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大晦日
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やけに寒いと思ったら、また 雪が落ちてきた。 今年を振り返る、なんて事の決してない猫達と、 来年はどう?なんて事も言わず 昨日と同じように一生懸命食べる姿を見回しながら 黙々と同じ事を繰り返す。 手が千切れそうな水? これも自分で決めた必要事項だから 恩着せがましくは言わないよ。ねこたちや。 みんななんて健気なんだろうね。 ウツクシイよ。 毛並みが乱れ 汚れていても、 洟を垂らしていても、 ほら、 何かあればあんなに元気に 見事に走るんだから、 どうってことない。 毎日見せてもらえてシアワセダ。 ウツクシイとシアワセダ、 この二つの言葉を言わせてくれるねこたちや、 ありがとう。 雪の中、大晦日の忙しい中、 Uさんがご主人と、特製猫ハウスを届けて下さった。 一緒にミス河原たちのゴミ溜まりを片づけながら、 あたたかい寝箱を2つ設置してきた。 今年最後の日記に 使う写真は・・ チーコと猫ダンゴ。 |
Thu, 30 Dec 2004
猫の世話と人間の世話
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雪はあっという間に消滅。 河原に汚い雪だるまが淋しく残っていた。 ミス河原、親子でお出迎え。 次の薮へ行く途中、花子が見知らぬ黒白猫と一緒にいたのを発見。花ちゃん!その子誰や? 聞く間もなく2匹で逃走。 ガチャ、白ママ、ヨーコママ、ハッチ、マダラ、並んでお食事、シトラに会えず。 原っぱ&竹薮は、サンピン兄弟、チーコ、コシロ、トラちゃん、キジオ、アミちゃん洋ちゃん、まさお、ケイちゃん、黒長、ロボ、そして一ちゃん。一ちゃん、膝の上に乗せたらうっとりくつろいでいた。冷たい耳を手のひらで包んだりさすったりして温めてやった。洗い物に行って小夏にもデリバリ。私のそばで食べていた。遠巻きに小夏を見ていた黒白猫、見覚えがある。亡くなったおじさんの所の子だったかも知れない。コハチじゃなかった。届けてやったごはんに気が付かないのか隠れていて、カラスに横取りされてしまった。高い所へ置き直して来たけど、あの子も食べられますように。 河原の帰り道、ある新築の分譲住宅前でいきなり老婦人に呼び止められて自転車を下りた。病気で寝ているのに、起きたら誰もいない、鍵が開かないから来て助けてくれと言う。話しているうち彼女の病気を察した。落ち着きが無く、立ったり座ったり足踏みして体を揺らす。心細かったのだろう。帰ろうとするとあれこれ言って引き留める。外に鍵もかけずに置いてきた自転車を寄せに行くときも、そのまま帰ってしまうつもりでしょうと怒る。おかずとみそ汁を温めて、ごはんをよそってあげた。急須が見つからなかったのでお茶を諦め白湯を注ぎ、ストーブをつけ、洗濯物をしまって戸締まりし、話し相手をしてなだめたり励ましたり、一時間ほど家族の帰りを一緒に待った。紐で繋がれた猫がいた。猫トイレの掃除をして、猫に水とごはんをあげて床に飛び散った砂をきれいにしているうち、ご主人が帰ってきた。見知らぬ人間がいきなりいたので驚いたようだ。私もこういう経験はしたことがなかったので戸惑った。 老婦人の話は支離滅裂、奇々怪々だった。突っ込んで聞き直すと「頭がぐちゃぐちゃだからわからない」と顔をしかめる。目の焦点も定まっていなかったような気がする。映画ミザリー、ヒッチコックシリーズ他を思い出した。 もしもまたこういう事があったら、どうしたら良いんだろう。 このままではまた上がり込むだろう。 写真上下 5月末に猫舎で見つけた「ビビマル」 今年の仔猫はこの子だけだった。 大きくなったかな? |
Wed, 29 Dec 2004
初雪
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この冬初めての雪が降った。 起きて外を見ると大きな固まりがヒラヒラ舞っている。 止まっている車は雪をかぶって、お菓子の家みたいだ。 支度をして出かけた午後は雨が混じっていたので、 自転車で走れた。多少冷たくても、河原に走って行けたから良かった。悪天候だから人がいない。 完全防備で寒くなかった。顔が痛かった。 二重にした手袋、着く頃にはすっかり濡れてしまった。 ミス河原ポイントは、誰も出てこなかった。 誰もいない所で、ドライと、混ぜごはんと、ミルクをセットしてきた。セーターを敷いた箱には猫が入った気配なし。 カイロも交換した。 次の薮でマダラが待っていた。 傘を茂みの下にやっと広げ、多めに一皿。 シトラが体を濡らして走ってきた。 寒い寒いと訴える。もう一皿作って置いた。 早く食べて濡れない所に避難しておくれ、 そして ごめんね。何もしてあげられなくて・・ 竹薮も閑散。雨の日バージョンで何とか配膳した。ざわざわひしめき合って、猫舎下が賑わっていた。まさおくん、チーコ、コシロ、アミちゃん、洋ちゃん(サブ猫舎の寝箱にいた)、サンタ、ピンちゃん、ロボちゃん、クニクニ、キジオ、トラちゃん。姿を見たのはこれだけ。洗い物にグランドへ行く。小夏もさすがに出てこなかった。水が冷たくて手が切れそうだった。雪が降り続ける河川敷には、誰もいない。静まりかえって気持ちが良い。シャーベットになった水たまりを、長靴の先で蹴りながら歩いた。 外置きの個室寝箱にカイロを一個追加。寝箱に入り始めた子達を驚かさぬよう、一箱一箱静かにカイロ交換していった。26枚使用。トラちゃんがいつまでも奧の餌台で地蔵様になっていた。ミルクを飲みに、座っているトラちゃんを押しのけるように入っていったアミちゃんを、動かずにじっと見て、それから背中を舐めてやった。トラちゃんって、すごく優しい。 確認猫数 13。 一ちゃんがどこにもいなかった。 ミス河原たちとどこかで合流して暖を取っているのかな?だったらいいんだけど・・ 写真は今日のじゃなくて、何年か目の雪の日 |
Tue, 28 Dec 2004
和気藹々
