Sun, 18 Dec 2005
北風と太陽
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何という風だったことか。 川面を舐め 河川敷の土埃を巻き上げながら ごーごー吹き殴ってくる 冷たくて弛みもなく なにもかも巻き込む勢いで 寒波の北風が来た。 朝から、3匹の猫を手術に運ぶ算段で気ぜわしく動き回った。 河原の準備もうちの子達の世話も、自分の食事も身支度も どう言ったらいいのだろう ・・・そぞろ。 ケージを風呂敷包みにする大きな布を3枚用意しなければ・・・探しながら、カバーを作るのに丁度良いキルト布(コタツ敷き)を見つけた。じっくりファスナーや紐をつけたりする時間はないので、スナップボタンを打ったらどうかと材料を探し、手縫い糸と針、メジャーにチャコなど、現場で作成しようと荷物を纏めた。鋏もトンカチも猫舎に置いてある。久しぶりに河原を訪ねてくれたじゅんこさんが、私よりずっと早く到着。ピンちゃんやまさおくんのガンバリを誉めながら、配膳とカイロ交換を手伝ってくれた。 キャンプ場と原っぱは、ボーイスカウト関係者と子どもたちで埋め尽くされていた。人、人、人の包囲網の中身動きつかず、これはもうダメかと弱った気持は、この寒い日に風の中を歩いてきてくれたじゅんこさんと、ごはんの気配にポツポツ戻ってきた猫たちのおかげで立て直せた。 河原の猫たちは私の太陽。 じゅんこさんが去り一人になると、竹やぶの中の寒さに震えた。手も足も凍えてしまい、それよりも何よりも風と一緒に飛んでくる砂埃がひどくて、カバー作りは断念した。一度家に戻って、猫たちを預かって頂く予定のUさんと、ケージを持って応援に来てくれるレーコさんに連絡し、お昼をかっ込んで猛然とケージカバーを作り始めた。何とか4時までにミシンをかけ終わり、病院へ連れて行きたいマルちゃんを抱えてレーコさんの車に乗って河原へ向かった。河原を埋め尽くしていた人の波は引いたあとだ。 おじさんの住まいを訪ねケージを渡し、少し待って女の子2匹を預かった。昨年5月に産まれたシトラの娘たち、、、暗くなってしまい急いでいたので顔も見ていない。手術から戻ったらじっくり見せてもらおう。拵えたカバー2つで間に合った。夕方5時。Uさんに2匹を預けに走って、その足で病院へ急いだ。治療を終え、家まで送ってもらった。レーコさんたちには最後の大仕事を助けてもらって、本当にありがたかった。口の痛みで一昨日から飲まず食わずで引きこもってしまったマルちゃんが、私の傍らに戻ってきた。手を伸ばし、ぴったり寄り添って眠る顔をながめ、安らかな温もりを感じながら、互いに安堵した。 我が家の猫たちは私の太陽。 おじさんの所の残った男の子は、 2匹を送り届けた時にあらためて預かる予定だ。 新ちゃん、白ママ、ヨーコママ、クマちゃん、シンクロ、ハッチ、マダラ、ミルク、小夏。 まさおくん、トラピン黒長、コシロクニクニロボきじお、ビータン、黒丸、ケイちゃん、洋ちゃんアミちゃん。 昨年8匹一斉に手術に運んだ猫たちのうち、前足の片方が白い子「サリーちゃん」(写真下)は、今日預かったキジちゃんたちと一緒に駐車場の木の下のごはんを食べている。木の下に食べるごはんがないと竹薮へも来る。夕方、グランド横の水場近くで、サリーちゃんと同じ境遇の「トニーちゃん」(写真上)という白黒の子を見た。吹きっさらしの河川敷でうずくまっていて、寂しげだった。近くへ行こうとしたらズンズン川の方へ逃げた。不憫だ。 猫缶大7個ごちそう缶小4個+現場で追加ごちそう缶大3小2個、ドライ1.5kg、猫ミルク500ml。 確認猫数23+手術預かり2 |
