Thu, 05 Feb 2004
まっちゃんがたいへんだ
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たいへんだ。まっちゃんが良くない。 カイロ交換で、メイン猫舎隣の扉を開けると、すぐの寝箱にまっちゃんが居た。蓋のないスチロール箱で、薄い毛布が入っている。もっと暖かな箱はいくらでもあるのに、よりによってどうしてそこを選んだのか、立ちつくす私をけだるそうに見た。頭をそっと撫で、投げ出されたようにお腹の所に揃っていた手足を触ってみた。小さい小さい手だ。汚れていて、少し冷たい。昨日はごはんをほとんど食べず、トボトボと日向に出ていったまっちゃん。今日はごはんにもお日様にも、向かう気力がないらしい。クロボスが頭に雪を乗せて原っぱにうずくまっていた時のことを思った。死んでしまう。そう思ったらもういたたまれなくなって、まっちゃんの体を包むようにドーム状に毛布を被せ、体の下あたりに新しいカイロを2枚入れ、顔を手で包んでみた。まっちゃんは慌てた様子はなく、悲しそうでもなく、ただされるままじっとして動かなかった。 1日、まっちゃんを思った。 胸が痛い。胸の奥の痛みの集まる所から手が出てきて、心臓や胃や腸を一捻りして引っ張るのだ。そういう痛さだ。 それから鼻の奥が熱くなって、涙がぼろぼろっと出てくる。 まだ死んだわけでもないのに、死にそうだ、と思っただけでうろたえている。私にはいつでも覚悟があるんじゃなかったっけ? 今朝は何もしてあげられなかった。 今朝じゃなくても、ずっと何もしてあげられなかった。最近皆勤になっていつもエサ場にいること自体が、これまでの経緯からして、まっちゃんの異変だったのかもしれない。 クロボスが甘えん坊になったのと、通いのまっちゃんが常駐住み込みになったのと、符号を合わせて悲しんだ。 明日は時間を取ってまっちゃんに食べさせてみよう。 好物の缶詰を持っていこう。 病院へ運べたら、それも試みてみよう。 |
