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Mon, 28 Feb 2005

新ちゃん




一ちゃんの鼻グスグスはまだ残っていて、
単純にぬか喜びしていてはいけない。
食事と投薬、気を引き締めてがんばらう。

河原に、新しい子を見つけた。
ミス河原たちのエサ場の近くで声が聞こえ、
笹藪の懐で、ゴミだか猫だか白いものが動いている。
近寄っていくと、古着の上にじっと座って私を見上げ、
懐かしそうににゃーと言う。手を伸ばすと目を細めた。
はて、キミにあったのは今日が初めてなんだけど。

人恋しいのか寂しげだ。
未去勢オス。目の横の毛が抜けていて、被毛は酷く汚れている。
何を聞いてもどうせ言わないから、余計な詮索しても無駄なのだが・・・
人懐っこい子は絶対人間と暮らした経験がある。
迷子か捨て子か、ホームレスと暮らしたはぐれ猫か。

ミス河原が神経質にわめいて、新参の受け入れ拒否の構えを見せていた。明日までいられるだろうか。別によそったごはんを置いてやると、元気に食べた。
シトラを「新しい子」として見つけたときは、その美しさに息を呑んだ、けど、
今日の子は、その汚さに息を呑んだ、だ。
耳に赤いただれがあった。ダニ、かな?
頑張って踏みとどまっていてくれないことには・・
新ちゃん、明日もいられますように。

写真上 今日見つけた子
写真下 徒党を組んで縄張りを守る
    ミス河原&サム君 ムチムチ親子

確認猫数 28。
猫缶大10個+現場で追加2個。ドライ1kg。猫ミルク500ml。カイロ28枚。

Sun, 27 Feb 2005

魔法の手




「お母さんの手は魔法の手、
痛いの痛いの飛んでいけー」
「お父さんの手は魔法の手、
痛いの痛いの飛んでいけーー」
子どもが不調の時、怪我をした時、
そっと撫でさすりながら
みんなが唱える呪文だ。

一ちゃんが不調だった。
何よりも、食べてくれなくてマイッタ。
撫でてもさすっても駄目だ。
どこがどうとも、猫だから言えない。
想像力をたくましくして迫っても駄目だ。
皆目分からない。

で、先生に診て頂いた。
風邪のようだと注射を一本。
お薬もいただいた。

フーシャー言ってた一ちゃん
しばらくしてふと見れば
朝残したごはんを全部平らげて
舌をぺろぺろやっていて
顔までシャキッ。
ならばと追加の猫缶ごはんを出したら、
それもペロッ。ミルクもペロッ。

今朝まで元気なくじっとしていたのに
3段ケージの上にも下にも
自在に行ったり来たりしていて、
私はすっかり
たまげてしまった。

お母さんでも
お父さんでも
どうにもならないときは
お医者様しかいないのだ。
お医者様は神様ではないから、
全てを助けられないとよく言われる。
でも、魔法の手だと実感した。
一ちゃん復活して、安堵した。

河原。
カイロを替えるために寝箱に手を入れるとき、
慎重になった。
いつザバッとやられるか分からないからだ。
幸いタヌキには今日も会わなかったけど、
どこかにいるのは間違いない。
お互いのために言うんだけど、
タヌキヤー
どうか、猫たちの所へ来ないで欲しい。

確認猫数22。猫缶大10個+現場で追加大1小1。
ドライ1kg。猫ミルク500ml。カイロ28枚。
空気が冷たかった。
もう少し日射しがあったら
文句なしだったんだけど。

春が近いんだね。そこに来ている気配がする。
写真は 今日の一ちゃん

Sat, 26 Feb 2005

北風


タヌキに会わなかった。
ピンちゃんがやたら興奮していて、
ビータンが執拗に追われた。

北風が強く吹いた。

グランド横の水道で洗い物。
蛇口から落ちてくる水が
踊りくねった。
お皿が飛ばされないよう押さえながら
水の冷たさに
呻いてしまった。
竹薮に近寄るのもままならぬ影丸が
遠くからこちらに向かって盛んに声をあげている。
「ボクにも置いていって下さいな」
と聞き取り
置きに行ってあげた。

確認猫数23。
猫缶大10個+現場で追加 大2個小3個。
猫ミルク500ml。ドライ1kg。カイロ28枚。

写真 ピンちゃん

Fri, 25 Feb 2005

残り雪




昨日ミス河原ポイントの寝箱にいたタヌキ(と思う)が、竹薮の中のメイン猫舎の寝箱にいた。
カイロを入れようとしたら唸られた。敷物の端をそっと掴んで思い切り引っ張った。そのまま裏側へ逃走。
また戻るだろうか・・

