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春一番
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春一番が吹いて、忘れていた目の痒みとくしゃみと鼻水がどっと来た。日陰でぶるっとしても、日向はヌクヌクぬるい。桜並木に沈丁花の匂いがした。一つ前の春を思い出すと、この匂いも、やがて咲く花の色も悲しい。 梅に鶯、沈丁花と桜、春一番と花粉症。 役者が次々揃ってきた春の舞台。 前回の注射から45日。いかなる策を弄してもガンとして食事を拒むようになり、しばしば悲鳴をあげ頭を振っていたマルちゃん。昨日意を決して病院へ連れて行き、やっと食欲が戻った。痩せた背中が痛々しい。 そうやってごはんを食べてくれるのが、それだけでどんなに嬉しいかと、朝ごはんに向かう姿をそっと見て思った。 河原の子達は風と人目のない日だまりへ出かけ、寒い竹薮は閑散としていた。 秋の蓄えはじっと耐えるためで、春は起きだして走るためなのだろう。木の芽は固い殻を破り、草の芽は湿った土を押しのけて吹き出す。どこがどうと言えない微妙さながら、今の勢いは秋と違う。みんなわしゃわしゃよく食べる。よく食べるので、ごはんを配るのが楽しい。 マダラ、ハッチ、シンクロ、小夏、白ママ、ヨーコママ、ミルク、クマちゃん、シンシンブー。 トラピン黒長、コシロクニクニロボきじお、洋ちゃんアミちゃんケイちゃんビータン。キジ丸、サリーちゃん、黒丸。確認猫数23。 猫缶大7個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶3個小1個レトルト2袋。ドライ1kg、ミルク500ml。カイロ20枚。 写真上下 キャットニップの株のそばでくつろぐシンシンブー (新)ちゃんよりも(新)しい(ブー)顔の雄猫 昨日ピンちゃんが挑んで惨敗した。 |
