Sun, 01 Jul 2007

捨て子


材木置き場に捨て子だ

片目がしょぼしょぼの三毛
280g 目薬(ゲンタマイシン)投与後

シッポがゴニョゴニョのキジ猫
280g

黒い中猫 初めて見る子

材木置き場に置かれた段ボールに
2匹の乳幼児が捨てられていた。
その「ヒトデナシ」の言い分はこうである。
庭にいた そうだ。
自分では何もする気がないし、
いてもらっても迷惑だから
捨てに来た らしい。
どなたか世話をして下さいと書いてある。
段ボールにはカリカリが少々と
両面テープで固定した瓶の蓋に、
ミルクが入っていた。
乳幼児たちは、当然ながらそれに口をつけていない。

もう一つ丁寧なことに、暑さへの配慮だろうか
温めてあげなければならない乳幼児たちに
保冷剤を敷いていた。
それを避けて箱の隅で身を寄せ震えていた。
仔猫たちを手提げ袋に移してから、
段ボールを保冷剤ごと小さく潰して捨ててきた。
ヒトデナシの尻ぬぐいをする悔しさと言いようのない憤りとで、頭が白くなりそうだった。

母猫は仔猫が箱詰めにされるのを見ていたろうか。
人間に取り上げられたら
もはやどんなに強く賢い母猫でもどうにもならない。

これはゴミがころがっていたのとはわけが違う。
母猫の必要な赤ちゃんなのだ。
生き物をこっそり捨てに行くのは犯罪だ。
庭のある家に住んでいる立派な人間なのに、
容赦のないことこの上ない。
慈悲の心の欠片もない。
かりに身に覚えのないゴミが庭に落ちていたとして
人にその片づけをさせるだろうか。
心があればこんな事はしない。
ミルクとカリカリと保冷剤。私が気がつくよう、箱の一辺を開き、仔猫が這い出した場合に備えて、2匹ですと教えてくれている。頭に来た。

集まっていた人々が消えて、静けさが戻っていた河原。
ズーズーは最後にやっと現れ、姿を見るまで気を揉んだ。怖い思いをして隠れていたのだろう。
サリーもそうで、しばらく待つうち、やっとグランド方面からやってきた。人を避けて身を隠す場所が、野球小屋のまわりよりもっと危ないかもしれないことを、サリーは分かっていない。

仔猫の気配にみんなドンヨリしてしまった。
だれも近付かない。
ごはんを食べていても落ち着かず、
泣き声でも聞こえるとイヤそうに逃げていく。

去年のいまごろ、デビルマンを発見したあたりで、見慣れぬ黒猫がうずくまっているのを見た。
土手を下りてカリカリを置いてやると、薮へ逃げ込み、私が離れてからそっと出てきた。
仔猫を連れての帰り道、その黒猫が、土手の上を走っていた。帰り道を探すべくそうしているのか、あるいは、知っている誰かを捜そうとしているのか、走り方が危なかった。道路の方へ駆け下りていきそうだったのだ。最初に会ったあたりで川側に土手を下りていくのを見てから自転車を止めて、今度は缶を持って土手を下りた。ビクビクしていたけど、缶を開ける音に反応して足を止めた。明らかに人に世話をされていた猫だ。お皿に盛った猫缶に這うように近寄り、ぱくっと銜えると逃げていって、離れたところで食べている。飛び込んだ薮の近くへお皿を寄せてきた。この子も多分捨てられたのだろう。
明日もいるだろうか。


ミス河原、サム君、ブー、小夏、シロママ、ハッチ、モップ、シンクロ、筆、ヨーコママ、花子、キジ丸、ミルク、トラピン黒長、コシロロボ、こきじ、コハチ、洋ちゃんアミちゃん、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、黒丸、クロスケ、ヒゲゾウ、サリー、シィトットララ、ズーズー。
確認猫数32+捨て仔猫2+初顔の黒猫(高速高架近く)
猫缶大8個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶3個小8個、ごちそうドライ500g、ドライ500g、ミルク500ml。
家に戻ってから仔猫の体重を量り、顔を拭いてお尻を拭いた。おなかはパンパン。ミルク授乳失敗。猫缶のゼリーの所をチュパチュパ食べた。蚤発見。レボリューションには生後6週より使用可 と書いてある。二匹でくっついているため、蚤取り薬を使ってよいものかどうか思案中。スヤスヤ寝ていても、痒いのかぴくぴくしている。

どんなに会いたくてももう二度と
お母さんに会えないのだよ
スヤスヤ眠る仔猫たち




河原の子達が明日も無事でいられますように

Comments


しろくさ wrote:
こんばんは。
猫を捨てる連中を何と言いましょうか。。。。
私ども夫婦は「人間の屑」と呼んでいますが、ひよしまるさんのおっしゃる「ひとでなし」というのもありですね。

我が家では通勤路に突然現れたあきらかな捨てられ猫を何度か保護したことがあります。
初めてご飯を食べさせた時、あまりにかっこむために激しく上下する背骨の浮いた背中を見た時に胸にわいた、「捨てていった奴は今どんな気持ちでテメエの飯を食ってやがる!!」という気持ちは毎度毎度烈火のようで、結果自分も焦げつくせいか心底気分が悪くなります。
猫にはこれっぽっちも罪はなく、こちらを見上げるその顔を見れば「怖い顔してましたかー?ごめーん♪」と、怒りは一瞬で鎮火してしまうのですが。

子猫にたかったノミの件ですが、私が獣医さんに捨てられ子猫を連れていったときにはスプレータイプのフロントラインで対処しました。
スプレーは買取りだったのでまだあるかも。家に帰ったら探してみます。

