュアセットを二つ持って引き返してきた。配膳中の私にあちこちの物陰から、猫たちの催促の声がかかっていた。メインディッシュ、かりかり、ミルク、水。おじさんは卵ケースを開けて、縁台を組み立て、豚蚊取りに小さな渦巻き蚊取りを入れ、猫を最後に置くのだと、座り猫を見せてくれた。「僕も好きだけど、猫、好きでしょう」。 どちらのセットにも猫がいた。 説明の途中、なにやら外で起こった物音に猫たちが驚いて、てんでにご飯を蹴散らして逃げた、というハプニングもあり、大混乱の餌場。フィギュアは結局いただいてしまった。 鼻の擦りむけが少し良くなったチビ「コクニ」が、最後の方でお母さん(やはり白ママだった)と一緒に食べていた。 足りなくて追加したごちそう缶のトレイ3つを、サンタ・ピンちゃん・チーコが取り、サンタの所へノコちゃんが後から参加。やさしいサンタはノコと一緒に食べていた。 笹水に沈んでいたのはわずかにダンゴムシ。足が短くて笹の葉にしがみつけなかったのかも。 バーベキューで河原に来た家族の、子供達だけの6人の探検隊がやってきた。大きな声に驚いて、また猫が散った。 子供達と少し話してさよならしたあと、やっと静かな竹藪に戻った。 |
