Thu, 27 Jul 2006

戸惑うコシロ




コシロは2002年に河原で生まれた。当時まだ不妊手術できずにいたシロママが、原っぱの隅で人目を避けてこっそり育てた。コハチとコシロはママがスパルタで教え込んだノラ教育が染み込み、無愛想で頑なで、取り入ろうにも入り込む隙がない。あの洋ちゃんが変わったのを目の当たりに見ているし、ヨーコママ&シロママも軟化中。今は駄目でも、コシロたちだって絶望的と断言はできない。ノラのママは子育ての時期は命がけで子どもを守るのだが、ある時期を過ぎると厳しく別れていく。仔猫にしてみれば拠り所であり命綱である母猫から、突然、寄るな、おまえなんか知らない、あっちへ行け、と拒絶されて戸惑うばかり・・シロママは拒絶したあと、自分が場所を変えて仔猫から離れていった。追いすがってくる子を拒むママもつらいのだと思った。
コハチは単独行動で、秘密のねぐらから竹薮エサ場にこそこそ通う人生を選んだ。コシロはその後竹薮に定住し、チーコにべったり貼りついた。チーコに張り付き、ピンちゃんたちと仲良くなった。シロママとチーコは仲が悪かったので、シロママはその後コシロを忘れた。
竹薮中枢メンバーの相次ぐ死や、トラピンの異変に、コシロもまた影響を受けている。
「ボクは一体どうしたらいいのかしら・・」
連日戸惑っている。
コシロの食事定位置は猫舎の台下で、以前は右からクニクニ、コシロ、ロボ、中段のきじおの順に顔を揃えて並び、毎日仲良くスタンバイしたものだ。ここにピンちゃんも飛び込んで割って入り、にぎにぎしく競い合って食べていた。トラピンと一緒に、きじおくんも外に出ている。ロボちゃんは原っぱ隅から通ってくるのだが、来たり来なかったり、また来なかったりで、来ない日が増えている。コシロは困った。だあれも居なくなってしまったのだ。
猫舎の定位置にコシロごはんを置いたら、屋根の上であーあー言うばかりで下りてこない。近づくと慌てて向こう側に飛び下りて、いつまでたってもごはんの所へ来なかった。
何があっても、ごはんくらいはちゃんと食べてくれなくちゃ・・・

マダラ、ハッチ、シロママ、小夏、ヨーコママ、シンクロ、クマちゃん、トラピン、白ぶちズーズー、筆シッポ、曲がりシッポ、ミルク、キジマル、影丸、ムギちゃん。
黒長シッポ、コシロ、ロボ、洋ちゃんアミちゃん、ケイちゃん、コハチ、ビータン、サリーちゃん、ララちゃん、チビチャトラ。
確認猫数27。
猫缶大7個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶5個小2個、ドライ1.5kg、ミルク500ml。

写真上下 チーコがいた頃、ある日のお出迎え風景。
 コシロがみんなと一緒に身もだえているのがオカシイ・・
猫のコロニーには、求心力のある子、ぐっとみんなを纏める子が必要なのだ。今の河原には、その重要なポストに座る子がいない。
夜電話があった。いちごちゃんの保護主のおじさんが河原猫の原っぱの草のすごさを見て、いちごちゃん育ての親のおじさんと「困ったときの助け合い」で草刈りをしてあげる、というお申し出だった。あまりの有り難さに、電話に向かって頭を下げた。

日記・ブログランキング
クリック+ENTERで応援してくださーい

Comments

No comments yet

Add Comment






河原猫の日記



    
 1日1クリックで応援して下さい!

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

月別の掲載
カテゴリー
最近のコメント
リンク集