Thu, 29 Jan 2004

阿修羅




いつもごはんの配り始めに、押し合いへし合い最初のお皿を果敢に攻めてくるチーコがいない。気にしながら、テーブル下から順に、ミルクとカリカリと混ぜごはんを置いていき、一番最後に覗いたメイン猫舎台下にやっと姿を見つけた。コシロのお尻に半分姿を隠して、うずくまっていた。
不調なのかな?元気がない。
カイロも全部入れ替え、残ったわずかな時間、一匹でも確認できたらとみんなの食事を見守っていたその時、鈴の音が聞こえてきた。ゾッとした。首輪に鈴をつけたあの犬が、また2匹連れだって走ってきたのだ。キャンプ場向こうの畑から、向こうの竹藪に突っ込み、チビチーが矢のように走り出て来て逃げるのが見えた。ハッチも逃げているのが見えた。犬がこちらに来た所で、大きな声を上げて追い払った。私に向かって威嚇しながら、滅茶苦茶に走る犬たち。
こちらの竹藪にも突っ込んで走り抜けていった。頭が燃え上がって、阿修羅のように燃え上がって、怒りで気絶しそうだった。その犬たちを放している飼い主に対して、である。
あっという間に竹やぶの中にいた猫たちは消えた。ものの見事に一匹もいなくなった。逃げまどう猫たちを安心させてやることもできず、泣きたくなった。
今朝は犬のトレーニングは休みらしく、駐車場に駆け下りていくと車は一台も無い。
人の姿も見えない。
そして時間がない。
自転車で河原を出てすぐ、パトカーが通りかかったので手を振って止めた。放された飼い犬が走り回っています、どうか今すぐ見て下さい、怖い思いをしました、と訴え、仕事に向かった。

写真上 原っぱの隅に大根が茂っている。
  「一面茂ってくれても良いよ」
写真下 チーコ 
  「何があっても生き伸びてくれ」

Comments

No comments yet

Add Comment






河原猫の日記



    
 1日1クリックで応援して下さい!

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別の掲載
カテゴリー
最近のコメント
リンク集