確認猫数18 猫缶大12個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。カイロ28枚。

昨夜の雪、住宅地の中はそれほど残っていない。
河原には沢山残っていた。残り雪踏みしめてデリバリ。

今夜も寒い。
後ろを振り返るとクロちゃんがひっくり返って寝ていて(写真上)、顔のナナメ前、電話機をガードした台の上にはクンちゃんがいる(写真下)

Thu, 24 Feb 2005

タヌキと菜花




ミス河原ポイントのエサ場に、エサ台を拵え寝箱を置いている。その辺に転がっていた衣裳ケースで囲った。一つは昨年大晦日に運んで頂いた、Uさん特製寝箱。ミス河原とサム君は元気に来たのに、なぜかごはんにすぐ取りかからない。なにか変だとは思ったけど、カイロ交換で、誰か入っているのに気がついた。覗き込むと、寝箱の奧に固まったタヌキ! 
・・竹薮でお亡くなりになった
あの子だけではなかったのね・・・
箱の後ろを木の枝で叩いても、本体をつついても、てこでも動かなかった。今日は寒波が来て冷え込むそうだし・・
ああ・・タヌキ・・どうしたものか。

次へ次へ配膳を進め、洗い物まで終わって自転車へ戻ると、ヒモで縛った小さな新聞紙の包みが籠に入っていた。
だれかがゴミを突っ込んでいったのかと手に取ると、メモが挟んである。竹薮のそばの畑じゃなくて、もっと離れた所の畑をやっている人だ。ガオの道で猫たちが集まって食事する所を通りかかると、ご夫婦で足を止め、土手に座って眺めて行かれる。以前も、畑で取れた物をいただいた。
「姿がちらっと見えたので、菜花、少しですが入れていきます。さっと湯がいてお召し上がり下さい」
湯がいた。鮮やかな緑。黄色い花が可愛らしくて、食べてしまうのが勿体ない。これから夜ごはん。削り節と醤油でいただこう。

確認猫数26。猫缶大10個+現場で追加2個。
猫ミルク500ml。カイロ28枚。


一ちゃんが食欲がない。ドライもウェットも、何をあげてもそっぽを向かれて弱ってしまった。そばにいて器の中を指でつつくと、励まされて食べる。それもすぐ止めてしまう。マタタビの粉をかけたり、あれこれしてみたけど、食事にまったく気持が向いてくれないのだ。ミルクは飲む。このままでは大変。a/d缶を試したらよく食べた。夜も、お湯で溶いてチャーガ水入れて、1/3缶は食べたと思う。ヨシヨシその調子。寝床の下に敷いたヒーターだけでは寒いかも。電気ストーブを保護部屋に運んだ。部屋の入口を塞いで好きにさせておくと、結構場所を変えてくつろいでいるようだ。そばにいくと、おでこをゴンゴンして身もだえ、甘える。一ちゃんが落ち着けるよう、また、ガオちゃんがトイレ困らないよう、なんとか大ケージを組み立てよう。窓寄りの高い所には、チュンチュンの緊急避難場所もあるのだし。

写真は ガオばあちゃん。コタツから出て、うちの子達の場所を一つ占拠した。みんなはさておき、ガオちゃんの顔を見ると、これはこれで良かったような気がする。

Wed, 23 Feb 2005

サンタのぼやき




ボクはサンタ。
あまり喋るのは得意じゃない。
媚びるのも好きじゃない。
大食いじゃない。
虫や鳥を追いかけて、
前方一回宙返り、
とかげですり足、
タヌキで逃走。
おどおどした奴を見ると、
条件反射で襲いかかりたくなる、
そういう猫だ。

ただ、お腹空いているときにごはんが来ると、
意志に反して思わず変な声が出ちゃうんだ。
「ひやぁ縲怐@ひやぁ縲怐@きゃ縲怩@あぁ縲怩v
恥ずかしいことだと思うよ、全く。
で、
俺はそんなに待っていなかったよって
いちおうカッコつけておかなくちゃって
思わずニャいられなくて
横目でごはん見ながら、香箱作っちゃうんだよね。

