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Sat, 10 Jun 2006

にぎわい(4)




せーんろはつっづくぅーよぉー
どっこまっでーもー
ノーをコーえやっま こーえー
たぁにこっえってぇー

ボクはいっぺんにいっぱい考えない主義だから、
声かけないでね
気が散るでしょ?

人がいても、
車がいても、
キミがいても
クマちゃんがいても、
関係ないの

ドラム缶目指して
進むだけなんだからね。

ほら着いた!

Sat, 10 Jun 2006

にぎわい(3)




「ただ待っていたらいいのよ
じきに静かになるわ」

マダラ、ハッチ、シンクロ、ヨーコママ、短いシッポの白黒、曲がりしっぽの黒。
トラピン。コシロきじお、洋ちゃんアミちゃん、ロボちゃん、ビータンケイちゃん、サリーちゃんクマちゃんチビチャトラ。
確認猫数18。
猫缶大7個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶3個小4個、ドライ1kg、ミルク500ml。
ごちそう缶、猫砂を、全自動洗濯機と一緒に届けてもらい、十五年以上愛用した古い二層式を家電リサイクル持ち込み指定業者まで処分に走って頂いた。>お世話になりました。
今月は古い電話機とファックスを捨てる。30cm以上のものは処分経費それぞれ200円。洗濯機は2,520円だ。



Sat, 10 Jun 2006

にぎわい(2)




「こうやって・・・
それからこっそり舌出して
言ってやるのよ、
『けっ、またかよ』
ってね」

Sat, 10 Jun 2006

にぎわい




キャンプ場はまたテント村になって、材木置き場で過ごす猫たちが場所を追われてしまった。ヨーコママも、シンクロも、ミルクも、短いシッポの白黒も、申し訳なさそうに土手と道の倒れた草の中に埋まっていて、その様子を見ただけでシュンとなってしまった。草が倒れていたのは沢山の人が踏んでいったからだ。自分が踏まれてへたったようで情けなかった。賑やかに準備している人たち、楽しみに集まってきた子どもたちに恨みはないが、状況を見ると煮えくりかえる。草しか身の隠し場所のない猫が哀れだ。遠回りして河川敷の下へ下りていっても、状況は変わらなかった。次々車が来て、遊び道具やバーベキューセットを下ろし、ゴミの山を作るための買い出し材料を広げて煙を立てる。川の中に残されたわずかな緑地さえも、そこへ捨てられた猫たちのものにはならない。休日を楽しむ人達は、猫など眼中にない。論外なのだ。どこに居てもいけないのだ。くそっ。こんなに慎ましく生きているのに、どうしてそっとしておいてもらえないのだろう。どうしても河原でどんちゃん騒ぎしなくちゃいけないのだろうか。

身を隠してしまった小夏を待って、クマちゃんとサリーに食べさせながら、集まる人達を眺めていた。健康的じゃないよね。怒ったらいけないよね。猫たちは誰も怒っていないのに、私一人で怒っていたらいけないよね。

諦めて立ち上がったら椅子男が飄々とやってきたので、少し立ち話して「じゃあ」と別れた。おかげでチビチャトラがひょこっと歩いているのを見つけることができた。クマちゃんに荒い息を吹きかけられたけど応えた風もなく、恐縮もせず、目標に向かってずんずん進む。あとを追って確認した。
本日のチビチャの生きる目標は、
ドラム缶だった。
ドラム缶を目指して歩いてきてくれて
ありがとう。

サリー「怒っちゃ駄目」
私「なんで!」
サリー「柔軟性に欠けてるわよ、いい?こうやって」



河原猫の日記



    
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