Tue, 15 Apr 2008

ごはんより人

サリーが小夏と決定的に違うのは
どこか「ツボを外している」こと。
河原で確固たる地位と居場所が得られなかったのは
きっとそのせいだと思えてならない。

甘えながらキーキーわめく。
咬んだり跳び蹴りを入れたりしてびっくりさせる。
うれしさ余って錯乱状態 と理解できるものの
安心して触れない期間が長かった。
これじゃあどこへも行けないね、と
ため息混じりでささやかれた。

大きく変わったのは、小夏、シンクロ、クマちゃんが続々河原を卒業してからのこと。
私ばかりでない。だれかがキャンプ場に立てばいそいそと駆け寄り、ずっとそばをウロウロする。
ごはんなど二の次で、ただ一生懸命人に付き従うのがサリーだ。
ごはんより人。ときどきそういう猫がいる。

事件の後、サリーは危険だからすぐに保護した。
全部を私一人でケアーしきれないので
ひとり預かりの身となったサリー、
河原から離れた心細さからか
泣いてみんなを心配させた。

河原から2番目に卒業したみぃちゃんを思い出した。
泣いて泣いて毎晩泣いて、
里親になってくださったご夫婦をはらはらさせた。
もうだめかと諦めかけた頃やっとおさまり、それからは順調に適応してくれた。
サリーも一週間過ぎてやっと静かになった。
これでもうどこへ行っても大丈夫、
この間、どうしてあげたらよいかと胸を痛めてくださったtadさんには
申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいだ。
河原の近くに住むM夫妻より、
サリーを試させてもらいたいとお申し出があった。
河原でサリーが人に慣れていく過程を見守ってくれた方たちだ。
犬がいるのでだめだろうと手を挙げられずにいたのだけれど・・

tadさんも喜んで、すぐに動いてくださった。
私は砂とフードを積んで走り、tadさんはサリーを連れて電車に飛び乗る。
夜9時半、サリーは無事M夫妻の家に着いた。
ツボを外すのが得意なサリーが
 うれしさの余りM夫妻に蹴りを入れないか心配だけれど
サリーと同じくらいtadさんも私も安心し
後の事はすべて託して帰った。



ここはどこ? あたしはだあれ? Mさん宅到着後のサリー

ズーズー、シロママ、筆、ハッチ、ヒゲゾウ、ヨーコママ、
トラぴんコシロ、ビータン、キジ丸、ミルク、ケイちゃんムギちゃん、クロスケ、とっと。
確認猫数16。
猫缶大2個ごちそう缶6個小4個、ごちそうドライ600g、ミルク500ml。
ハッチとコシロとミルクに投薬。
カイロを今日も20枚だけ投入。

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河原猫の日記



    
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