Wed, 15 Nov 2006

「ごちそう缶」打ち明け話


 ぴんちゃん 基本形


 日に当たっていると崩れてくる


 伸びきったところ


 「毎日こうなら
 言うこと無し だよ」 


毎日わたしが
ごちそう缶、と勝手に呼んでいる猫缶は
知らない人が聞いたら
「一体どんなに豪華な缶なのだろう」
と思われるかもしれない。

実はたいしたことはないのだ。
基本猫缶170gを、
特売価格で一個30円ほどで購入する。
これが基本であって、
それ以上の値段の缶は全部「ごちそう缶」になる。
値段が高ければ高いだけ、それなりのことがあり、
開けたときの香り、トッピングの+α、味、色、緑茶消臭成分入り、等々に
猫たちを喜ばせる工夫と嗜好が凝らされている。
私一人では到底
これだけの「ごちそう缶」を
供給し続けることは出来ない。
頂く缶には、
河原の子達に食べさせてあげて欲しいという
気持が込められているから
なお
おいしい。

前にも書いたような気がするけど・・

昔私は「欠食児童」という言葉を知らなかった。
あまりにもよく食べるので
まるで「けっしょく児童だ」と母が呆れて言ったのを
「血色の良いこども」と誉められたのだと
勘違いしていたことがある。

一日2回、3回食べているお家猫たちに比べたら、
河原の子達は一日一回に勝負をかける
欠食猫たちなのだ。

よいか ミナノ者!(ここで突然声を大きくする)
拙者本日日頃のケチ根性を捨てて
大判振る舞いに出たのじゃ。
心して食べよ!

なんて
殊更なことはない。ただ仕込み時間が無くて、
カリカリを小鍋一杯ふやかして
混ぜ混ぜしていられなかっただけ。
基本缶を缶切りで空けている時間も惜しまれて、
ついプルトップのごちそう缶を多用した。
美味しいとみんなのワンストロークかっこみ量が大きくなって、早く片づく。

泣く子も黙るおいしいごはんが出来た。
配っていると、あっちこっちから
ひーんひーん(わたしはまだよ)
あーんあーん(こっちにも持ってこい)
と悲鳴に近い呼びかけを浴びるのだが、
手際よく配っていくうち
シーンと静まりかえって
クチャクチャぺちゃくちゃはぐはぐあうあうあう

猫たちが食べる音だけになった。
いじめっ子も
いじめられっ子も、
確保したごはんに向かって
一生懸命食べた。

ひとしきり食べ終わってからも、
追加の缶を開ける音「パッカ」
を聞くと、
またムラムラして集まる。

これでもかというくらいに
沢山食べさせ、
片づけも終わり
誰も寄ってこなくなった所で
物陰に潜んで待っていた小夏が寄ってきた。

小夏にもちゃんと食べさせた。
元気なのを確認して
今日も頑張ったねと言った頃
待ってくれていた雨が落ちてきた。
雨の中帰っていく私を気遣って
小夏はそっと姿を消した。

急いでどこかに潜って消えていく
雨の河原の猫たち

また明日ね。
明日のごはんがいつものに戻っていても
そっぽを向かずに食べておくれ。



ミス河原、マダラ、シンシンブー、モップ、筆、曲がりシッポ、白ぶちズーズー、顔の大きな黒猫、小夏、シンクロ、シロママ、ヨーコママ、クロスケ、キジマル、トラピン黒長シッポ、コキジ、コシロ、ロボ、洋ちゃんアミちゃん、クマちゃん、ケイちゃん、ミルク、ビータン、黒丸、花子、ヒゲゾウ、コハチ、影丸、ムギ、ララ、鈴首輪のトラキチ、チビチャトラ。
確認猫数35。
猫缶大5個ごちそう缶10個+現場で追加ごちそう缶10個小8個、ドライ1.5kg、ミルク500ml。


オマケ画像  くろながしっぽ
「満腹でございます」


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Comments


しじみ wrote:
ごちそう缶の謎がやっと解けました、ほっ。
週末の餌場で,プルトップ缶を25缶立て続けに開けたら、腱鞘炎になりました。
えさやりは、体力だけじゃなく、筋力も必要なのだ!

いろいろあるけど、今日も無事にご飯が食べられた、ささやかな幸せをかみしめて・・・
2006/11/16 23:16:51

ひよしまるくん wrote:
しじみさんの所も大体同じペースで消費されているようですね。
こちらおよそ30個ずつ開けています。
そちらひょっとして全部ごちそう缶なのでは?
腱鞘炎は大変。慌てて急ぐと力が入ってしまうのでしょう。くれぐれも気をつけて下さいね。
その痛くなった手、即湿布! 
2006/11/17 00:30:48

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