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ミス河原、舌が出ている。 あっかんべぇしたまま土手を上がってきて 盛んにスリスリした。 膝に乗せて顔を寄せじっと見て、 そーっと撫でながら「それ引っ込まないの?」 ・・・一瞬収まってまた出た。 サム君と同じ太り具合だ。 並んで歩く親子の後ろ姿は、とてもプリプリしていて可愛い。 ガチャとシトラに会えなかった次の薮を経て竹薮へ。 タヌキ不在。 一ちゃん健在。 小夏のためにレトルトパックとドライを持って洗い物に下りていくと、アミちゃん黒長、後からまさおくんがついてきた。小夏はすぐに出てきて、ガツガツ食べた。黒長がいつ飛びかかるかと気が気でなかった。遠巻きにコハチが来ていたので、そちらへも置きに行った。一度逃げたコハチ、時間をかけて戻り、何とか食べていたようだ。グランドまで洗い物についてきた子達と和気藹々、戻る道も楽しかった。 カイロ25枚。今夜は結構寒いぞ。 確認猫数 23 猫缶大14個 猫ミルク500ml ドライ1kg 無事終了。 写真上 ビータンを竹薮から追い出して追いかけるピンちゃん 意地悪証拠写真 写真下 ツゲの木の黒い実 |
Mon, 27 Dec 2004
寝箱のタヌキ
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竹薮に一ちゃんが増えた事もあって、テーブル下の寝箱(個室)にも昨日からカイロを入れることにした。 手を伸ばして畳んだ毛布の間に手を差し入れ、 昨日のを出して新しいのを・・あれ 誰かいるぞ。重くてカイロが先へ進まない。 毛布の間で手をもぞもぞ動かしても じっとしている。一体誰かと覗き込むと・・ タヌキだ! あーーー!!タヌキが寝箱に入っていて、 こちらを見たまま固まっている。 かかかかかかカメラカメラだ、と慌てて出しているうち、件のタヌキ音もなく外へ出て、竹薮の竹すり抜けて奧へ逃げてしまった。 なんだかぷーんと臭かったのは タヌキのせいだったかも。 あんなに近くにいたなんて。 寝箱の暖かさを覚え、あちこち日替わりで箱に入ったら、疥癬は瞬く間に猫たちに移る。フロントラインを毛布にかけておかなくちゃ。はー・・ためいきだ。 サム君、花子、マダラ、シトラ、ガチャ、白ママ、ミルク、ペレ君、ヨーコママ、ハッチ、コシロ、一ちゃん、まさお、トラちゃん、ケイちゃん、洋ちゃん、アミちゃん、サンタ、ピン、クニクニ、キジオ、チーコ、ロボ、小夏、コキジ、黒長しっぽ。確認猫数26+タヌキ1。カイロ25枚。ミルク500ml。ドライ1.5kg。猫缶大16個。 2004年最後の一週間が始まった。 写真上下 どこかできっと生きているよね ちびまゆ |
Sun, 26 Dec 2004
疥癬対策
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気温はそれほど低くなかったのに、土手に出ると風が強くて、肩に力が入った。 タヌキの疥癬について情報をいただいたので、獣医先生に問い合わせてみた所、早速薬を用意して下さった。(本当にありがとうございました) 薬をごはんに混ぜて、体についた疥癬ダニをやっつけるしかない。猫たちに被害が及ばぬうちに、イソゲイソゲなのだ。 まさおくんは口内炎があるようだ。 まっちゃんが悪くなり始めた頃を思い出し、不安でたまらない。まさおくんほ、魅力的な猫さんなのだ。 近いようで遠く、遠いようで近く、 いつも行けばそこにいる。 古株河原猫の代表みたいな子だ。 苦しませたくない。元気でいて欲しい。 一ちゃんは原っぱで出迎えてくれて、昨日と同じように竹薮でお食事した。ミス河原たちとお別れしてきたのだろうか。 無理に抱えてあちらのエリアまで送り届けるのはやめた。彼の意思に任せる。こちらがいいなら、ここにいてくれたらいい。 愛しの一ちゃん、それでいいのね。 確認猫数 28 +タヌキ1 猫缶 大17個 ドライ1.5kg 猫ミルク500ml カイロ25枚投入 写真上下 落ち葉の中のヨーコママ |
Sat, 25 Dec 2004
一ちゃんの居場所
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サム君とミス河原がエサ台に揃って待っていてくれた。 ミス河原は食欲がない。叩き相手の一ちゃんがいないので、弾みがつかないのかも。 次のポイントは、シトラ、マダラ、白ママ、ミルク、ヨーコママ。ハッチ、ガチャ現れず。 原っぱで一番に目に入ったのは一ちゃんだった。自転車を止めて駆け寄り、一ちゃんをハグハグして再会を喜び合った。一ちゃんはちょっと迷惑そうだった。 一ちゃんもみんなと一緒に竹薮へなだれ込んだ。特に誰かが気にして苛める気配はない。すっかり竹薮の子みたいになじんでいる。 洗い物に行って、小夏と会った。抱っこすると喉を鳴らしてフミフミする。じっと見つめる。小夏を残してさっさと行ってしまうのがかわいそうでならない。駐車場土手の中腹に目立たぬよう小夏のためのドライを置いて、食べているうちにそっと行く。 戻るとタヌキが来ていた。一ちゃんがいなかった。 まさおくんが登っていたツゲの木の中にいた。 ガオの道を先へ進んで藪下のお皿をまとめてから引き返し、首根っこを掴んで一ちゃんを木から下ろし、抱っこしたまま松林まで運んで下ろした。 どういうわけだか、呼んでも呼んでも動かなかったのだ。 原っぱの方がいいのかな?ミス河原たちとお別れするつもりなのかな?自転車を引いてもう一度ミス河原たちのエサ台に行き、一ちゃんを呼んでみたけど来なかった。 居場所は一ちゃんに決めさせてあげよう。 お節介も無理強いもやめよう。 サム君を抱っこして撫でながら、一ちゃんが戻るのを待った。私の声を聞きつけるとボールのようにころがり出てきたのを思い返して、この変化に戸惑った。 写真上 薮を背に日向ぼっこするクニクニ 写真下 一ちゃん |
Fri, 24 Dec 2004
一ちゃん連呼
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一ちゃんに会えなかった。 皆勤の一ちゃんが2日も出てこないなんて・・ トラックの往来激しく、探しながら落ち着かなくなり、誘導係の人に聞いてみた。同僚を呼び寄せてその人にも聞いてくれた。事故もなかったし、猫はいっぱいいて誰が誰だか分からないと言う。呼び疲れて今日の所は諦めた。 アミちゃんとまさおくんのテンションが高くて、洗い物の籠を持っただけで走り出した。下への降り口で、鼻先で互いに押し合って「おまえは来るな!」と争っていた。構わず置いて先に行くと、アセアセ並んで一緒に追いかけてきた。 グランドは重機とトラックですごいことになっている。 小夏が来た。その後から、げげっ、黒長が来た。黒長は竹薮にいないことが多くなっていたけど、小夏のいるおじさんの所へちゃっかり入りこんだみたいだ。それでもって、小夏を苛める。こなっちゃん、男どもに負けていられないわっと、鼻息を荒くして私を独占。どどどどどーっと轟音立ててトラックが過ぎ、まさおくんと黒長が薮に飛び込み、アミちゃんは工事看板の下に隠れ、小夏だけ私の傍らに張り付いて残った。小夏、看板に向かって立てたシッポをふるわせ、マーキングのかまえ。シッコは出ていない。格好だけ。戻ってきた黒長、悔しかったのかいきなり小夏に襲いかかった。うわっ、ひ、卑怯者!と一喝。結局どうなったかというと、楽しげに跳ねる男3匹従えてキャンプ場に上がっていく私を、小夏が寂しげに見送ってお終いだった。小夏もただいじめられっ子じゃなかった。太っ腹で根性のある子だ。ヨシヨシ。 確認猫数 23 シトラを一瞬抱っこ。 写真上 息が苦しそうで心配なチーコ 写真下 後ろ足が再びハゲ始めたまさおくん タヌキの病原菌もらっちゃったのか縲怐H! |
