Wed, 12 Nov 2003
晩秋
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兄ちゃーん、を呼んで探す薮の向こう、畑の柵の外に、ノコちゃんがいた。ややっ、こんな所まで来ていたのか。 「ノコちゃん、ノコちゃん!」 呼ぶとちゃんとこちらを見て返事をする。 「にゃーんだよっ、なんかボクに用かよっ」 「ご・は・ん・ご・は・ん、ノコちゃん!」 兄ちゃんの場合はこの流れで渋々でもついてくるのだが、ノコちゃんはなんと、逃げた・・・ きっと相当な遠回りコースを取って竹藪へ来るだろう。 しょうのない奴だ、と引き返しかけたら、さっきまで竹藪でお食事していたはずのまさおくんが、ウンチスタイルで力んでいた。 そっと回り込んで竹藪へ戻った。 お天気がよいので、結構広範に猫たちがうろうろしている。 とても気持ちよさそうだ。 金ちゃんは今日もお皿の外にごはんを散らしながらも一所懸命食べており、その一所懸命さの滲んだ背中がいじらしく、まあいいかと見守る気分になった。まだまだ大丈夫。頑張るんだよ、負けるな。 何事にものんべんだらりとした猫たちだが、食べるときと排泄の時は別の生き物のように気合いが入る。 メリハリがあって面白い。 風が通るたびごとに、 大きなケヤキの木からまだ紅葉しきっていない黄緑の葉が降っている。 光の差し込んだ境目から、落ちていく葉が光る。 落ち葉の乱舞。 文句なしで、美しい。 写真は、竹藪横に広がるささやかな森 兄ちゃんとノコちゃんのツーショット 兄ちゃん、洟を拭いてから点鼻薬を投入。連日やっている。 薬に刺激されて、ふんっ。鼻の奥に溜まっていた洟を、頭を振って振り出した。 ちょっと気分が良くなるのか、首根っこを掴んで薬を差すとき、じっとしているようになった。 |
