Mon, 11 Jun 2007

へたれカラス


いつも諦めていて
滅多にせがまないけど
クマちゃんは抱っこが好きで
くったり力が抜けている

シンクロも諦めていて
自分からは言ってこないけど
抱き上げるとすまなそうな顔をして
じっと見る
それからくったり力が抜けていく

余り食べないから変だなあと思ったら
オエッオエッ
吐いていた
ダイジョウブカ?ぴんちゃん

ぴんちゃんはへたれないで
元気でいてくれなくちゃ

「これどうしよう」
おじさんが掴んで見せてくれたのはカラスの子で、
まるで呆けたように
パッカッ
赤い口を開けて
じっとしていた。
「うわ・・カラスだ」

飛べずにグランドの近くでうずくまっているのを
猫に襲われたらかわいそうだから
捕まえてきたのだそうだ。

しばらく口に猫餌を入れてみたり
気つけにミルクを飲ませてみたり
・・・
最終配膳ポイントに集まっていた子達は
自分たちに注意が払われていないのを察し
つまらなそうにもそもそ食べながら、
カラスに夢中の私たちを取り囲んでいた。

特に怪我はしていないようだけど元気がない。
巣立ちが早すぎたのか、
高いところから落下したのか・・
親カラスがじっと見ているような気がして、
だとすればそれは
心中察するに余りある事態であったため
「カラスの子はカラスに任せましょう」という事になった。
グランドのベンチに置いておじさんが戻ると
子ガラスはポツネンと座ったまま動かない。
そのうちヨタヨタ歩いてベンチを降り、
羽を動かしてみたりしている。
全然飛べずに またうずくまる。
これに反応した小夏とサリーから
カラスを守るためにおじさんがおりていくと、
頭上に5~6羽のカラスが舞い、けたたましい声でなきわめいた。
へたれの子カラスは、
おじさんが近寄ると一丁前にあーあー騒ぎ、
口をパカパカ開けて威嚇する。
見晴らしの良い河川敷の真ん中で、ひとりで途方に暮れていた。
親も仲間も助けに来てくれそうになかった。
見ているのかいないのか、
さっきまで騒いで飛び交っていたカラスたちは
どこかへひっそり隠れてしまった。
見捨てたのかな。
猫ごはんを両足で器用に掴んで持ち去るカラスだから、
あの子カラスがちょっと大きかったとしても、
その気になれば運べるだろうに。

もう少し目立たないところへ置き直してやると言うおじさんと別れた後、
洗い物の籠を竹薮へ戻してからキャンプ場の材木置き場で、シンクロ小夏クマちゃんに追加を食べさせ、クマちゃんシンクロ小夏の順で抱っこした。

ガオの道へ戻っていくと、随行員をパスしていたズーズーやヨーコママ筆ちゃんが再結集し、こそこそ花子も走っていた。
どのお皿もきれいに食べていた。
餌台のは、多分モップが食べていったのだろう。
ズーズーの背中についていた草の種を取ってやり、後追い態勢の小夏を窘め、ねぐらへ帰れと諭した。

ミス河原、サム君、ブー、ズーズー、小夏、シンクロ、ハッチ、筆、シロママ、ヨーコママ、花子、ミルク、キジ丸、クロスケ、トラピン黒長、洋ちゃんアミちゃん、コシロ、ケイちゃん、ビータン、コキジ、コハチ、ヒゲゾウ、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、黒丸、シィトットララ、ムギ、サリー。
確認猫数33。
猫缶大8個ごちそう缶小4個、薬とサプリ入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶2個小8個レトルト2袋、ごちそうドライ200g、ドライ1kg、ミルク500ml。

