Sun, 25 Sep 2005
小夏唖然
|
起きて心配だった外を見て拍子抜けした。 雨は降っていない。 この分なら大丈夫。台風は南の海上を、高気圧に挟まれた形で北東にゆっくり進んでいるようだ。念のためレインコートと長靴で出かけた。西風が強かった。 マダラ、ハッチ、シンクロ、花子、白ママ、ヨーコママ、タビちゃん、まさおくん、ピンちゃん、コシロクニクニロボきじお、強子、ビータン、ケイちゃん、トラちゃん、キジ丸、黒長シッポ、旧シンクロ。まさおくんは今日は大丈夫、ピンちゃんと競うように食べていた。 出てきた子達に片っ端から配膳し、それから河川敷に下りて大量のお皿を洗った。ゴルフの練習、ジョギング、犬の散歩・・こんな日でも出かけてくる人はいるのね。 小夏を待っていたらシンクロが来た。アミちゃんも来た。アミちゃんはあんまり風が強いので落ち着かなかったようだ。少しだけ食べると退散。食べかけのお皿が吹っ飛んだ。少しずつ洗っては水を汲んで飛ばないように重ね、飛ばされると拾いに走り、いつもより時間がかかった。シンクロは慣れない場所のため、人や犬や車が来るたび逃げて戻りを繰り返し、そうこうするうち小夏が私を見つけて走ってきた。甘えん坊の鉢合わせだ。小夏が私の後ろへ回り込んでいつものようにごはんにかかると、シンクロも負けじと同じ場所に陣取った。二人それぞれごはんがあるのに、シンクロは小夏のお皿まで取ってしまい、小夏は場所を明け渡して私たちから離れた。シンクロの勢いに、さすがの小夏も唖然・・だった。 木の下に置いたごはんは、洗い物が済んで帰りがけに覗くとほぼ食べ終わっていた。誰が食べたのか不明。 シンクロが竹薮入口でピンちゃんに襲われた。ギャッと言う声に飛び出して行くと、転がってぴたっと止まったシンクロを仁王立ちでピンちゃんが睨みつけていた。ここへクルナ、おまえなんか入れてやらないぞ! という強い意思表示だ。 ・・やれやれ。。 三国志のおじさんに米4合と乾しうどん3束水4?届けた。 既にどこかの施設に移って、河原にはいないかもしれないと期待していたのに、そこにいた。 水も汲みに行けぬ状態だからと警察の方に頼んだのに、あれから2週間、結局無視放置されたままだった。 おじさんの所に、甘えん坊の新ちゃんが時々訪ねて来るそうだ。 チャップリンの映画で「野良犬の生活」というのがある。 おじさんの暮らしは猫たちと変わらない。 どういう事情があってそうなったのか 一人で何の活路も見いだせぬまま 孤独な家のない暮らしを続けている。 足が駄目になって、状況は更に悪くなった。 おじさんが水を受け取って、俺なんかより猫の方がずっときれいに暮らしているな、みんな太っているし、と笑っていたけど、自嘲混じりの寂しい笑顔だった。 人も猫も、生きていかなければならない。 ただ生きていくために生きるのかもしれない。 誰だって辛いことより楽しいことが多い方がいい。 楽しいことが多ければシアワセダと思っていた。 違う。ほとんどが辛いことばかりでも、 その中にちょこっと嬉しいことがあるだけで、 それなりにシアワセダと思えるのだ。 新ちゃんや、おじさんをまた訪ねておくれ。 足が良くなりますように。 今日のお皿洗い、 強い風の中にしゃがんで黙々と洗う私を 何匹かのねこたちが見守ってくれた。 私こそ猫たちに見守られている。 嬉しかった。 確認猫数21。 猫缶大5ごちそう缶小4個。現場で追加ごちそう缶大2個レトルト4袋。ドライ1kg。猫ミルク500ml。 写真上 ピンちゃん 写真下 ピアスがついていた頃のロボちゃん |
