Mon, 09 May 2005

頭の痛い問題


早起きすると、日が延びていると実感できる。
早朝の土手を歩いている人が結構いて、
学生の集団(部活の朝トレ)も走っていて、
みな堅い意思で土手に繰り出しているため
空気まで堅くしている。
夏に鳴く蝉みたいに
せっせっせっせ(ナツカシイフレーズダワ)
歩いているし走っているし・・
私の自転車は少しがたがきて、ギコギコ井戸とイイ勝負になってきた。これで飛ばすと、人が怖がる(と思う)。
河原の猫たちは、沿線道路を行き交う車の轟音から私の自転車の音を聞き分けていて、近づくとわかるようだ。

ミス河原親子会えず。
ガオの道で、マダラとハッチと白ママヨーコママ。
竹薮で、ピンちゃんトラちゃん、コシロクニクニ、キジオ、まさおくん、アミちゃん洋ちゃん、ロボちゃん黒長。ケイちゃん。
原っぱ隅の倒れ小屋に、コキジとクロスケが見えた。前に立てかけた板が倒れていて、中が丸見えになっていた。竹藪へ容易にこられない子達の砦になっている。片づけたのは2回。一度目は地主のお爺さんに、原っぱに拵えた猫温室の撤去を申し渡されたとき。二度目はそれから一年以上経って、空にした倒れ小屋が再び猫仕様になっていたとき。随分前のこと。あのときUさんご夫妻に手伝って頂いて運んだゴミは、相当な量だった。
地主のお爺さんの神経を逆なでせぬよう全て撤去した2回目の大掃除のあと、もう一人のエサヤリの人が猫たちのために再び築き直した。目立たぬようにと色々なものを被せるのが、かえって目立たせているように思うのだけれど、発想に隔たりが大きすぎて話が通じた試しが無く、現在は目をつぶっている。良いか悪いかはさておき、そうするほか無かった。同じ猫たちに関わりながら、方法を統一出来ないジレンマがある。私もそんなに立派にやり遂げているわけではないし、人を責めたり指図したりするだけの根拠も余裕もない。猫たちにも、たった一箇所に全部を集めておけない「群れ」の問題がある。はじき出される子が実際にいる。
外の子達に箱ものを置いてはいけない、かえって危険に晒すことになる、という意見があるのを承知している。猫はバカじゃないからどこかしらに自力でねぐらを見つけると聞いて、なるほど、確かに、と思っても、河原のような拠り所のない緑地でどうやって雨風凌ぐのだろうと思うと切なくて、何か置いてやらずにはいられなかった。結局、そうしてやらないではいられなかった、わけで、やりたくてやってきた。そうするのが正しいからそうした、わけではなかった。竹やぶの中の猫アパートをきれいに維持するのは至難の業だ。こんな所に猫たちを留めて置いてはいけない、みんなを少しずつ保護してお家を見つけてあげるのが本当の意味での「保護」なのに、できずにいる。これでいいのかな、と、心の底でいつも迷う。自分のやっていることが「正しい」と確信できずに、ひとを責めてはいけないのだ。

コキジとクロスケが、丸見えになった小屋の前でポツネンと座っているのが、不憫でならなかった。
お昼に通りかかった友人が確認してくれた小夏と影丸を入れて、本日の確認猫数19。

写真は デビュー当時のピンちゃん ママと一緒
    生粋の河原猫なのだ。


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