Sun, 09 Nov 2003
選挙
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衆議院選挙の日。 河原の猫たちには投票権がないので、「なんのこっちゃ」だね。いつも通りわしわし食べたら、あとは呑気に寝そべるばかり。 確認猫数 32 日曜日にしてはちょっと少ない。 愛想無しのチーコが、原っぱへ出て行ってすぐに戻ってきた。日射しがないので寝そべり甲斐もないし、いつもより土手を通る人が多く、猫だ、猫だと言われて五月蠅かったのかも知れない。洟を垂らしてズヒっ。座っていた私の足の間をくぐり抜けてテーブル下へ潜った。その際、ピンと立てたしっぽで、確かめるように私の足に触れていった。喉の下を大きく揺らして、息が苦しそうだ。覗き込んで顔を見つめた。 マサルさんを“ごちそう缶”の追加で誘い、フロントラインをしのばせて好機を待つ。視界にそれが入ったとたんに身を翻して逃げたので、スプレーした霧は虚しく宙に散った。なんと俊敏な猫さんでしょうか。あの図体であの早さ! 仕方なく、兄ちゃん、黒長、金ちゃん、まっちゃん、まさおくん、ピンちゃん。近くにいた子達手当たり次第にしゅっしゅっしてきた。 ノコちゃんは、冷たい夜の雨を察してか、猫舎の寝箱のどこが暖かいか、あっちこっち箱替えして試していた。見るたび違う箱にいた。 ヨーコママはいつもトラちゃんの後待ちしてごはんを食べる。私から一番遠い餌台なので落ち着くのだ。 それが、ごちそう缶の追加を学習し、缶を開ける音で側に来るようになった。近くでよくよく見れば、少し笑ってはにかんでいる。なんとはなしにカンドーする。 元、町会長のおじさんが畑作業に来ていて、久しぶりにご挨拶した。おじさんの畑に色とりどり咲き乱れた菊、おじさんがいないと散歩の人が入って摘ん(盗ん)でいく。人間というのはそうしたもんだと笑っていた。猫舎を見に来て、よく作っていると褒めてくれた。同じ河川敷のそこここのエサヤリさんたちの話しをしてくれた。 どうやら見かけると話をしてくるらしい。 早めに河原を切り上げて選挙に。 猫たちに、すこしでも明るい未来が訪れますように・ 写真は 側ではにかむ「ヨーコママ」 ムチムチしてきた「ピンちゃん」 |