昨日のサリーちゃんのことや、何から何まで、何と言葉をおかけすればよいのやら。
河原は暑いので、くれぐれもお体に気をつけてください。
2007/07/02 00:01:20

ゆたぽん wrote:
ヒトデナシー絶対許せない!!!
2004年8月末 台風の夜
うちの車庫に捨てられていた2匹の仔を思い出してしまった・・・と言うか忘れた事などないけれど
夜中の3時頃 私達バカ家族3人 一晩中頑張ったんですが 生まれて数日?の仔猫 助けられませんでした(涙)
ここまで書いたのに もう先は書きたくありません
ごめんなさい
誰か知りませんが止めて下さい
猫が沢山居るとこなら良いなんて思ってしたなら最低!なやつだよ あなた。
2007/07/02 00:28:08

ひよしまるくん wrote:
フロントラインはスプレータイプのものも現在持っています。ただ、二匹で身を寄せており、時々お母さんのお腹を探しあぐねて相手を舐めているため、使って良いものかどうかと・・
一匹だったら迷わずシュッシュします。明日獣医さんで聞いてみましょう。
フリースを必死でまさぐる仔猫が哀れです。
2007/07/02 00:38:37

猫ママ wrote:
やっぱり「ひとでなし」だよ!!
言いようのない怒りを感じます。

尻拭いしたくないけど捨てられた子猫には罪はない…
何時もやりきれない思いですよね…

母猫は子を思い子猫は母を思い…辛いです。

必殺仕置き人になりたい…本気で思ってしまいました…!!
2007/07/02 02:11:52

しろくさ wrote:
再度こんばんは。
獣医さんは手馴れたもので、台の上で子猫をコロコロ転がしながら満遍なくフロントラインをシュッシュしていました。
子猫たち舐めあっているんですか、可哀相に。
フロントラインって口に入るとアルコール成分のせいで唾液がたくさん出るんですよね。
子猫たちがノミや寂しさやその他もろもろに打ち勝つよう祈っております。
2007/07/02 02:18:19

hitomi wrote:
黒猫さんは母猫ではないのですか?ずっとご飯をあげていて避妊しないまま冬越したら予想通りの結果になって頃合いを見ながらもう捨てに行っても大丈夫だと判断したのでしょう。その場所を知っているのは以前にキャンプ場へ来た人間だからでしょう。我が家のチー子もマンションの敷地の一階の駐車場の住人でもほんの一部の人しかわからない場所でこのマンションの猫が子育てしているのを知っている人間にどさくさにまぎれて置いて行かれて生後十日位でおっぱいも飲めず他の兄弟より小さく日向で熱中症ぎみでうずくまってました。個人の私有地で住人も立ち入らない資材置き場に夜中にそっと置いて行ったのです。前日に保護したクマコを病院に連れて行く時にエントランスへ直行しないで裏の方から子猫たちの様子を見がてら出かけようとしなかったらどうなってたかわかりませんでした。日本人ってほとんど昔と考えは変ってないし。保護する施設も都市部でさえ未だにないし、アニマルポリスがあり、大金持ちが私財を投じて保護活動をしているアメリカでさえ犬猫の殺処分頭数は日本の10倍の900百万頭以上だそうです。人間ってこの地球でどんな意味を持つ生き物なんだろうか誰か答えれる方がいらしたら教えてほしいです。子猫たちフロントラインでもレボリューションでも子猫用なら大丈夫ですよ!うちは最高15匹くらい同時にいて使いましたから。黒猫さんも問題ですね。母猫ならすぐ発情し出すのでひよしまるくんの御近所さん御協力お願いします。
2007/07/02 03:20:27

すみれ wrote:
動物虐待を目の当たりにすると
当事者(動物)への
痛ましい思いとともに
そんなことを平気でする人間がたくさんいる
ということがおそろしい。
わたしの職場にも,
人間にはにっこりしていてわからないけど
絶対いるに違いない
ヒトデナシたち。
2007/07/02 05:24:09

ちゃま坊 wrote:
こちらも子猫こねこ仔猫の日々が続いております。
迷わずフロントラインスプレーを使って下さい。生後2日から使っていいことになっています。
ぬれると体温を奪うので、一度に全身にかけなければ安全です。
その体重だと歯が生えかけだと思います。
A/D缶を食べさせるといいです。
2007/07/02 08:58:36

んー wrote:
そちらにも出ましたか・・。
この時期はどうしようもないわね・・。
で?。今、2匹はどこに?。
2007/07/02 09:18:24

シマクロクマ wrote:
ほんとに人でなし! 人間のくずです!
捨てられた子猫がどんな悲惨な目にあうか!
この子たちはひよし丸くんさんに保護していただいて悲惨な目にあわずにすみました。子猫ちゃんのこと本当にありがとうございます。
うちのシマとクロも4匹で捨てられ2匹はカラスに・・。そのこたちのことを思うとくやしいです。
シマクロは平成6年7月1日うちの子になりました。可愛い洋ちゃんと同じ13歳です。ひよし丸くんさん本当にありがとうございます。xfv658
2007/07/02 19:03:12

ひよしまるくん wrote:
私が河原で見ることが、河原だけの特殊なことでなく、全国津々浦々いたるところにあることと同じなのだと、寄せて頂いたコメントから痛感します。
捨てられた猫たちの痛ましさも、私たちの胸の痛みも、雨の日に草の葉を伝って落ちる露のひとしずくで終わったら口惜しすぎる。
誰の目にも留まることなくひっそり果てていく命に思いを寄せて、助けられる限り助けていきましょう。助けられる限り・・そう言って力を絞って下さる人が増えたら、乾いた世界がいくらかは、マシなものになるように思うのです。みんなが流した涙の分だけ潤いますように。
2007/07/03 01:11:24

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