Tue, 05 Sep 2006

居場所の変遷




竹薮へ来るたびピンちゃにいじめられ
原っぱの向こうの隅で暮らしていたコキジ、
すっかり材木置き場へ身の置き所を移したようだ。
毎日材木置き場で会う。
クロスケがトラちゃんにくっついているので、
クロスケを追って移動したのかも知れない。
ノコちゃんがいた頃、コキジはノコちゃんと仲良しだった。シロママの最後の子、見失って久しいコクニも、ガオの道のマダラも、チビマユも・・今思えば、コロニーの中で力のない女の子たち、まだ半人前のチビ達はみんなノコちゃんを頼りにしていた。ノコちゃんが消えてから、押し出されてしまった。クロスケもそうだったのかも知れない。トラちゃんにクロスケが付き、クロスケにコキジが付いている。ピンちゃんは離れた。
トラちゃんは人畜無害だからママたちと問題は起こさないが、筆ちゃんや花子がかき回す材木置き場、顔ぶれからしてまとまる事は無さそうだ。寒くなったらここの子達はどうなるだろうか、心配だ。

きれいに刈って頂いた原っぱの草がびゅんびゅん伸びた。本当に強い。草の中に悪戯っぽく伏せて隠れていた子達が、竹薮へ移動する私の足が近づくと、素晴らしい勢いで跳ね上がってから、三段跳びの選手みたいに前方を飛んでいく。白い子はコシロ、黒い子はビータンやロボちゃん、アミちゃんも後ろから私を追い抜いて駈けていった。このところコハチまでもが材木置き場へ様子を見に来ている。彼女はそこで押し合いへし合いお皿を取るほどの度胸はない。
目立たない所で見ていて、竹薮組のみんなが走るとき、遅れまいと走る。

コシロもコハチも、生まれてこのかた(4年間)、1日も不信感を解いてくれない。人間嫌いの一途さあっぱれ。猫舎にねぐらを定めたコシロと違い、コハチはいまだにどこから来るのか分からない。竹藪の奥や、畑をくぐり抜けて通ってくる。竹薮では奧の餌台までがやっとだったのに、よっぽど空腹だったのだろう、待ちきれず私に近づき、テーブル横でひと皿貰い、なーんだ、大丈夫だと思えるようになった。定位置にして身を隠しながら、配膳の様子をじっと睨んでいる。今でも顔が合うと、これでもかといわんばかりの恐ろしい顔でシャーッをする。「そんなに怒らなくたっていいでしょうに」「怒って食べたらごはんがまずくなるんじゃないかな、ほら肩の力を抜いてごらん」聞く耳持たず。ごはんはもらうけど人間は生涯信じない構えだ。
マダラ、ハッチ、シンシンブー、筆シッポ、曲がりシッポ、シロママ、ヨーコママ、白ぶちズーズー、キジマル、コキジ、トラちゃん、クロスケ、シンクロ小夏クマちゃん、黒長しっぽ、ミルク、きじお、洋ちゃんアミちゃん、ピンちゃん、コシロコハチ、ロボ、ビータン、顔の大きな黒猫、ケイちゃん、ヒゲゾウ、ムギ、影丸、ララ、チビチャトラ、サリー。確認猫数33。保護仔猫1。
猫缶大8個ごちそう缶1小2個レトルト4袋+現場で追加ごちそう缶4個小8個、ドライ1.5kg、ミルク500ml。

写真上 ノコちゃんとコクニ
写真下 ノコちゃんとチビマユ

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