おれって、なんでこう
屈折してるんだろう・・

春一番が来た! 
でも、正直言うと ごはんの方が嬉しい。

確認猫数 23
猫缶大10個+現場で追加 大2小1 ドライ1kg。
猫ミルク500ml。カイロ28枚投入。

Tue, 22 Feb 2005

ウェルカム猫




ガオちゃんは一ちゃんが来てから自分の部屋を脱出して、現在家の真ん中にいる。今年は人形作業で混乱しているので、コタツをコタツとして使っていない。ガオちゃんのためにコタツをつけ始めた。みんなが、お、コタツついてんじゃん、と気づいて覗き込むと、ガオちゃんにわめかれて入れない。
ヒヨシのストレスは増大の一途を辿っているのだろうか、
反抗期の子どもみたいに嫌がらせする。意思表示だ。
寝るとき添い寝してくれていたマルちゃんもヒヨシも、そっぽを向いたままだ。
ガオちゃんもまた、しんどい。
部屋を明け渡しても、トイレだけは、そこで自分が使っていた特大衣裳ケースだったようだ。ガオちゃんのいた保護部屋には、衣裳ケーストイレの他、もう一つみんなのトイレもある。今日、一ちゃんが好きに出来るよう部屋の入口を板で塞いでいたら、あちこちに砂をたっぷり入れたトイレが4つ置いてあるのにもかかわらず、トイレに困って、クッションの上にしてしまった。

失敗。

猫にとっては家具一つ動いても大問題、という文章を読んだことがある。新メンバのー参入は、たいへんなことなのだろう。
うちには、残念なことに「ウェルカム猫」がいない。
コタツがついたらついたで、暑くなるといつのまにか出ていて、これまで絶対くつろがなかった場所で寝るようになった。こうやって、みんなの目に触れ、みんなを見て、みんなも見慣れて、新しい関係が出来てきたらいいなと思う。

ちなみに「ウェルカム猫」というのは、どんな猫さんでも「いらっしゃ縲怩「」と歓迎してくれる、フレンドリーな猫さんのこと。
私の勝手な造語です。

遠くから、大きな3段式ケージが一ちゃんのために届いた。(ありがとうございます)まだ組み立てていないけど、一ちゃんの環境を少しでも改善して、過ごしやすくしてあげなければ・・
食欲もイマイチだ。


河原はいつもと変わりなし。

確認猫数 23。
猫缶大10個+現場で2個。ドライ1.5kg。
猫ミルク500ml。 カイロ28枚。

写真上 こなつ
写真下 はっち

Mon, 21 Feb 2005

不和




ピンちゃんがビータンに襲いかかり、追い出した。
黒長は、まさおくんとトラちゃんを叩いた。
サンタは最近、竹の中や奧の餌台の上で香箱を作っている。じっと動かないので、苦手な子達はサンタの顔色見い見い、もう一歩進んだら、襲ってくるつもりなのではないかと、一歩を迷ってすくんでしまう。

キャンプ場で小夏に特配し、がちゃにも分けてあげた。
洗い物にそのまま小夏とガチャがついてきた。
あとから黒長とアミちゃんが来てしまった。
下にいた影丸にも、木の下に一皿届けてやった。
私が離れるのを待ってなんとか近寄って食べようとしていたら、黒長が急襲。アミちゃんも、影丸には厳しい。
2匹が行ってしまうまで出てこられなかったが、
洗い物しながら、影丸がやっとごはんにたどり着いたのを確認し、ほっとした。
影丸はずっとチビチーだった。
黒白柄のあんばいがチーコによく似ているので、
思わず「チー」と言ってしまう。
こそこそ逃げていて、とてもかわいそうだ。
ヨーコママがみんなに橋渡ししてくれなかったのかな。
何が気に入らないのか、
行き会うたび因縁をつけて争う男の子たちみたいで、手の施しようがない。影丸はどうしてあんな風に嫌われ、はじき出されてしまったのだろう。

ミス河原親子、ガチャ、ミルク、キジ丸、白ママ、ヨーコママ、マダラ、ハッチ、コシロ、まさお、チーコ、サンピン兄弟、黒長シッポ、ロボ、ビータン、洋ちゃん、アミちゃん、小夏、トラちゃん、ケイちゃん、コキジ。確認猫数23。
猫缶大10個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。
キジオくん確認できず。

写真上 サム君と一緒にいた頃の一ちゃん 
写真下 竹薮にはほとんど姿を見せなくなった影丸
    みんなとも私とも仲良しではないので、
    写真もない

Sun, 20 Feb 2005

あれ? キジブーかい?




