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追加の配膳
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あわただしくごはんを配り終わり、カイロもしっかり入れて、洗い物を纏めた籠と水のボトルと駐車場の木のまわりで配膳するごはんを持って竹藪を出た。食べ終わって原っぱやキャンプ場に散っていた子達の中から、走り出すのはいつものご一行様。ピンちゃんやコシロは絶対来ない。ちらっと見るだけ。トラちゃんと黒長は来た事がある。あまり楽しくなかったのだろう。もう来ない。 少し走っては足元に転がり、ああ、ぼくはこのときをどんなに待っていた事か! みたいな顔で仰向けに私を見るアミちゃん。シンクロは手当たり次第木の根っこで爪を研ぐ。シッポが立っているから嬉しそうだ。小夏はvipの護衛のようにピタリ付き従い、あたりに目を光らせる。洋ちゃんはそういう子達の勢いにつられて、とことこ後ろを歩いてくる。そこへ、最近になって、きじ丸、筆シッポ、サリーちゃん、クロスケ、影丸、などがあちらこちらから沸いて出てきて、遠巻きながらついてくる。まさかこんなには使わないだろうと思って持っていったごちそう缶とレトルトが全部空いた。 下は強風で砂埃も凄かったため、みんなをあの中へ下ろさぬよう追加の配膳は野球小屋の裏手にした。そこも相当の風で、竹薮の竹がいかに防風の役割を果たしているか実感できる。サリーちゃんをどさくさに紛れて撫でた。筆しっぽのクロも、妙にアピールしてきた。この子も、サリーちゃんと同じくおじさんの住みか出身。甘えん坊と見た。 夜のニュースで今日の風を、風に向かって歩けないほど、といっているのを聞いて、あの風の中で押さえながらお皿を洗った自分と、勇気を起こしてたった一人下りてきた小夏は、偉かったと思った。 マダラ、ハッチ、ヨーコママ、シンクロ、シンシンブー、小夏。 トラピン黒長、コシロクニクニロボきじお、洋ちゃんアミちゃんケイちゃんビータン、クロスケ影丸きじ丸筆しっぽのクロ、サリーちゃん。確認猫数22。 猫缶大7個ごちそう缶3個+現場で追加ごちそう缶3個小4個レトルト8袋、ドライ1.5kg、猫ミルク500ml。 写真上 新芽の吹き出した木 写真下 アミちゃん |
