Wed, 12 Mar 2008

投げられた箱



目立つ餌場は危険

緑の中の黒白猫

白猫も危険

葉っぱの色に合わせて
擬態するバッタ

猫のみなさん、見習いましょう

猫たちにごはんを与える場所は
ずっと一カ所だった。
時間的な制約のなかで
一人でできる事の精一杯を考えたら
そういう形になった。
ところが、
猫たちの事情が見えてくると
それも考えてあげなければと思うようになり
餌場は5カ所に増えた。
いくつもの場所を私の移動に合わせて動く子もいるし
ここと決めた場所から動かずに待つ子もいる。


ミス河原ポイントには
ミス河原 という黒猫に関わった人の多さから
いろいろな歴史がある。

土手の下の藪を背に
ただ大きな木の根元にごはんを置く。
何の工夫もなく
特別なこともなく
いちばん人目につきやすい。
お皿を持ってきた人、
お皿を固定しようとした人、
水を汲み置くようにした人、
それぞれがあの親子を見守っている。
転がっていたスチール製の錆びた箱に
誰かが予備のお皿とか入れている。
以前猫たちが濡れずに食べられるようかざされた傘は
何度も壊された挙げ句、風にも叩かれ
藪の中で朽ちている。

今日、猫たちに良い感情を抱いていない誰かが
スチールの箱を、入っていたお皿ごと藪に投げた。
私が行ったときは元の場所に納まっていたけど
原っぱにいたT夫妻、Oさん、Mさんが
投げられた箱を戻してくれたのだと知った。
そういえば餌場から離れていくブーの姿が見え
大きな声で呼びながら下りていったのに
配膳しても遂に来なかった。何かおかしな感じがした。
危険と感じる何かがあった事は間違いなし。


あの箱を元に戻したら、投げた人はもっと逆上して
嫌がらせがエスカレートする可能性もある・・

わたしは悪い予測をした。

帰りにTさんたちが、木の裏側に目立たぬよう
置き直してくれた。

猫たちは身一つで生きている。
何かを置けばそこを拠り所にする。
猫は簡単には捕まらない。
危険と感じたら逃げるはずだ。
猫が癪に障ると
猫たちが拠り所としている「もの」に八つ当たりする。
蹴ったり投げたり水をかけたり火をつけたりする
かなしい人間が いる。
その暴力を受ける理由
意地悪をされる理由をいつも考える。
防ぐ手だてはないかと いつも考える。


ミス河原、サム君、ブー、
白ママ、ハッチ、筆、ズーズー、ミルク、洋ちゃんアミちゃん、コキジ、クロスケ、
トラぴん黒長、コシロ、曲がりしっぽのクロ、サリー、ビータン、黒丸、
キジ丸、ケイちゃん、ムギちゃん、とっと。
ヒゲゾウは足の怪我を乗り切ったようだ。足を着いて歩く姿を
みんなが見たらしい。
残念なことに、ヨーコママもヒゲゾウも、姿を確認できなかった。
確認猫数25。
猫缶大8個ごちそう缶1個+現場で追加猫缶2個ごちそう缶2個小6個、ごちそうドライ600gドライ300g、薬入りa/d缶1個、ミルク500ml。カイロ38枚。



河原の子達が明日も無事でいられますように

Comments


yasu wrote:
また人災ですか。人災は、どの程度エスカレートするかわからないのが不気味ですね。対応も難しいし気分が滅入ることですね。人心は荒廃するほうに進んでいるのでしょうか。動物愛護に取り組む人数も着実に増えているように思いますが、意識の格差が広がっているのでしょうか。一種のいじめの変形としての行動みたいに思います。総白痴化(幼児化)が着々と進行しているようで怖いです。
2008/03/13 00:58:26

tad wrote:
ネコの問題というより、その人の心の問題ではないでしょうか。
ノラネコに手を差し伸べる人がいて、その手をねたみ、嫌がらせをすることで溜飲を下げる。
ネコと関係ないところでも、同じことをしているでしょう。つかまえてカウンセリングするわけにもいきませんし・・悩ましいですね。

うちの実家の庭はネコの通り道だったようで、糞をしていくこともよくありましたが、ネコのちょっとした行動を許容できずに暴力に及ぶような人が近所にいなかったことが幸いです。糞尿よりそっちの方が怖いし、迷惑です。
2008/03/13 09:34:39

ちゃぺ wrote:
いつも拝見させていただいております。
野良猫や野良犬、人に飼われそして捨てられた人馴れした動物に対しての虐待が非常に多いことを、最近知りました。
そんな記事を読んだり知ったりするたび、胸が痛くなります。
人に捨てられて体ひとつで生きている子たちが、
無事で過ごせますように、
これ以上人間におもちゃのように扱われませんようにと、願うばかりです。
2008/03/13 12:41:47

nyandoll wrote:
とてもデリケイトで難しい問題に
言葉を残してくださってありがとうございます。
始終危険にさらされている猫たちよりも、自分の方が不安がっていて情けないです。
弱いものへの暴力やいじめを「ゆるさないぞ」の姿勢で生きるつもりです。話してもわからない相手の場合は、猫に倣って逃げるしかありませんが、石を投げた人をみたときは、後先かまわず投げた人に向かって走り出していました。
気持ちのねじ曲がったひとが世の中にいるのなら、そういう人をわざわざ刺激しないように気をつけなければと思います。何があっても猫たちを守ってあげなければと思います。
2008/03/14 01:00:08

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