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Mon, 11 Apr 2005

寒い日




朝起きてすぐ見に行って、
サンタに「サンちゃんおはよう!」を言い
特製流動食をポンプで飲ませた。
少量だったけど、全部飲んだ。

お昼にシーツ交換で寄ってくれた友人が
また少し弱った気がするけど
すやすやまどろんでいたという。

仕事から帰って、「ただいま!」を言い
うちの子達のごはんを済ませてから
特製ごはんを作って、そばに行った。

外は雨でとても寒い。
河原の子達に今日はカイロが必要だった。
時間がぎりぎりで考えが及ばなかった。
及んだとしても、それをしてあげるだけの時間はなかった。
「サンちゃん。寒いね、だいじょうぶかい」
サンタはシャーもせず、少し首をあげてこちらを確認してから、また寝ようとする。頭の下に手を差し込んで顔のまわりをそっと拭いてやると、気持ちよさそうにした。ああ、ちいさいころ、おかあさんが顔を舐めてくれたっけ、、みたいに、うっとりした。
洟を拭こうとしたら、イヤイヤし、口に流動食を少し入れたら、激しく拒絶した。強制給餌から逃れようと動けない体で、必死に向きを変えていく。昨日は、口に入ったものをクチャクチャして飲み込んだのに、クチャクチャもしない。口を動かすのも飲み込むのも億劫だと言わんばかりに、悲しげな顔をして拒絶する。動物は死を迎えるときに、身を汚さぬよう自ら食を断つ。無理をさせることがすっかり悲しくなってしまって、給餌を止め、サンタの頭を手のひらにのせたまま、涙を流した。すると瞳が動いて、泣いている私をちらっと見る。手の肉球をつまんでゴメンネと言うと、サンタがギュッと握り返してきた。もういいんだよ、泣かないで、だね。きっと。口を開けて何か言いたげだったけど、かすれた息の音しかしなかった。
寝箱に敷いているシーツを替えて、タオルにカイロを包んで、下に入れた。この冬ずっと、サンタはそうやって河原で寝ていた。
明かりを消して部屋を出て、遅い晩ご飯をとっていると、
大きな声が「あーあーあーあーあーあー」聞こえてきた。、、誰かと思ったら、聞こえてきた所にはサンタしかいない。
まどろんでいたら夢を見たんだね。それともチーコが見に来たのかな。行かないで行かないで、だったのか、河原の仲間たちをみて帰りたい、帰りたい、だったのか。あんな大きな声が一体どこから出てきたのだろう。見に行くと、ちらっと見て、また眠った。
日記を書いていたら、サンタがまた大きな声で泣いたので飛んでいった。大きく口を開けてあんあん泣いていた。体をさすりながらしばらくそばで見ていた。
つまった鼻を、自分でフンフンやって飛ばした。
寒いので、ボア毛布を切って掛けてやると、何かにのしかかられたと思ったのか、顔の近くの毛布を咬む仕草をしたので背中の方へまとめた。こんどは明かりをつけてきた。粘土でも捏ねながらしばらくそばで見ていようと思う。また泣いたら、すぐ撫でてあげられるように。

河原で確認した子は
ミス河原、サム君、白ママ、ヨーコママ、ハッチ、まだら、タビちゃん、ガチャ、コシロ、ピンちゃん、ロボちゃん、洋ちゃん、アミちゃん、まさおくん、トラちゃん、クニクニ、キジオくん、黒長しっぽ。18。
猫缶大5個ごちそう缶3個+現場で追加ごちそう缶小2個。
ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
今日以上に明日も寒いらしい。
明日は早く出て、カイロを入れてあげよう。

写真上 サンタの妹 コミケちゃん
写真下 サンタをいつも抱っこしてくれた黒おじさん



河原猫の日記



    
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