Thu, 23 Dec 2004
誕生日
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天皇誕生日。 誕生日を祝ってもらう猫は、そう多くない。 我が家で誕生日が分かっているのはヒヨシだけだ。 マルちゃんはへその緒をつけたままどぶ川に流されていたので、保護された日の前日が誕生日とされている。 私の誕生日は、父が役所へ届けた日らしい。本当はいつなのか定かではない。証拠品はみな消えていて、生んだ母の記憶も当てにならないから、その点実に「猫的」と言える。自分の誕生日にプレゼントを催促する事はあっても、子どもの誕生日のために特別なことをした試しがない母によって、記念日と無縁な人というのはいるのだと知った次第。(もしも私と認識がずれていたら、こんど会ったときに訂正してね>お母さん) ただ流れていく歳月に、一年、また一年と区切りをつけていく日だから嬉しくもない。なんて言ったらひねくれているかな? 特別な日を持たない猫に、なんとなく親近感を覚えるのだ。 ミス河原ポイントにガチャが来た。一ちゃん不在。サム君がガチャを急襲、二匹で薮へ突っ込んでいった。 洗い物に下りていくと、 冷たい風がぴゅーぴゅー吹く河川敷最下段のグランド一帯、土盛り工事のトラックが埃を巻き上げて行き来していた。トラックの誘導のために立っていたおじさんが、「冷たくないですか?」と声をかけてきた。水の冷たさより、埃がひどくてマイッタ。 洗い物が終わっても小夏が現れないので、大きな声で呼んでみた。 こなつー、こなっちゃーん、こなつぅー。 声が届いたのか出てきてくれた。持ってきたドライをそばまで行って置いてやり、竹薮へ戻った。 竹薮にタヌキ氏今日も現る。味をしめてしまったのね。 もう一度ミス河原ポイントで一ちゃんを呼んだ。 いっちゃぁーん、いっちゃぁーん・・ ガチャが出てきた。 一ちゃんにはとうとう会えなかった。 今日はグンと気温が下がって、明日もさらに寒いらしい。 みんな無事でいてね。 明日も明後日も 無事でいてね。 写真上 今日のピンちゃん 写真下 今日のシトラとマダラ |
Wed, 22 Dec 2004
タヌキ
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ふと見ると、竹藪奥のエサ台にのっそり、シマの入った焦げ茶のシッポをたらした奴が入りかけていた。色合いから洋ちゃんだと思ったすぐ後で、背中が禿げてシワシワしているのに気づき、背後からそっと近寄って顔を見て仰天。 狸だ! あちらこちらで「河川敷にも狸がいる」とは聞いていたが、実際に見たのは初めてだったからぎょっとした。獰猛な目つきだ。というより、奧目なのでそう見えたのかも知れない。細い鼻をすこし上にもたげ、ありついたごはんに向かったものか、逃げたものか、迷っていた。結局食べずに竹藪奥へ消えた。 ホームレスのおじさんが仔狸に紐を付けて引いているのを見た人もあり、そいつが育ってお散歩中だったのか、どこかの山から排水溝を通って河川敷までやってきたのか・・・・ 狸と猫は仲良く共存というわけにはいかなそうなので、これからどうなるだろう。もしもひとりぽっちの流れ者だったら、心細いだろうな。 クニクニが太って、皮下脂肪がでこぼこ揺れている。 綿詰めをしくじったぬいぐるみみたいだ。 確認猫数 25+タヌキ1 猫缶大18個、ドライ1.5kg、猫ミルク500ml カイロ24枚。 まみさん、カイロの宅急便 みどりさん レトルトパウチ猫フード宅急便 届きました。 ありがとう 写真上 洋ちゃん&アミちゃん仲良しカップル 写真下 日だまりの洋ちゃん |
Tue, 21 Dec 2004
雑記
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今年の河原を振り返ってみれば、 春の除草剤散布で痛めつけられた以外には にっちもさっちも的な事件は無かった。 心が痛んだのは、 河川敷暮らしのおじさんたちの身に起こった異変で 影響を受けた猫たちがいたことだった。 消えた子達を案じたり、 汚れたりくたびれたりした子達を案じたり・・ 心配事は波のように寄せたり引いたりだ。 お別れは突然来る。慣れることは無い。 でも、揺らがなくなった。 もしも猫たちの生きる目的が 動物学の本に出ているように 「種の保存」だとしたら、 私は猫たちからその目的を奪ったことになる。 そう思って落ち込んで、また顔を上げて考えた。 意義も価値もなくなったわけではない。 ただ「猫」という種をつなげていくために生まれてくるのでもない。河原の猫たちと私はあいこだから、無駄に生きているとは言いたくない。見つめればそこに、見つめ返してくる瞳を持った猫がいる。命の営みを眺めるたのしさ。期待される楽しさ。互いの変化に戸惑ったり喜んだりする楽しさ。私に人間らしい感情を呼び起こしてくれる猫たちをなんとか食いつないでいけるように助けながら、私も生かしてもらっていると感じることができる。 どんよりの日はどんよりだし、晴れ晴れとした日は明るい。 難しいことは考えてもきりがないから、 また明日、元気に会おうと思う。 鳥の隊列がVの字を作って頭上を過ぎていく。 大きい群れは20羽以上、小さい群れは6羽。どこから来て、どこへ行こうとしているのか。 川の水、鳥を飛ばす空、猫を生かす大地、虫たちの潜む草、 なにもかもが不思議だ。 写真上 哲学するヨーコママ 写真下 ヨーコママ「諸行無常よ、分かった?」 ハッチ「ヘイ」 |
Mon, 20 Dec 2004
一ちゃんの大移動
