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Thu, 30 Oct 2008

小ちゃん



小さいから小ちゃんにしておこう なかなかの美猫である

頻りに毛繕いするので、すぐ蚤対策  母猫が恋しいのかよく泣く
カイロを仕込んで暖かい寝場所を作ったら落ち着いた

どどーんと気温が下がった(ような気がする)。
こんな日の夕方に
よりによって子猫がいて
お腹をすかせて泣いていたのだ。

河原の猫たちの世話を終えてから
約束があって自転車で走った。
30分ほど早かったので、お気に入りの洋菓子店に行こうか、
そこら辺でコーヒーでも飲もうか考えていたら、
道に中学生の男の子たちが集まって、暗がりに向かってにゃあにゃあ言っている。
そのまま行き過ぎようとして思いとどまり、事情を聞いた。
朝からそこで大きな声で泣いていた らしい。
その家の猫ではない らしい。
余分な缶もカリカリも河原に置いてくるのが常なので
持っていないよなぁ・・と思ったら、
一つだけごちそうレトルトがあった。
お皿に入れて置いてみると、ツツツと寄ってきてがぶがぶ食べる。
呼ばれては逃げるのを繰り返していた子猫、
少年たちの猫語の中に、ごはんへの期待をかき立てるものがあったのだろう。
すぐそばを車がびゅんびゅん行き交う道路、だれかが保護してあげなければ
その子猫に明日はない。
夢中で食べる子猫の頭を二三回撫でてから、首根っこをむんずと掴むと
簡単にぶら下がってしまった。胸に抱いて撫で続ければ、喉が猛烈にゴロゴロ鳴った。
ノラの母猫が突き放した子か、人間に捨てられた子か、知る手だてもない。
とにかく一人で泣いていた。


推定生後2.5~3ヶ月、キジ柄の♂。
手を離すとすばしっこく逃げる子だ。このままでは運べない。
少年たちに体操服など入れる布袋はないかと聞くと、誰も持っていなかった。
洗濯ネットを売っているお店はないか、自転車で走ってもらったけれど無かった。
河原猫のセットを入れていた買い物カゴは、穴が開いて破れていた。
少年たちに手伝ってもらってガムテープで塞ぎ、
なんとか安全に運搬できる状態にした。

みんながこの子猫の命を助けたんだよ、
これからまだまだやることはあるけど、とりあえず連れて帰ってから。
みんなでこの先も見守ってね、

と、少年たちに話して別れた。

5キロの道程を黙って運ばれた子猫あっぱれ。
道中一言も発せず静かだった。
私の家に無事着いて、ケージの中に収まった。
それはそれは大きな声で泣くものだから、
うちの猫皆ゲンナリで、不穏な空気が流れている。


シロママは食欲が無く、口元を見ると涎が出ていた。
透明のさらっとした涎だ。大丈夫かな・・
ズーズー、ヨーコママ、キジ丸、トラぴん、コハチ、ケイちゃん、ブー、フー、
トニー、ムギちゃん、ミルク、とっと。
確認猫数14。



河原猫の日記



    
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