Tue, 06 Jan 2004
犬難
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朝のエサ場にまた、犬が来た。 この犬は知っている。 小柄なご婦人がいつも連れている犬だ。 「猫の世話?大変ねぇ」 声を掛けてくれる人だ。 しかし、こうごっついのに、興味津々、元気いっぱいでうろうろされたのではたまらない。なかなか行かないので、猫たちはごはんどころではない。 彼女はいつも、元気なこいつに手を焼くとすぐリードごと放してしまい、うっかり放してしまったフリをして土手の上から呼びながら、じつは(大いに発散せよ)とばかりに、たいして慌てたようでもなく、困った顔だけして、のんびり歩いている。 出没するたび、「こらっ」と叫んで追っ払うのだがなかなかいなくなってくれない。私の声を聞きつけて、自転車を止めて下りてくる人がいた。ミス河原を最初に見つけたとき、「人懐っこい猫だよ」と教えてくれたおじさんだ。いつもミス河原のところで撫でていく。ウサギや猫を故意に犬に追わせて面白がっている奴がいて・・何度か見たと言う。この前の3匹のことだ。鈴がついた大きい奴・・ここの猫たちも追いかけられて必死で木に登って逃げていたそうだ。竹やぶの中にも猫を追って突っ込んでいったという。 この前死んでいたウサギ、あの犬たちの仕業だったのだろうか。 あの3匹に追われて逃げ損なった猫もいるんじゃないかと・・ しばらく言葉も出なかった。 もっと下流の河川敷で、犬をけしかけて猫を襲わせ面白がる悪質な人がいると聞いたことがあった。あの3匹の飼い主もそうなのだろうか。いったい誰なのか、私はまだ姿を見たこともない。 飼い主を特定できないと、警察に行っても相手にされないらしい。わかっていてやっているのだとしたら、そういう人に、犬を放さないでと言えるだろうか。 言ってみたとして、聞いてもらえるだろうか。 私の知らない間に猫たちにどれほど色々あるか考え、暗澹とした気持になり、胸がずきずき痛くなってきた。 今朝の犬の飼い主は、おじさんと話していたら土手の上にやってきた。猫のごはん配っている所なので困ると懇願すると、うちのは猫を追いかけるようなことはしないから(大丈夫?)、ゴメンネー、つい放しちゃったのよー。いたってのんびりしていて、捕まえに来るでもなく、名前を呼ぶだけ。 もう時間もなかったので、慌ただしく河原を後にした。 チーコがいなかった。 ・・・チーコがいないなんて。。 写真上、2001年5月河原を脱出できた「みぃちゃん」 写真下、まだ触らせてもらったことのない「ケイちゃん」みぃちゃんのお姉さん |
