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Fri, 17 Oct 2003

消えた小屋




ギコギコ井戸から見えていた竹藪奥のおじさんの小屋が、跡形もなく消えたのでびっくりした。恐る恐る見に行くと、おじさんの芸術的な小屋は外からは見えない所にちゃんと残っていて、壊されたのは無人となっていた廃墟小屋だった。国土交通省の河川敷維持工事の一環だったのだとか。私有地との境目より川寄りの茂みは、一帯国の管理になるらしい。
・・ヨーコママが潜んでいたのだろう。子どもを生んで育ててきた場所だったのだろう。きっと、洋ちゃん、アミちゃんたちもそこにいたのだし、マサルさんもそこを拠り所としていたのではないだろうか。
猫たちの事情など関係無しに、有無を言わさぬこうした変化が、猫たちの暮らしを突然襲う。今夜からどうするだろうか心配になって、猫舎の箱を整え、毛布を急いでいくつか更新した。

みんなが消えてしまわないように、猫舎を整備しよう。

竹藪の外でピンちゃんとサンタが抱き合って寝ていた。
去年はいつもクロ叔父と一緒だったサンタ、ピンちゃん。いよいよピンちゃんファミリーはこの兄弟だけになったのだ。サンタの体をしっかり抱いたピンちゃんの手。先っぽの白い所がサンタの首に食い込んでいて、しばらく見とれてしまった。
曇っていたので暗い写真になってしまったけれど、また、そばにいたのが、金ちゃん、黒長といった黒猫で、いよいよ真っ黒けになったけれど、ふっと気持が緩む姿だった。
荒れている兄ちゃん、誰彼構わず叩くは蹴るはで、嫌われ者になってしまったかも知れない。河原を出るとき、キャンプ場向こうの畑に兄ちゃんがいて、ノコちゃんがちょっと離れて一緒にいた。兄ちゃんに痛い目に遭っているのに、ノコちゃん、ちゃんとそばにいた。



河原猫の日記



    
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