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Mon, 09 Feb 2004

一進一退




仕事から帰ると、獣医先生からメールで、まっちゃんの症状が大分改善されたという知らせが届いていた。薬入りのごはんもぺろりと平らげ・・たそうで、胸が熱くなった。
河原に戻すことになった。

今朝の河原は、草が霜で白く凍って寒々していた。
でも、
日射しは日に日に強くなっていくのがわかる。
梅の開花で春の兆し。暖かい季節はもうそこまで来ている。
やさしい朝の光が、河川敷に降り注いできた。
竹藪エサ場は、大盛況の頃を思えば本当に閑散としている。
アミちゃん、洋ちゃん、サンタ、金ちゃん、まさおくん、ロボちゃん、きじお。。あれ、チーコがいない。兄ちゃんも黒長もいないぞ。
そのうち出てくるだろうとカイロ交換始めたら、箱の中にトラちゃん発見。台の下にクニクニ、ピンちゃんは走り込んできたわりには元気なく、畑の方に向かって座り、かろうじて差し込んでくる日射しの中でこちらのごはんに背を向けたまま座っている。
竹藪奥から、白い稲妻のようにコシロが目をつり上げて登場した。口に(見たくなかったけど)鳥を銜えていた。
私へのお土産、じゃなくて、
ボクって凄いでしょう、と、
仲間たちに見せびらかすために運んできたものと思われる。
私がじっと獲物を見るので、困った顔ですくんでしまった。
どんくさい子かと思いきや、
いやはや、
なかなかのもの・・
ちょっと見直さなくては・・と思ってすぐ、
コシロがあんなことできるはずがない、
どこかで拾ってきたのかな?

しばらく見つめ合ったあと、
コシロはくるりきびすを返して、竹藪奥へ獲物を持ち帰っていった。

チーコは、心配であたりを見回った最後の最後、キャンプ場むこうのおじさんの畑に見つけた。まっちゃんが木の根っこで爪研ぎしていた、あの場所で、日射しを浴びていた。
どうしても気になって
だってこんな事はこれまでになかったことだから、
そばに行ってじっと見た。
洟を垂らしていない。
良い状態だと、単純に喜んで良いのだろうか。
鼻の奥にある細菌を青っ洟にして外へ出す力が無くなったのだろうか。
胸を大きく揺らして、苦しそうな息をしていた。
ごはんに来ないで朝日浴?
こんな事はなかったよね。

良くなったり悪くなったり、
外の子の幸せは、いつだって束の間だ。

写真上 チーコ
写真下 木の根っこで爪研ぎするまっちゃん



河原猫の日記



    
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