これは大人のカラス
今日の子は尾羽が無かった




河原の子達が明日も無事に生きられますように

Comments


tapirs wrote:
おじさんや、わんこのおばさん、ひよしまるくんさんの周りには色んな優しい方が集まりますね。
カラスだって必死で生きてるんですよね。でも強いものだけが生き残れるルールなのでしょうか。もしかしたら人間も同じ???
ハッチくん、頑張ってますね。お薬入りゴハン、もくもくと食べ続けているんですね。彼の名前が出席者の中にあるよう、いつも確認しています。ひよしママもハッチくんもがんばれ。
2007/06/11 23:18:50

みさねこ wrote:
大人カラスは子猫を襲うけど子ガラスは大人猫に襲われてしまう。仕方ないとはいえ厳しい世界。
どこまで人間が手を出していいのかは難しいところですが、救える命は救わなければ・・・ですね。
ずいぶん前のこと、赤ちゃんスズメを保護したのですが何せマンション暮らし。
で、親が見つけやすいようにと1階の庭先に赤ちゃんスズメを置かせて頂いたところ、どこからか猫が瞬時に現れあっという間にその赤ちゃんをくわえていってしまった・・・のでした(-_-;)

猫さんたち、みんなかまって欲しいんだろうなぁ。
撫でられたり抱っこされたりするとすごくうれしそうだもの。
2007/06/11 23:37:15

hitomi wrote:
残念ながら親鳥はひなを運ばないんですよね。あと一週間もすれば巣立てたかも、同じ場所で猫とカラスは飼えませんね。懐いても猫にやられちゃうし、うちも親から離れたばかりの時からいつも一羽でふらっと遊びに来るカー助と呼んでるカラスがもう8年になりますが今でも時々遊びに来ます。お隣の猫と友達だったので子猫がわんさかいた時も悪さはしませんでしたし、彼女を連れてきたり振られたり去年は12,3羽でもてない君の合コンやられて10日くらい大騒ぎでしたが、無事カップルになってそれからは団体では来ません。キャットフードは非常食なのかこの時期はほとんど食べないです。野生だから自由に飼育はできないし、この時期どこでも起きていることとはいえ目の当たりにすると辛いです。
2007/06/12 03:39:11

ぴぴ wrote:
いつも諦めていて..シンクロも諦めていて...
ん~・・じ~んときます。
猫さんと暮らせないけど、抱っこ役なら、
大喜びの幸せ気分でしてあげたいのに・・

いつも諦めていて・・・
いつか、その日が来たら、猫おばさんになる♪!
2007/06/12 08:24:28

んー wrote:
去年はカラス(萌え)を拾って大変だった・・。
子カラスが口を開けるのは、真っ赤な口内を見せて幼鳥をアピールして、餌を口移しで貰うためよ?。
親鳥サイズになっても、口内が赤ければ幼鳥です。
尾羽がないのもまだ幼い証拠だわね・・。
『萌え」も最初は鞘羽でした。
画像、送らなかったっけ?。

「自然の摂理」「野生動物に手を出すな」と言われても、実際、目の前に落ちてるとそうも言えない・・。
さて、どうなることやら・・。
2007/06/12 09:29:19

ひよしまるくん wrote:
tapirsさま~
ハッチに応援アリガトウ
男名だけどハッチはおばさん猫です~
女名だけどアミちゃんはおじさんでして
河原の子達の名前性別が分かりづらくてすみません

みさねこさんの保護雀・・合掌・・
その猫に代わってゴメンナサイ

hitomiさん カー助と8年!のつきあいですか、、
もてない男の合コンで大騒ぎっていうのもなかなかです。都市部のカラスは、営巣の材料集めも、食料探しも、創意と工夫に富んでますね。

ぴぴさま
はやく「その日」がきますように!

んーさま
保護主が愛情たっぷり注いだ萌えカラス、あんなカラスは見たこと無いと、遭遇したみんなが唖然としました。
人に慣れていない猫の「教育係」ができそうな子でしたね。
野垂れ死ぬのも「自然の摂理」「野生動物に手を出すな」と、猫たちへのエサヤリを非難されたことがあります。捨てられた猫たちは野生動物じゃないんだけどなぁ・・
2007/06/14 02:27:01

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