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ミス河原とサム君が元気に出迎えてくれた第一ポイント。 一ちゃんはどこや。 シトラが私を見つけて走ってきた第二ポイント。 マダラ、白ママ、ハッチ、ペレ君、ヨーコママ、シトラ。 てっきりここだと思った一ちゃんがいない。 ガチャにも会えず。 竹薮に入ってビックリ。 一ちゃんここまで来てたの?! 甘えモード全開で、「待っていたよーん」の頭突きを繰り返し私の足元に張り付いた。ピンちゃんサンタ兄弟、目を点にして一ちゃんを囲み、結局何もできずに見つめるばかりだった。一ちゃんは全くお構いなしで、目が合っても「なあに?」「ボクになんか用?」「でもボク今忙しいから後にしてね」みたいなことをフニャラフニャラ言いながら、相手にならない。 全部終わってから、一ちゃんをそのままにしておくべきか迷った。いなくなってから苛められたらかわいそうだし、元はここにいた子だったとはいえ、あちらでの暮らしの方が長い。結局、この前のようにミス河原たちの所まで送り届けた。 河川敷内のグランドなどに土を盛る工事が始まり、トラック他大型車がしきりに入ってくる。この道を越えて行き来するのは危険だ。 一ちゃん、あまり動いて心配させないでおくれ。 写真上 竹薮にいた頃の一ちゃん 写真下 手術に運んだときの一ちゃん 全然触れなかったなんて、 今から思うと信じられない |
Sun, 19 Dec 2004
人出
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大変な人出で河原猫ポイントは大騒ぎだという情報有り。 12月は確かに大集結するんだっけ。お餅つきとかもあったっけ。人混みの中のデリバリは避けたほうが良さそうだったので、午後の遅便にする事にした。 ベランダで植物に水をやり、大きなヒヨシを抱っこしていたら、 猫を見せて下さいと近づいて来た人がいた。好きだけど飼えない所に住んでいるから羨ましい、外で見かけるだけで幸せな気持になるという。50歳は過ぎているおじさんだ。緊張して固まったヒヨシを愛おしそうに撫でてくれた。 河原だったら見放題なのにな。 友達にだってなれるのにな。 短い時間だったし、奥さんを待たせていたようなので河原のことまでは話せなかった。 「猫が好き」おじさんは、笑顔も優しい。 河原には人の波が引いてから着いたので 猫たちはいつも通り集まった。 昼間の日射しのぬるさで気を緩めると、 暮れてからキビシイ。 帰りは寒かった。 Uさんから「特製寝箱」提供の連絡をいただいた。 マーチ&ラブちゃんの家から、河原猫たちに宅急便が届いた。 写真上下 ケイちゃん 外暮らしなのに、飼い猫以上に美しい 健康に恵まれていつもぴかぴかだ |
Sat, 18 Dec 2004
結婚式
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サム君は、恐る恐る近づいてきた花子に気づくと、譲るようにエサ台を離れた。ミス河原も一ちゃんも不在だった。 ガオの道に入ると、シトラやマダラが元気に走ってきて、ガチャもヨーコママも白ママも集まった。一皿ずつ滑り込ませながら覗くと、はて、シロキジ柄のヨーコママではない子がいる。肩身狭そうに小さくなって食べていたので最初は分からなかったけれど、なんと一ちゃんだった。竹薮を終えてガオの道へ戻ると、一ちゃんがまだ頑張っていて、盛んに甘えてくる。ガチャも私に近寄れない。一ちゃんをミス河原ポイントまで送ろうと思い、名前を呼びながら自転車を引いて歩き始めた。以心伝心、一ちゃんもついてきた。一ちゃんを連れて渡らなければならない駐車場への滑走路を、大きなクレーン車が四苦八苦して下りようとしていた。一ちゃんがたまげて逃げてしまわぬよう、過ぎるのを待つことにした。クレーン車は大きくてなかなか曲がれない。やっと行ったので先へ進んだら、また大きな車が沿線道から上ってきた。 誘導のために立っていた人が、待っている私に先に行くよう合図するので、一ちゃんと突破しようと一気に進んだ。一ちゃんは恐くて畑に突っ込んで身を伏せ、先に行ってしまう私を追えずにすがるような顔で見ていた。 道を隔てた向こう側で一ちゃんを待ち、重機を積んだ車が過ぎてから呼んだ。どたどた走ってきた。カワイイ。 そうやってエサ台の所まで一ちゃんを連れ戻し、空の器を回収。 午後弟の結婚式があったので、てんやわんやして出かけた。 新郎新婦で一生懸命準備した結婚式は、 とてもあたたかかった。 話が飛ぶけど、 うちの近所に、鼻の周りにおかしな柄の入った黒白猫のいる家がある。水色の車の上にチャトラもいる。 飼い主が、「ジャズするべえ」の監督だと聞いてびっくりした。 監督はどうやら猫好きらしい。 写真上下 ガオの道で何してるだ?の、一ちゃん |
Fri, 17 Dec 2004
青梗菜
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確認猫数 23。 一ちゃん、どこかへ出かけたのか現れず。 竹薮では、ピンちゃんが不在で気を揉んだ。しばらくして駆け込んできた。最初の顔はぶすっとして「ってやんでぇ」だ。この顔を見るとなぜかほっとする。 ピンちゃんがピンちゃんで居られなくなる日が来ませんようにと、いつも祈っている。 竹薮に隣接する畑に来る人達は、変わらず表情が硬い。 畑作業の間連れてきた犬を放していて、猫がうろつくのを許さない構えだ。うっかりいつもの調子で行き来したらどうしようとヒヤヒヤする。猫たちもその人たちに疎まれているのを知っているのか、出席率が下がる。遠くからの子達は待機、なのだろう。 君子危うきに近寄らず だ。 すこし離れた所で畑をやっている老婦人と、最近会うたびご挨拶するようになった。亡くなったおじさんの所から散り散りになった猫たちの消息が聞けた。遠くへ行ったわけではなくて、彼女たちのやっている畑近くで生きているようだ。 一ちゃんと遊んでいたり、ガオの道でしゃがんでいたりするとき声をかけられる。土手の上を通りかかった老紳士が立ち止まり、帽子を取って、「今日は」と笑う。はて?どこかでお会いしたかしらと挨拶を返して首をかしげると、あとからやってきた奥さんが「主人です」とニッコリし、彼が続けた「お世話になっています」という言葉に「猫が・・」と補足した。 収穫したばかりの青梗菜とカブをいただいた。 夜、絵を描く仕事をしているよしこちゃんが 河原猫たちの基本食「気○グルメ」の差し入れを持って、訪ねてきてくれた。子持カレイを煮、黒ごまとサツマイモを入れて炊き込んだごはん、水菜とクレソンと大根とリンゴのサラダで、晩ご飯を簡単に用意した。人と一緒に食事をすることはほとんど無いので、私たちを囲んだ猫たちを肴に、猫談義中心のお喋りも果てしなく続き、楽しかった。よしこちゃん、今日はテンション高かった。 水餃子のスープに入れた青梗菜 色も鮮やかでとても美味しかった。 写真 ピンちゃん |
