Wed, 19 Mar 2008

爆撃の後



怖かったんだよー

そーいうことも
あるのよね

夕方から雨になった。
仕事に捕まっていつもより遅く河原へ着いた。
ミス河原の所に雨装備で立つ人二人が見えた。M夫妻だ。
土手の上から声をかけると
竹薮が大変なことになっていると
顔を曇らせた。
ミス河原たちのごはんを頼んで急行した。

ガオの道は誰もいない。
材木置き場に見えたのは
白ママと
トラ地蔵様と
サリーとコキジ、それからヒゲゾウ。

原っぱを見ると、砕かれた発泡スチロールが飛び散り
枯れ竹が沢山不自然に立てかけられ
簀の子の板が散らばり
・・・・・・

まるで爆撃を受けた後のようだった。

竹薮の猫舎はシートがめくり上がって
中に置いてあったものが散乱。
お皿と中途半端にあけられた猫缶が沢山、至る所に
ごはんを盛られていたり、水が注がれていたり、並んでいる。
これにもぞっとした。

猫たちがそれを食べたかどうかはわからない。
除菌剤、石けん液等のボトルが引っ張り出されていたことから、
かけられた可能性がある。捨てた。
餌をあげるふりをして呼び集め
何か酷いことをしたかもしれない。
猫たちが食事する台は水浸しだった。
予備に置いていた缶が派手に開いていた。
Tさんからいただいたアルミ缶の水も
沢山破られていた。
毛布は長椅子に敷いてあった。
寝箱が一つ血祭りに上げられた。
スチロールの残骸は無くなっていた寝箱のようだ。

猫たちのために置いてあったあらゆるものが
いたずらされていた。
散らかしたり壊したり汚したり
・・・・・・
昨日の悪戯は
小学校4年生の子供たちだったそうだ。
T氏からメールがあって判明した。
猫たちが怖がるから と話してくださったそうだ。
今日は同じ子が仲間を連れて続きをやりに来たのだろうか。
全く違う人だろうか。
日中はまだ雨もなかったから、思う存分竹薮を荒らして楽しんだ
これだけ派手にやっていたら、目撃者もいたはず。

その人間たちの手にかかって散らばっていたものから
何をされたか、どんな風だったかを想像した。
悔しさと 悲しさと やりきれなさとで
唇を噛んだ。


洋ちゃんもぴんちゃんもアミちゃんも
怯えていた。
衝撃を受けて立ちつくす私をそっと窺い
片付けるのをただじっと見ていた。
雨が強く降り、夜の闇も迫っている。
何とかまとめるまで黙々と頑張った。
悲しそうにうずくまっていた子たちは
ごはんを寄せてあげてもじっと見るばかりで
なかなか食べなかった。
M夫妻がいてくださってどんなに心強かったことだろう。

ときどきこうしたことが起こり
緩んでいた気持ちが引き締まる。
猫たちがどんなに安全ではないか思い知る。
以前、水を猫舎の寝箱全部にかけられたとき、
バケツの汲み水とペットボトルを片付け
ステンレス桶一つに減らした。
油断して置いていたものや道具や
予備という余分を
もう一度整理する時が今なのだろう。
悪戯はエスカレートすると 時に
容赦のないものになる。
猫たちに危害が加えられないように
猫たちが怖い目に遭わないように
できることは全部やろう。

ミス河原、サム君、
白ママ、トラ、コキジ、ヒゲゾウ、サリー、ビータン、
洋ちゃんアミちゃん、ぴんちゃんコシロ、黒丸、ケイちゃん。
確認猫数14。
猫缶大8個ごちそう缶3個小6個、ごちそうドライ300gドライ500g、ミルク500ml。

雨の降りしきる中、M夫妻がずぶ濡れでゴミを持ち帰ってくださった。
大量のゴミを自転車に積んで、私も河原を後にした。
とても寒い。



河原の子達が明日も無事でいられますように

Comments


tad wrote:
今日は冷たい雨でした
そんな中こんなことが起きていたことに激しい憤りを感じます
残酷な子供の仕業なのか、卑怯な大人の仕業なのか、
いずれにしてもそれだけの労力を弱いものいじめに費やすことにゾッとします
ひよしまるさんご自身もどうぞお気をつけて・・
2008/03/19 23:05:44

