Mon, 01 Dec 2003

亜熱帯モンスーン




ちょっと強めの雨だ。
台風が南の海上を移動中だったようだ。
ため息ついて気を取り直し、なるべく楽しいことを考えながら支度した。こうしたお天気のサイクルを普通と思って生きているけれど、乾いた気候のなかで暮らす人々からすると、よくそんなじめじめした暮らしが嫌にならぬものだと感心することだろうね。地球上のある特殊な気候(亜熱帯モンスーン)を持つ地域にいるのだ。いつも忘れている。12月が「冬の始まり」ではない国もたくさんある。
ビニール傘を一本余分に持参し、ミス河原のところでは、おじさんの住居エリアの物陰に傘をさして、猫ごはんを置いてきた。一ちゃんとミス河原が物音に気がついて姿を現わしたのが、行きかけたとき見えた。
竹藪の猫舎では庇を伸ばして、猫たちが少しでも濡れずに食べられるよう苦心した。
カイロを配るとき、メイン隣接猫舎にチビチーと黒長、まだらが、定員4の猫舎にクニクニが、まだぼーっとまどろんでいて、あわてふためかせてしまった。メイン猫舎にはチーコ、ノコちゃん、まっちゃん、金ちゃん、キジオ、ピンちゃんなど、食べ終わって続々潜っていく。ノコちゃんの箱にカイロを入れようとしてさんざん叩かれた。レインコートの袖を伸ばして防御しながら、指先だけでもそもそ毛布の縁を探り、昨日のを出して新しいのを入れた。同じ箱にピンちゃんがはいり、しばらく二人して固まっていて、次に見たときはノコちゃんが隣の箱に移っていた。なんだか可笑しい。
チーコはメイン猫舎の真ん中、一番大きな箱を選んで入っていた。
まさおくんは外の個室にいた。
マサルさんはずぶ濡れでやってきて、あちこちハシゴして食べ歩き、ミルクも沢山飲んで、またどこかへ出ていった。トラちゃんも原っぱのトイレ小屋に戻った。ヨーコママ、洋ちゃん、アミちゃんは竹藪奥へ急ぎ足で消えた。

はて、くーちゃんはいずこ?姿を確認できなかった。
雨の日は、会えない子がいっぱいいる。

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河原猫の日記



    
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