今日も雨だったけど、小雨。
風がゆるくて、
しかも
そこはかとなくぬるかった。

2時に出かけたのに、キャンプ場に一つまだテントがあって、大人と子ども一グループがレインコート姿で遊んでいた。

ミス河原ポイントは猫さんの気配なし。
昨日置いたごはんは皆食べ尽くされていた。
昨日のお皿を片づけて、寝箱のカイロも替え
同じようにセットしてきた。

ガオの道。マダラ、白ママ、ヨーコママ、ガチャ。
原っぱのむこうに、マサルさんが見えた。

竹薮。まさおくん、トラちゃん、クニクニ、アミちゃん、黒長、ロボ、コシロ、ビータン、サンタ、ピンちゃん、洋ちゃん。チーコは寝箱から、配膳する私をじっと見ていた。毎日寝箱を変えているようだ。
アガリクスを混ぜた基本食の他に、ごちそう缶にチャーガ水を混ぜ込んだものを持参していて、まさおくんとチーコに食べさせた。
洗い物。キャンプ場を突っ切っていくわけにいかなかったので、ガオの道をトコトコ歩いて、途中で薮のお皿をまとめ、駐車場入口経由で遠回りして下りた。小夏はどこからも出てこない。

遠回りして戻ると、竹薮にはトラちゃんしかいなかった。みな潜ったようだ。原っぱにペレ君が来て、帰り際の私と目が合うと、猫台の下へ隠れた。そーっと近寄って覗き込むと、向こうも私を見ている。
あれ?
どこかで見た顔だな・・

ずっと前に見失った
「キジブー」にそっくりだ。
竹薮メンバーに入れず緑地を彷徨い、ホームレスのおじさんを渡り歩いてミス河原の所でペレ君になったのかもしれない。
おじさんに「ペレ君」だと紹介されても、ほとんど顔を見せてくれなかったからわからなかった。
キジブーがペレ君・・・?
あり得ることだ。

写真上 2002年のキジブー
写真下 2004年のペレ君
やっぱり違うかな?おなじ子かな?
今日見たペレ君、上の写真と同じ場所で同じようにこちらを見たのだ。

確認猫数 18。
猫缶大10個+現場で猫缶小2個追加。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。カイロ28枚。



Sat, 19 Feb 2005

雨ふり




普段の行いに免じて雨を止めて下さい!
・・お願いしたけど、一向に止まない。

最近あちらこちらにご心配掛けたり
ご迷惑掛けたりしているから、
免じてもらえるだけの普段はない、
喝!!が入ったのかも。

素直に頭垂れ、雨武装で外に出た。
荒行苦行、なんのその、だわ。
でも、冷たいわ。手がかじかむわ。

走っているうち川に出た。
薄暗い空から、
ひっきりなしに落ちてくる冷たい雨。
吹き付けてくる風。
猫たちはこういう日も、川の中で生きているのだ。
川の中に張り出したちょっとばかりの緑地、
河原猫の世界は土手の向こうにある。

ミス河原ポイント、気配なし。
ガオの道の薮、マダラが待機。ヨーコママと白ママが現れた。
キャンプ場にテントがいくつか張られていた。
活動日のようだ。
明日まで一団が過ごすとなると、
猫たちもそれなりに引っ込むしかないだろう。
365日河原にいても、
猫たちには居住権も市民権もないので、
ウロウロすると色々な意味でアブナイ。
畑とキャンプ場は、人がいるとき鬼門になる。
竹薮で配膳し、カイロを替え、引き上げてきた。
ゴミと洗い物は持ち帰った。
竹薮で確認できたのは、
コシロ、まさおくん、とらちゃん、黒長、ビータン、クニクニ、サンタ、ピンちゃん、アミちゃん、洋ちゃん、チーコ、ロボちゃん、コキジ。確認総数 たった16。

昨日なんとか猫舎の台下に戻ったキジオくん、
今日はまたコシロに場所を取られていて、
姿を確認できなかった。

写真上 台の下のキジオくん
写真下 勢いのあるコシロ
猫缶大 10個+現場で小さい缶2個追加。
ドライ1kg。猫ミルク500ml。カイロ28枚。


Fri, 18 Feb 2005

とぼけ上手の大物




確認猫数 21。
猫缶大 12個。ドライ1kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。

ミス河原が、少し離れた所に現れた花子に低い声で警報を発したあと、しばらく緊張したにらみ合いが続いた。そこからは一歩も侵入を許さんぞ、の構えだ。
花子はそのまま居続けたのだが、
ミス河原、遂に「んがーっ」と叫んで突進していった。ああなったらもう止めようがない。二匹はあっという間に薮の彼方へ消えた。
ミス河原親子、元気に出てきてヨカッタヨカッタ、なのに、ごはんの所にポツンと残ったサム君、ママの激昂で気をそがれちゃって「ボク今食べる気分じゃないみたい」・・・