Thu, 16 Dec 2004
頑なな兄妹
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やぁ・・ありがとうみんな揃ってくれて。 今日もいなかったらすっかり落ち込む所だったよ。 一ちゃんたちの無事確認。 カラスが遂にエサ台の中まで来るようになったみたいで、 器が外に引っ張り出されて散乱していた。 ク・・・ 見上げれば、頭上の枝に舞い降りたカラス。 あらぬ方を向いて無関心を装いながら、 それとなく仲間に合図を送っていた。 ピンちゃんは相も変わらず目を光らせて ターゲットになりそうな子を待つ。 コキジ姫さまとタビちゃんが襲われ追われた。 追われる前にしっかり食べていたので それだけでも良かった。 洗い物に行って、小夏と会った。 小夏が出てきたとき、コハチが同行していた。 私を見て引き返して行った。 コハチが軟化する可能性はなさそうだ。 コハチの兄・コシロも頑なだ。仕方ない。 あの子達を生んだ頃の白ママの恐さを、懐かしく思い出した。 仔猫を覗こうとしたらすごい迫力で威嚇されたっけ。 ガオの道復路、シトラをかまっていたらガチャがやきもきして 木に駆け上り わーわー騒いだ。 下りられないわけではない。 私はここよ 爪研ぎだってしちゃうし、 あっちの枝にも、こっちの枝にも、 ほれ、 この通り自由に渡り歩けるんだわ。 声をかけると いっそう激しくわめいた。 いいたいことが通じなくてイライラしているみたいだった。 確認猫数 27 カイロ24枚。猫缶大16個。猫ミルク500ml。ドライ1.5kg。 写真上 ガチャ 写真下 ガオの道で配膳しているのに気が付いたまさおくん わざわざ見にやってきて、 薮メンバーと並んで食べたりもする。 手前にいるのはシトラ。 |
Wed, 15 Dec 2004
特配
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ミス河原ポイントで、ここ数日ミス河原に会えず。 今日は一ちゃんにも会えず。だあれもいない・・・ エサ台でしょんぼり配膳していたら、 どうしたの?なにしてるの?という顔で サム君がやってきた。 ごはんを見ても素っ気ない。 どこかで誰かにもらっているのかな? 次に会ったのは、シトラマダラ白ママヨーコママ、それからハッチ。マダラと白ママの太り具合はまるで妊婦さんだ。知らない人が見たらそう思うだろうなぁ・・まさか不妊手術に連れて行かれないよね。ピアスはどちらもすでに取れてしまって久しい。 ガオの道でガチャに会えず。 竹薮も原っぱもシーン・・・・ 原っぱ向こう隅に、久しぶりに影丸を確認。 竹薮へは来づらいのだろう。 一皿届けてやった。特配その1 薄ら寒い曇り空で、みんな潜っていたようだ。 小夏が奧の餌台で、空の器を眺めていた。 昨日、大きい器に満杯にして2カ所に置いたドライも、すっかり食べ尽くされていた。 「良く来たね」と声をかけ、イイコイイコしてから猛然と配膳開始。 サン・ピン・黒長「追っ払い隊」トリオがぞろっと出てきた。 心配した小夏はすでに消えていた。 その小夏、、 グランド横で洗い物を始めたときは影も形もなかったのに、 いつの間にか私にピタリ寄り添っていた。 持参したドライの器(特配その2)に気がつくと、 体を私にくっつけたまま、熱心に食べ始めた。 飲料会社のトラックがごとごとやってきた。 ゴルフコース管理事務所の自販機まで河川敷内を走っていくため、ドライバーが下りてきて私のそばの鉄の柵を開けた。 小夏は大きい音に驚き、逃げたものかそのまま頑張るべきか迷っていて、結局私の陰に張り付いて凌いだ。 静かになると、いっそう熱心にドライを食べた。 最後の一粒まで食べきって、ゴミ捨てにもピタリついてきて、親にしがみつく子どもみたいで可愛かったこと。 バケツ一杯に汲んだ水を小夏が飲むのを待ってから、かじかんだ手でバケツと洗い物の籠を両手に提げ、ゆっくり歩いた。キャンプ場へ上がっていく所で、小夏は私を諦めた。 キャンプ場に金ちゃんがいた。竹薮へ入れず立ち往生していたので、こちらへもそっと一皿。特配その3。できることなら竹薮メンバーに食い込んで来なさいという意味の「誘いエサ」だ。まだ私を信用できないのか、少しでも動くとシッポを下げてこそこそ逃げていく。 猫たちとの時間は そんなこんなで今日もまた過ぎていった。 確認猫数21。カイロ24枚投入。猫缶大16個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。 写真上 ハッチ 写真下 草の中の兄ちゃん |
Tue, 14 Dec 2004
不調
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サム君、一ちゃん。 ガチャ、マダラ、白ママ、ミルク、ヨーコママ、ハッチ、花子、シトラ、ペレ君。 コシロ、まさお、サンタ、ピンちゃん、チーコ、クニクニ、キジオ、黒長、ロボ、洋ちゃん&アミちゃん、ケイちゃん、トラちゃん。確認猫数24。 日が沈んだあとを追いかけるように空が赤く染まり、 そこからゆっくり上を見ると、私の好きな細い三日月があった。 暗くなるのが早くて、5時をまわるともう夜だ。 不調。元気が出ない。どんよりしる。 ずっと前に暗記した英語のフレーズを口の中で繰り返しながら自転車を飛ばした。調子のでないときはこれもいい。 ブツブツいう間に家までの道のりを走破している。 写真上 お出迎え 写真下 4月にお別れしたまっちゃん |
Mon, 13 Dec 2004
とことん根性の悪い猫
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一ちゃんが待っていてくれた。 エサ台の中にサム君がいた。カイロ効果だ。 今日も一枚、入れてきた。 竹薮の本日の犠牲者はコキジ姫さまだった。 おいたわしや・・ ピンちゃんはあちこち食べ歩いて 自分のお腹が満たされると、 残ったお皿に葉っぱを被せてまわる。 他の子には食べさせない魂胆だ。 葉っぱだけなら何とか払えるけれど、砂や砂利までかけててんこ盛りにするので、駄目にされる前に直ちに対処しなければならない。本当に何とかならないものか、あの根性の悪さ。 する事なす事、目つきまでヒヨシにとても似ていて、 憎めない所がまた悔しい。 だから全力で他の子を助けてあげなければならないのだ。 奧の餌台付近をサンタと一緒にウロウロ張っていて、後から来る子を待ち受けているみたいだった。コキジ姫さまがギャギャッと悲鳴をあげ、駆けつけたときはみんな散ってしまった。 みんな仲良く食べて寝て 冬を上手に越えておくれ 寒さに負けるな! ピンちゃんに負けるな! 写真上 ピンちゃん 写真下 ヒヨシ |
