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Thu, 01 Dec 2005

喧嘩は駄目よ




川の道に出る前、住宅地のゴミ集積場所に茶色の長毛の猫がうずくまっていた。シンペルは一回半、それもちらっと姿を見ただけで、このところ見ていない。まさかあの子ではなかろうねと思いながら通過してきた。ゴミを待つ猫なんかいちゃいけないのだ。それなのに、未だにゴミ漁りで命を繋いでいる子がいるのかと、せつない気持になる。

朝焼けの空が美しかった。

今日も姿なきチャトラのチビに
ごはんをそっと滑り込ませてから
ガオの道へと進んでいった。
ガオの道には
土手から駐車場への滑走路をナナメに下って
その途中から入っていく。
ジャガイモ畑だった所はすっかり掘り返されて
今は何も植わっていない。

土手を下りたあたりに、黒白のダンゴシッポがいた。この前見てから随分経つ。道の真ん中で背中をそり上げ、黒いダンゴシッポを爆発させていた。畑を背に新ちゃんが、ものすごく恐い顔で息を荒げていた。ははーん、君たちはまだ勝負がついていないのね。喧嘩はね、駄目ですよ、なんにもいいことありませんから、できれば平たく収めて・・二人の間を「ごはんですよー」と通過した。新ちゃんはもちろんついてくると思っていたけど、顔をこわばらせたまま黒白まで一緒に走ってきた。そういえば彼は(彼女かも)人懐っこかったのだ。
微妙な待ち時間を作ると、混雑したエサ場ではいざこざが勃発する。ここは必死で一気に配った。新ちゃんを一番最初に落ち着かせるのがポイントだ。
藪の中でちんまり座った黒白の子にもあげた。マダラ、ハッチ、花子、クマちゃん。シンクロは「アタシはここじゃ落ち着かないわ」。
自転車の前輪に並んで歩いた。原っぱでシンクロと小夏にごはんをあげていると、白ママとヨーコママは竹薮方向から走ってきた。ひょっとしたら、カイロの寝箱を確保しているのかもしれない。二人とも寝箱の温かさを知っていて外に出ているのだから、空いた箱に寝場所を見つけても不思議ではない。むしろそうだったらいいのにと思った。

まさおくん、ピンちゃん、トラちゃん黒長洋ちゃんアミちゃん、さりーちゃん、ケイちゃん、コシロクニクニきじおくん、クロスケ、ビータン。
ビータンは相変わらず私になじんでくれないのだけれど、原っぱ隅の倒れ小屋から竹薮に移動したようで、テーブルの向かいに置いている2つの個室の左側から出てきた。昨日の朝入れたカイロ、猫たちが入っていた所はまだ温かい。ビータンが出てきた箱のもあたたかかった。カイロを入れ終わり竹藪を出て見回すと、もう一人のエサヤリさん(最近お昼前か夕方に来ているらしい)を待っているムギちゃんが、羨ましそうにこちらを向いて座っているのが見えた。コキジも少し見えた気がした。一皿置きに行った。シンクロたちの食べ終わったお皿を回収した。残りはカラスがすっかり平らげていた。

確認猫数25。
猫缶大7個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶1個レトルト2袋。ドライ1.5kg、猫ミルク500ml。カイロ20枚。
フジコ(写真上)はクロちゃん(写真下)のお母さんだ。
うちでゴロンゴロンしているクロちゃんのだぶついたお腹を見るたび、フジコを思い出す。



河原猫の日記



    
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