Mon, 10 Nov 2003
金ちゃんの変な食べ方
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まだ小雨、このくらいなら平気。 元気で出かけたのに雨は思ったよりも降っていた。 電線に、首を垂れて並ぶハト。 見たらぐっと寒くなった。 一ちゃんとサム君が土手下に姿を現した。 ミス河原には、自転車を止めた音が聞こえなかったようだ。滑らないようそっと土手を下り、ごはんを4つに分けて置いた。 木々の葉陰でいくらか雨を除けているけど、 早く来ないと流れるよ。 ガチャの道の茂みにも一つ置いた。 猫舎からわらわらと猫たちが湧き出てきて、夜の寒さと雨の冷たさに、拵えてきたものが役に立っているのだと嬉しかった。 元気のないまさおクンと、まっちゃんと、口内炎の持病がある金ちゃんに、ぬかりなくほぐしてきた特製ごちそう缶ごはんを置いてから、次々と猛スピードで配っていく。金ちゃんが着いてきて、置くたび掠れた声で「ひぃーん」と言いながら手を突っ込んでくる。金ちゃん用のごはんは、既に他の子がかかっている。 気の小さい金ちゃんには、他の猫を押しのけて乗っ取るだけの体力も図太さもないので、手だけ伸ばしてへっぴり腰でかき回し、掴んだごはんを口に運ぼうとする。 地面に散らす方が多い。 ・・・ どうしても「あれ」より「こちら」がいいのなら、あげるから待ちなさい、と別のお皿に入れてやる。そして次の場所へ動くと、また放棄して私に着いてくる。急いでいるときは頭に来る。だって、一番最初に、みんなより手間暇かけたのをあげているのに。 なんで?? 興味深い意見によると、金ちゃんは「エサコワイ病」を克服し、いまは逆にエサに挑んで、手を突っ込んでやっつけているのだ。!なるほど、そうした解釈もできないではない・・笑える・・ 金ちゃんはもしかしたらまた悪くなっていて、最初の一口で痛みの予感に襲われ、次のだと痛くないかも、やっぱ痛い、じゃ、次のなら痛くないかも、と、私を追いかけているのではないかと・・ そうでなければいいと思う。 いつも悲しそうな目で私をじっと見上げる、 金ちゃん。 |