Sun, 12 Dec 2004
冷え冷え縲鰀
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サム君が一人、エサ台(横にした衣装ケース)の中で寝ていた。 敷いてあるセーターはぺっちゃんこで、 雨模様で薄ら寒い日でもあり、 どうにもかわいそうだったので ここにもカイロを一枚入れてきた。 次の薮は、シトラ、マダラ、白ママヨーコママ、はっち。 ガチャとミルク確認できず。 竹薮は大盛況。 いざたけやぶへ!の前に、自転車を止めたとき、原っぱ隅にシッポの短い三毛他、ザワッと数匹動く姿が見えた。亡くなったおじさんの所のちりぢり猫たちがあそこに?! ならば・・と、竹藪に入る前に一皿作って置きに行った。竹薮へ向かっていた子達は私が違う方向に走ったので慌ててしまい、原っぱ隅へ集団で向かってきた。違う違う、こっちはたった一皿じゃ! ・・再びみんなを率いて竹薮へ。 まだまだ、こんな寒さは序の口さ 足踏みして、手を擦って強がってはみたが、 お皿洗いも冷たかったし、 シンシン冷えて寒かった。 途中で置いてくる量が増えたせいもあるが、 竹薮メンバーの食べっぷりも優秀で 大きな缶4個追加。 最後にやってきたキジマルが、 悪ガキピンちゃんの被害者になった。 一口も食べられずにキャンプ場向こうの薮まで追われ、逃げていった。あの藪の中はしばらく無人だったけど、前にいた人が戻ったそうだ。キジマルとか、ガオの道メンバーの誰かとかが、世話になっているようだ。会ってはいないけど、猫に優しい人のようで良かった。往路会えなかった一ちゃん、復路で確認。 確認猫数 24+原っぱ向こう組少なくても4匹 猫缶 大16小3個 ドライ1.5kg カイロ24枚投入。 写真 どちらも忘れられない フジコとノコちゃん |
Sat, 11 Dec 2004
瞬間芸
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カリカリを慎ましく一皿持って お皿を洗いに駐車場へ下り、グランド横へ。 桃太郎のおばあさんみたいに しゃがんでじゃぶじゃぶやりながら、小夏の姿を探した。 車の下を用心深く渡り歩きながら まずやってきたのはアミちゃん。 たどり着くと目を見開いてこちらを見たまま、 ドテッと転がった。 この「ドテッ」は、他の誰にも真似のできない妙技なのだ。 アミちゃんが来るのはこの瞬間芸披露のため。 受けが悪いと引き上げて行くのも早い。 アミちゃんを見て笑っていたら、いつの間にか小夏が来ていた。 待ち人小夏は、 洗い物籠の横に置いてあったカリカリを黙って食べた。 彼女のためのものであることを了解していた。 キャンプ場へ戻ると、まさおくんがぴたり並んで健気に歩く。 積もった落ち葉を踏みしめて歩く。 立ち止まって見渡せば、あちらにもこちらにも、ぽつり佇む猫が見え、ガチャも見え、落ち葉と草と猫たちが光に包まれて美しかった。みな首を回して私を見る。シアワセダ。 私が竹薮から出ると、待っていたガチャが駆け寄って来た。 (ピンちゃんに見つかるとアブナイから)「早く行こう、行こう」と促した。とたん、私の横を走り抜けたピンちゃんがガチャに飛びかかり、取っ組み合いになり、滅茶苦茶に毟られてガチャが悲鳴をあげた。蹴り返して応戦するもガチャ完敗。 ガチャの前に、ビータン、コキジも追われた。 ピンちゃん今日も絶好調、根性の悪さ衰えず。 怪我で駄目になっていたクニクニの左目に 青い色が戻っていた! 確認猫数27 カイロ23枚。猫缶大20個。ドライ1.5kg。 写真上 ニヤッと笑うアミちゃん 写真下 寡黙な小夏 |
Fri, 10 Dec 2004
マドンナ
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兄ちゃんの失踪について、 興味深い仮説が出た。 記録を辿ってみると・・ 9月16日かなり具合の悪そうだったクネちゃんは 17日さらに悪くなって喘いでいた。 この日を最後に、翌日から会えなくなった。 18日兄ちゃんが現れなかったので呼んで探し、19日も探した。呼ぶ声を聞いたのか、兄ちゃんは多分キャンプ場向こうの薮あたりから出てきて、あまり元気そうではなかったけれどエサ場に顔を出してくれた。兄ちゃんを見たのはその日が最後だ。 兄ちゃんは女の子にもてるタイプではない。どちらかというと男の子たちが勝手に兄ちゃんのまわりに付き従う兄貴タイプで、誰かをかいがいしく面倒見ることもあまり無かった。ふっと消えるので、寅さんみたいにさすらい癖でもあるのかと思ったが、今思えば、怪我や病気の時、姿をくらまして一人で耐えていたのだ。 クネちゃんが竹薮に居着くときの努力は涙ぐましいもので、誰彼かまわず必死で体をぶつけ、頭をすり寄せ頑張った。女の子にすり寄られる経験の少ない兄ちゃんにとって、クネちゃんのスリスリは結構こっぱずかしくもあり嬉しくもありで、つき合いで頭をゴンゴンやっているうち、惚れたのでは無かろうか。そういえば、私も兄ちゃんの頭突きを見ている。 そのクネちゃんがよろよろと竹藪を出ていくとき、 兄ちゃんはきっとついていってやったのだ。 どこまでついていったのか誰にも分からない。 19日はたまたま呼ばれて戻ってきたけど、 やはり心配で、またそばへ行って いつまでもいつまでも見ていたに違いない。 いつまでそばにいたのかは 誰にも分からない。 クネちゃんは美人じゃなかったけど、 兄ちゃんの「マドンナ」だったのかも。 確認猫数20 カイロ23枚。 ガオの道で久しぶりに会った鹿児島人のホームレスのおじさんに分けてあげたので、今日はドライ1,5kg使い切った。 猫缶はうちの子と合わせて大17個。 写真上 マドンナクネちゃん 写真下 寅兄ちゃん |
Thu, 09 Dec 2004
暖