ボッシュ wrote:
ゾッととすると同時に、怖く悔しい想いをした猫たちやひよしまるくんの事を思うと涙がでます。
そして、そんなひよしまるくんたちを、どうしたら支えられるか考えてしまいます。
2008/03/19 23:25:08

つー wrote:
 子供達って集団になると、ある意味猛獣ですねぇ。情け無くて悔しくて、ゾッとしました。
 春は何故か情緒不安定な人間も増えます。猫たちも行動が変ったりもして、喧嘩傷を作ったり、事故にあったり・・・、いろんな事を思い出しました。
 
 そんな事態が起こっていてどんなに気落ちされているかと思いますが、にゃんこたちが無事ならそれが救いですね。

 河原猫さんとひよしまるくんさんのご無事をいつも祈っています。

 メルアド変わりました。
2008/03/20 00:01:52

tapirs wrote:
もしかしたら少年達くらいとは考えておりましたが。。。昨日はもっと低学年の子でしたか。朝なんともなく、夕方までの間の行動であれば、年若い人たちの可能性もありますね。残念です。
気持ち的には、待ち伏せして捕まえてやりたい気分ですが、やはり一番弱い猫ちゃんにしわ寄せがきてしまいます。どんなに怖くて不安だったでしょう。保護仲間のエリアではかつて白系の猫達にカラースプレーをかけられました。小屋には「ネコヲカウナ」。小屋は何度もバラされて谷に落とされましたが、猫ちゃん達は「ここ、ボクたちの大切な家」とばかりに健気に谷底の破片の上にいたそうです。それを見たら泣けてきて絶対これからも来るよと誓ったそうです。保護する以上、威嚇攻撃は繰り返しになりますが、その度にひよしまるくんさんの真摯な対処を読んで、私も毎回気持ちを引き締めています。
怖いです。不安です。女だからって負けたくないし、といって喧嘩の勇気もありませんが、でもそれ以上に自分を(助けを)待っている子あれば絶対不当な力に屈したくないです。
嵐が過ぎ去るまで、いましばらく頑張って待ちましょう。いざという時マンパワーで何らかのお力になれる場合は、いつでもここから号令かけてくださいね。雨続きます。決して体を冷やしてご無理なさらぬよう。
河原の子達が明日も無事でいられますように、私も毎日祈ります。
2008/03/20 00:23:26

うさねこ wrote:
ひよしまるさん、いつも猫さんのお世話ありがとうございます。
自分より弱いものを苛めて何が楽しいのでしょう。
そんなことをするのが自分と同じ人間だと思うと情けなくなります。怖い思いをした河原猫さん、ひよしまるさんを思うと辛いです。
遠く離れていますが何か私にできることがあればと思います。
2008/03/20 00:33:40

竜田姫 wrote:
子供だろうと大人だろうと冷たい残忍な人間っているものなのですね。
そこにいる弱い存在が疎ましいだけでなく、直接あるいは間接的に虐待したり殺したりする…時々本当に人間不信に陥りそうになりますが、ひよしまるさんのように弱い子らに優しい手を差し伸べてくださる方もいらっしゃるのが救いです。
精神的にもお辛いでしょうが、どうぞお体に気をつけてくださいね。
私もうさねこさんと同じで、なにかお手伝いできることがあればいいのにと思っています。
2008/03/20 01:21:09

ちよまる wrote:
さむいですね。春がきたと思ったらまた冷たい雨。悲しいですね。猫さんたちは何も望んでないしひたすら生きているだけなのに。陽だまりの中で皆ぬくぬくにこにこ共存できないものでしょうか。人間がいる限り猫も地球もいぢめられ続けるのでしょうか。かわいそうです。みんなかわいそうです。今日は思う存分泣きましょう。何もできない自分のために、慈悲ぶかき人たちの勇気のために。
2008/03/20 02:00:46

んー wrote:
春休みになり、公園でもとんでもない所まで子供たちが入り込んでいます。
余分なモノは置かない・・これに尽きます。
猫だって馬鹿じゃないから、危険を察知して逃げたり隠れたりするはず。
猫が無事だったことに感謝しましょう。
2008/03/20 09:26:17

