Thu, 30 Mar 2006

クマちゃんが・・・




人が多くて憚られたり、強風だったり、そして今日はキャンプ場がボーイスカウトの活動で横切れなかったため、お皿洗いも水場のピクニックも続けて中止している。だから、ご一行様揃っての健啖ぶりを見たのが何日前だったか思い出せない。クマちゃんは竹薮にも堂々入ってこられるから、一昨日見ている。普通に食べていたはずだ。
今日最後の配膳は、ガオの道と竹薮がすっかり終わってから、自転車で大きく迂回して行った駐車場の木の下。
サリーちゃん、筆シッポの黒、クロスケを確認後、クマちゃんがぽつんと出てきているのに気がついた。

驚いた。

こんなに悪くなっているなんて・・
目やにで目が塞がり、鼻も塞がり、精彩無くうずくまってじっとしていた。思い出したのはサンタだった。やっぱり具合の悪さにうろたえた。サンちゃんはヨロヨロ逃げた。クマちゃんは人に慣れた子なので逃げなかった。背中をそっと撫で、ごちそうレトルトを開けて置いてやったが食べない。小さな皿に水を入れても飲まない。顔を拭いてやる紙も布も持っていなかったので、左手でそっと顔を押さえ、右手の指先に水をつけ、お皿の水で指先を洗いながら、少しずつ取った。瞬膜が出ている。右目はほんの少し開いていたが、左目は、固まった強情な目やにを取りきれなかった。鼻を塞いでいた固まりを剥がすと、青っ洟がたれてきた。きっと、取っても取ってもまた出てきて固まるだろう。
ただの風邪なのか、
ただの風邪でこんなに急に酷くなるだろうか、
サンちゃんのように白血病の発症なのか、
気持がざわざわし ただ胸が痛んだ。
食いしん坊なのに全く食べようとしないのだ。
クマちゃんに何をしてあげられるだろう。

昨年一ちゃん保護したのは里親探しのためだった。白血病のキャリアと判明し、外暮らしよりも暖かいはずの家に連れてきてから風邪をひかせてしまった。亡くなるまでの毎日、一ちゃんはどうだったろう。苦しかっただろうか・・

サンちゃんは先生に安楽死を勧められた。希望のない治療を続け、燃え尽きていく命の火を傍らで見つめた。サンちゃんの肉体的苦痛、私の精神的打撃、金銭的な負担の事・・どれも辛かった。

考えがまとまらないまま、ときどき訳もなく涙がこぼれた帰り道、桜の道でUさんとばったり、それも久しぶりに会った。
クマちゃんの事を話すと、暖かいところに置いて薬を飲ませて、やってあげるから連れてきなさいと励まされた。

明日上手に身柄を確保できるかどうか。
一番恐いのは、何をしても駄目だった場合の事。
それを想像しただけで気持がすくむのだ。

マダラ、ハッチ、花子、シンクロ、小夏。
トラピン、コシロクニクニロボ、洋ちゃんアミちゃんケイちゃんビータン、シンシンブー、クロスケ、筆しっぽの黒、サリーちゃん、そしてクマちゃん。確認猫数19。
猫缶大7ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶大1小1レトルト5袋、豆あじの茹でたもの、ドライ1.5kg、猫ミルク500ml。カイロ20枚。
写真上下 クマちゃん

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河原猫の日記



    
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