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一ちゃんを呼んで3人が走ってきたのは久しぶりだ。 一ちゃんを呼んで一ちゃんだけの日があり、 サム君と一ちゃんの日と ミス河原と一ちゃんの日があって、 なかなか揃わなくなっていたから みんなで走ったら楽しかった。 次の薮もずらっと並んで 覗き込みながらお皿の数に気を使った。 竹薮は寝箱があたたかいので、 横着な子が増えた。 のっそりあとから出てきたりする。 こうしてあげられるのは竹やぶの中だけ。 他の場所でごはんを待つ子達には どうにもしてあげられなくて かわいそうだ。 ミルクが野球の道具小屋の床下に潜っているのを見た。 人間は絶対、這っても入っていけない隙間に 体を平たくして潜っていく。 箱も毛布も無く、外の空気にさらされているから暖かいはずはないけど、 モグラやウサギの巣穴みたいに、 木の根っこや土の温もりに包まれ、 誰か仲間と暖を取り合って過ごしていてくれたらと思う。 写真上 小屋の下に潜るミルク 写真下 意地悪なピンちゃんが、 チビマユを抱いていたことがある チビQも抱かれていたことがある |
Wed, 08 Dec 2004
意地悪
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水位が下がって、浅瀬の州があがってきた。 ふと見れば、ビッグフィッシュがいない。 嵐の日、暗い夜に、 濁流の中で身を起こして 二、三回あの尾びれで川底を叩いてから 泳ぎだしたに違いない。 ビッグフィッシュが消えていた。 確認猫数30。 マサルさんも来た。 下のグランドで小夏にも会えた。 ゴミ籠の所で食べ物を探しているふうだったので すこし分けて持っていったカリカリをそばまで持っていってやった。小夏は了解してもそもそ食べた。 小夏を見ながらお皿を洗っていると、 カラスがふわりと舞い降りた。続いて二羽降りてきた。 杭の上であらぬ方向を見てとぼけているが、 小夏のカリカリを狙っている。 小夏が離れた所ですぐ片づけた。 アミちゃんが来て私のそばで激しく転がって見せた。 小夏との関係はそれほど悪くはなさそうだ。 小夏は遠くから見ているだけで来なかった。 キャンプ場へ戻る私をすこし追ってきた。 小夏のためにもう一度目立たない所へ置いてやったドライを、アミちゃんが食べていた。 竹薮に金目の大きなキジ猫金ちゃんが来て、 情けない顔で機会を窺っていた。 ピンちゃんが気がついて、しばらくシッポをゆらゆらさせたあと、猛ダッシュで襲いかかった。 金ちゃん哀れ、悲鳴をあげて逃げていった。 小柄でシッポの短いビータンも、黒長に追われた。 ふぅ・・なんて奴らだ。 何でそんなに意地悪するの? 写真上 グランドのカラス 写真下 消えたビッグフィッシュ |
Tue, 07 Dec 2004
葉っぱをつけたチーコ
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チーコの鼻先に枯れ葉っぱ一枚、 ナナメにくっついている。 どう見ても可笑しい。 触れるのは配膳前のスリスリワンチャンス。 お皿を並べて配り始めるふりをして むんずと掴む。 タオル片で洟を拭いてやって 至近距離で顔を眺め、 きれいになったか確認してから頬を撫でる。 頭のてっぺんも2,3回は撫でる。 終始迷惑そうだ。 背中は相変わらずゴツっと頼りなく チーコの根性の太さから考えると、 その細さが不似合いで痛ましい。 細く長く頑張って欲しい。 本格的な寒さにまだ見舞われていないので 冬が来た実感が湧かない。 これからだ。 確認猫数17。 カイロ23枚投入。 写真上 白ママ 写真下 チーコとコシロ コシロは白ママの子 |
Mon, 06 Dec 2004
不可解な猫たち
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デリバリ3コースつつがなく終了して 自転車に向かうと、まさおくんが狂ったように走り出して、 私を追い抜いて木に駆け上がって爪研ぎして見せた。 おう!と驚くと、縦に駆け下り、別の木に登った。 そこで息を整えながら、見送ってくれた。 不可解。 お皿を回収にガオの道に行くと、 ざわざわっと一度散った子達が薮に集まってしまった。 覗きこむと、白ママがいて、ハッチがいて、マダラも薮から飛び出したり飛び込んだりして・・ 何とも言えずほほえましい。 残ったごはんを一つにまとめた。 残っているくらいだから足りないわけではなさそうだ。 もう何も追加はないのに、 何をみんな期待しているのかな? 不可解。 けたたましい泣き声で見上げると、木の上にガチャがいた。ヒィヒィ言う。下りられなくなったのかと慌て、木の下でオロオロしてしまった。間もなく自力で下りてきて甘えた。 また不可解。 薮の奧で大きな声がした。声に聞き覚えがあったので、いったい誰なのかどうしても確かめたくなって必死で覗くと、なんと、キジマルだった。随分見ていなかったけど、竹薮にみんながいるときは居心地が悪いらしく、時間をずらしているのだろうと思っていた。ミミちゃんが消えてから、キジマルは一人になった。薮組にも馴染みは良くないらしく、けんか腰で、みんなを威嚇しながらごはんににじり寄っていた。 ガチャが私から離れて薮へ突っ込んでいった。 ・・キジマルが襲われたのかな。 鉄塔の付け根にシトラがぽつんと見えた。しょんぼりに見えた。 写真上 丸顔のキジマル 写真下 黄色くなったイチョウの葉 |
Sun, 05 Dec 2004
嵐のあと
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昨夜は呑気に洗濯機など回して何も知らずに寝たものだから、朝5時、風と雨が狂ったようにサッシ戸をたたく音で目が覚めたときはほんとうにビックリした。家の猫たちにごはんをあげたあと、河原の子達はどうしているか、この荒天でどうやって出かけようか、考えているうちにまた眠ってしまった。 今度は強い日射しで目が覚めた。 強い風は残っていたけど、外にでたら辺り一面輝いていた。 気温も高く、半袖で遊んでいる子もいた。 水かさの増した川に「ビッグフィッシュ」は見あたらなかった。 何回か前の休日、少年が3人でズボンを膝までまくり上げ、ビッグフィッシュにたかっていた。ひっくり返され引きずられ、次に見たときは鰹節みたいにすっかり乾いた木の固まりになっていて、半分水につかっていた頃の面影はなかった。 濁流の中で、もう一度力を奮い起こして、最初に見つけた時みたいな勇ましい魚になっていてくれたらどんなに良いだろうと、通過しながら思った。 竹やぶの中は大荒れで、根元の腐った竹があちらこちらで倒れていた。これまで、そばの竹に支えられかろうじて立っていたのが、八方から吹き殴ってくる風に揺すられて、こういう事になってしまったのだ。洗い物籠も飛ばされて散乱していた。 嵐を乗り切った後だからか、猫たちは食欲があって、みんな一生懸命食べた。大缶10個で仕込んでいったごはんに、現場で4個追加。確認猫数24。カイロ23枚投入。猫ミルク500ml。 洗い物に行ったり竹を片づけたりしているうち、ほとんどのトレイが空になっていたので、 ドライを別にして、残してきたお皿は一つだけ。きれいに片づいた。 みんな良く頑張ったね。 さぞかし恐かったろうね。 写真上 竹薮にいた頃のチュンチュン。今よりずっと伸び伸びした顔をしていた。 写真下 消えてしまったアイ子ちゃん |
