Mon, 03 Oct 2005
椿三十郎
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河原猫たちの緑地の手前に 何も遮るもののない平たい河川敷がある。 草も刈られたあとだから、川からの一段目と 土手に続く2段目がのっぺり良く見える。 草刈り後の土手に、真っ先に頭を出してきたのはイタドリ(アカザ、またはスッカンポ)の葉っぱ・・自転車を止めてじっと見た。「食べられる野草」というポケット図鑑を持って北海道を歩いた時、この茎の皮を剥いで食べたことがある。19歳だった。 特にこれといった取り柄のない(と言ったら怒られそうだけど)成長の早さ(生命力)が自慢の草だ。 頭とシッポにちょっとクロの入った白い猫が 歩いていた。 ただぼんやり歩いていて、目指す方角は 猫たちの場所から離れて行く。 新ちゃーん 呼んだらこちらを見上げて私と気づき 向きを変えた。 土手上を走る私と一緒に、下を平行に走った。 早い早い、新ちゃんが走る。 息も切らさず ガオの道に到着した。 親しげに体を寄せて、 表情は変えず、ニャアとも言わずに挨拶し、 配膳する私の手元をじっと見た。 これで静かにお食事してくれたなら、 なーんにも問題はないのに、 ほとんど食べずに 原っぱについてきて 竹藪に入ってきて 行く先々でみんなを不安にさせた。 鼻先を寄せて勇敢に新ちゃんの匂いを確かめる子もいて 新ちゃんもじっと相手を見ていて 聞こえるか聞こえないかの小さな声で低く唸る。 みんなそそくさと離れていく。 まるで怖がっているみたいだ。 テーブル上で食事が済んだピンちゃんも 奥に引っ込んだまま近寄らなかった。 ガオの道でマダラたちが おじさんの所で小夏が 新ちゃんに襲われているので、 何か事が起こらぬよう緊張して見ていた。 新ちゃんはテーブルに上がってみんなを見下ろした。 竹藪を出る時、そんな風だった。 やさぐれているわけではないけれど、居るだけで皆の者縮上がる点、新ちゃんは「椿三十郎」みたいだ。 新ちゃん、ハッチ、マダラ、シンクロ、白ママ、タビちゃん、ヨーコママ、ミルク、まさおくん、トラピン黒長、コシロクニクニロボきじお、ケイちゃん、ビータン、洋ちゃんアミちゃん、キジ丸、小夏。確認猫数22。 猫缶大6個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶2個小4個。ドライ1kg。猫ミルク500ml。 写真上 アカマンマと蝶 写真下 緑のクローバーと赤い葉脈のイタドリ |