ヒロシ wrote:
本当に腹立たしいですね。
このガキ共の親の顔を見てみたい。
どういう教育をしてるのやら…。

近くに住んでいたら、お役に立てるかもしれないのに…。
関西在住ゆえ…。

変な輩も多いですから、充分お気を付け下さい。
2008/03/20 13:48:13

みさねこ wrote:
こんな人間(子ども?)が平然として生きていける世の中、間違ってますよね。
モンスターペアレントに飼育(放置?)されたモンスターチャイルド。
自分にとって都合のいいことしか認めない、自分にとって邪魔なものは始末する
迷惑なものは排除する、という考え方が通用して当然と思っている人たち。
日本という国は滅びるんじゃないかとさえ危惧します。
時々は絶望的な気持ちになるけれど
健気に生きている子たちを見れば踏みとどまって頑張るしかないです・・・。
猛暑の夏も厳寒の冬も猫たちにとって脅威ですが
春という季節は人が怖いです。
ひよしまるくんさんと河原猫さんたちの無事な毎日を祈ります。
2008/03/20 20:14:12

yasu wrote:
動物に対する人間の行動のランキングがあれば、日本はワーストテンに顔を出す様な気がします。今度のことが子供の仕業だとするとますます悲しいことです。クマちゃん達を連れに行った時に親子で河原を訪問して、洋ちゃん達と遊んで下さった優しいお嬢さんのような子供がふえるといいのだが。親の躾か子供の資質か、親の躾の責任の方が重いような気がします。あの時は、猫達も喜んでサーヴィスしてましたよね、ひよしまるくんさんも楽しかったですよね。あの時の写真をあの方におわたししたいものです。猫達が無事なのがせめてもの慰めです。
2008/03/20 21:11:12

猫屋敷と太陽のママ wrote:
子供の仕業でしたか、、子供と言っても容赦ないやり方ですね。子供の親が猫嫌いとかでしょうか、、子供と聞いてゾッとしました。何かうっぷんがたまっているのでしょうか?怖いです。みなさんがおっやるように、猫たちが無事?だったことが救いです。精神的なショックは計り知れないと思いますが、、以前若者が子供たちの遊び場で暴れていたので注意した事があります。本当は怒鳴りつけてやりたかったのですが、すみませんが、、、とお願いする形でしかできませんでした。結局聞いてくれませんでしたが、、今回は子供ですが、やはり弱い者いじめは許せません。いたずらの域を超えてると思います。
2008/03/20 22:04:13

ひよしまるくん wrote:
外の猫たちが何とか生きていけるよう助けることは、容易ではないと承知しています。無関心でもいい理解してくれなくても良いからせめて、そっとしておいてもらえないだろうかというささやかな願いさえも、砕かれるときは砕かれるのです。
いつでも逃げられるよう警戒を怠らぬよう人に慣れすぎぬよう 願わなければいけないのが悲しい。
見ていないので、実際何が起こったのかを知るのは、もっと後になるでしょう。みんなが本当に無事かどうかもまだ確認できずにいます。挫けずにまた猫たちの河原へ通います。コメントに込められたいろいろな思い、様々な考察、力になります、ありがとう。
あしたは晴れますように。
2008/03/20 23:09:04

mimi wrote:
ひどいなぁ。近くの小学校の通学路になってたらその学校に動物愛護推進委員の人といっしょにいって
もっときちんと道徳、動物愛護を教育するように
いいにいくんだけど・・・。実は私は猫のベット
とか、冬とか必要だとは思うけど、作った事がありません。やはり目立つと猫が危ないから。それでも公園の猫たちは元気に何年も暮らしてます。

道具などは極力目立たないようになさってるとは
思いますが、時々場所を少しかえてみるとか
してみたらどうでしょう? 草とか何かで覆っても
飛んでしまうし、難しいですね。えさを挙げるだけでもすごい労力なのに、まったくソガキには困ったものです。親の育て方にも問題があるね。多分。
2008/03/22 15:50:27

んー wrote:
MIMIさん。
この地には、まだ『動物愛護推進員制度」はないのですよ・・。
2008/03/22 18:17:12

mimi wrote:
そうでしたか・・・残念。じゃあ地域パトロールもないですよね・・・・・。子供を対象にした
ボランティア団体がこちらには、いくつかあります。そういうところに問い合わせてみるのもいいかとおもったけど、なさそうですね・・うん・・
困った。警察とか、自治会とか地主さん。
そんな所でしょうか?
2008/03/24 09:01:14

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