Sat, 04 Dec 2004
ボディガード
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なぜか最近作る猫の顔が みーんなピンちゃんになっちゃうのよね とか言いながら、久しぶりに寄ってくれたM氏と 猫たちを眺めながらおにぎりを食べた。 今日珍しかったのはタビちゃん。 影丸とか、コハチとか、それから マサルさんとか、 このごろ見ていない。 小夏にも会っていない。 みんな明日あたり会えると良いんだけど・・・ グランドへ下りて洗い物をしていたら、 まさおくんがいつのまにかそばまで来ていて、 止まっているオートバイのニオイを嗅いだり、 誰かの荷物のニオイを嗅いだり、 子どもみたいにむき出しの好奇心でふんふんやっていた。 どうも私に何かあったらたいへんだと ボディガードで来ているのではないかと・・ まさか。 洗い終わって声を掛けたら、 それはそれは熱心に、横になり前になり、 一緒についてきた。 結局竹薮へ戻るまで随行した格好だった。 ありがとう。マタアシタネ。 大分寒くなったから早めに箱に入ってね。 写真上 ボディガードまさおくんが力んでいる所 写真下 不思議の森のまさおくん |
Fri, 03 Dec 2004
口座開設不可
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サム君、一ちゃん、花子、ガチャ、白ママ、ミルク、マダラ、シトラ、ヨーコママ、ハッチ、まさお、コシロ、サンタ、ピンちゃん、チーコ、トラちゃん、クニクニ、洋ちゃん、黒長しっぽ、ロボちゃん、キジオ、コキジ、アミちゃん、本日確認した子達23会った順。 竹薮のお食事タイムが佳境に入った頃、グランド方面からキャンプ場へ上がってきたレトリバー連れの人が、リードを外し犬を放すのが見えた。犬は嬉しそうにへらへら笑いながら、竹薮に顔を突っ込んだ格好で止まった。猫たちは一瞬で全て消えた。まだ遠くにいた飼い主に向かって、「こんな所で犬を放さないで下さい」と2度呼びかけた。急いでいたので、特に説明しようとも思わなかった。あちらも犬を呼び寄せそのまま行ってしまった。 郵便局に「河原猫」名義の口座を開設しようと行ってみたら、10月からいろいろ規則が厳しくなって、芸名とかニックネームとか猫の名前とかでは作れないとの事。団体を設立し、その会の規約、本拠地、代表名・・あれこれと書類を整え提出しないといけないそうだ。「河原猫連盟」とか、「河原猫友の会」とか? うーん、そこまで思い至らなかった。赤塚先生の菊千代も持っていたのになぁ・・ 写真上 竹の間を練り歩く洋ちゃん 写真下 今日も背中を触れたトラちゃん |
Thu, 02 Dec 2004
ピンちゃんvsガチャ
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落ち葉が黄色に吹雪いて そこかしこに積もった。 竹薮にも降り積もった。 去年も今も、ガチャが断固嫌いだというピンちゃんの意思は硬い。 ガチャが私のあとを追って、ガオの道からトコトコついてきて、キャンプ場と原っぱの境あたりから、竹薮入口を見つめている。 洗い物でも写真を撮りにでも、私が出ていくとまっしぐらに駈けてくる。そのガチャを、弾丸のようにピンちゃんが襲い追い払ってしまったのだ。今日も激しくピンちゃんに追われた。 これでもかと追いかけて、ピンちゃんが鼻息荒く戻ると、ガチャもまた戻ってきて、前より用心して潜んでいる。 気の毒なガチャを 抱き上げて顔を寄せ 撫でてやったり 好きなだけまとわりつかせてあげる。 喉を鳴らし甘えても、いつも緊張していて、落ち着きがない。 どうしたらよいか分からない。 何が気に入らないのか、理由も分からない。 写真上下 鼻息の荒いピンちゃん |
Wed, 01 Dec 2004
ソックスと丸子
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マーチとラブちゃんのお家より、近況が届いた。河原時代の名前はソックスと丸子。現在ガオの道で頑張っているガチャと同じ頃出会った子たちで、竹薮に常駐できない通い組だった。人に慣れていたのできっと元飼い猫、何かの事情で捨てられたのだろうと思った。図太く河原猫メンバーに食い込んでくれたら、さほど不憫に思わなかったかも知れないけれど、苦労していたので気の毒でならなかった。どこか寂しそうだったソックスも、時々人間不信の表情を見せていた丸子も、現在のびのびと家猫ライフを満喫しているようだ。おもちゃで遊び、家具の上を渡り歩き、コタツで丸くなり、夜は布団でお母さんに添い寝する。人と一緒に暮らす猫たちが普通に送っている日常を、あの子達も得られた。・・・感無量だ。全てを保護してあげられないために悶々とする事が多い河原で、巣立って行った子達が元気で暮らしている知らせが届くと、本当にうれしい。これからもみんなで仲良く元気なまいにちでありますように。 サム君と一ちゃんとミス河原に会った後、 ガオの道にはいると、破れビニールハウスの下の茂みからガチャが飛び出してきた。シトラもタッタカ走ってきた。ここでは他にマダラとペレ君、ミルクとハッチを確認。原っぱへ行くと、竹薮からぞろっとお出迎えを受けた。サンピンチーコ、まさおクン、トラちゃん、コシロ、クニクニ、ロボちゃん、キジオ。コキジ姫さまもお腹を揺すりながらやってきた。アミちゃん洋ちゃんとケイちゃんがすこし遅れて登場。 キャンプ場の木の二またに分かれている所に、木と同化して、金目のキジ猫金ちゃんがはまっていた。 他には誰か・・と原っぱを見回して、ビータンを見つけた。 本日の確認猫数25。日中はよく晴れていたけど、夜は冷えそうだ。 【お知らせ】 準備中の工房のページ、まもなくオープン。 もうしばらくお待ち下さい。 写真上 若返ったソックス(現在マーチ) 写真下 河原で苦労していた頃のソックス 遙か後ろに追っ払い隊のピンちゃんがいる |