我が家では保護部屋暮らしの一ちゃん、
だんだん自分のいる場所が気になってきたようだ。部屋の中はだいたい見尽くし、退屈で、他も気になる。連結ケージから出て、ケージの上で香箱作り、時折見え隠れする私を見ると、口だけ開けて何か言う。行って抱っこすれば、ちょっと戸惑った顔をして見上げ、頭で私のあごを突き、それから恥ずかしそうに前足を交互に踏みつけ始める。爪研ぎを見せたら、お尻をあげてバリバリやった。ちり紙丸めたボールには無関心だった。寒いから、暖かい毛布にくるまって抱かれるのが良いらしい。うちの子達にごはんをあげていたら気配に気づき、「ボクも行かなきゃ」と思ったのか、部屋の入口に立てた板を押し倒して、みんなの後ろにちょこんと座った。ヒヨシは夢中で食べていて気がつかなかったけど、他の子はザザッと逃げた。一ちゃんは平気。誰がいたって、それがなあに? みんなだあれ?なにしてんの?なのだ。ヒヨシが振り向く前に、一ちゃんのごはんを持って、一ちゃんを抱えて戻った。何をされているのか分からないから、とっても従順。黙ってぶら下がっていた。
ミス河原親子と別れて竹薮に戻ったときだって、歓迎されたわけじゃない。でも、それで身を退いたって、他に行く所無いからボクはここにいるよ、と頑張ったのだ。
うちの子達が知らん顔しても、嫌な顔しても、平気でいなくちゃね。とぼけかたのうまさは、さすがに一ちゃん。
大物だ。他の猫なんか、屁でもない。

尻の穴の小さなヒヨシに、爪のあか煎じて飲ませたいくらいだ。

屁、とか、尻、とか、下品ですみません。

マルちゃんは落ち着かない。せがむくせに抱っこしたらすぐ抜け出す。テレビの上に飛び乗り、私の顔をじっと見ながら、カーテンにオシッコした。雑巾を持って走り、カーテンは洗った。
掛け布団はもうさんざんで掛けられない。
毛布だけで寝ることにした。
ヒヨシは足元でわめきっぱなしだ。あとの子はてんでに引きこもり。出てくるとしつこく文句を言い続ける。

かつてミス河原ポイントで仲良しだったミス河原(写真下)が河原で花子を追いかけている頃、一ちゃん(写真上)は私の家でゴロゴロしている。

Thu, 17 Feb 2005

問題児黒長シッポ




猫舎の台下に3カ所滑り込ませるごはんトレイ。
右クニクニ、
真ん中チーコピンちゃんロボちゃんコシロ、
左キジオ、という並びだった。
真ん中には大きめのお皿を2つ+ミルクを置くのだが、狭い空間なので若干押し合いへし合いになっていて、体の大きい黒猫ロボちゃんが優勢だった。ロボちゃんは山のようだ。何があっても動かない。チーコはコシロとロボちゃんの間に挟まってしぶとく食べていたし、ピンちゃんも、方向を変えたり飛び込み方を変えて蹴散らしたりしながら、頭を突っ込んでいた。あまり心配していなかった。最近コシロがはみ出して、右横のクニクニのお皿を乗っ取ったり、左端のキジオくんのを乗っ取ったりフラフラし始め、遂に、キジオくんをはじき出してしまった。いつも通り、右、真ん中、左!と置こうとしたら、キジオくんの姿はなく、コシロがでーんと座って待っている。配膳後のカイロ交換で、キジオくんが離れ猫舎に引きこもっていたことが分かった。
皆勤古参のキジオくんがごはん出でてこないとはゆゆしきことじゃ。キジオや、コシロに負けたのか?

黒長は私にまとわりついて、しきりに甘える。可愛いヤツだ。

抱っこなんかされて、くたっとなって、でへでへ笑う。

しかし、みんなを苛める悪いヤツでもある。
ケイちゃんやキジ丸が追い払われ、ビータンが飛びかかられ、小夏も意地悪される。キャンプ場で、洗い物から戻る私を待っていたまさおくんに、同じように出迎えに出てきた黒長が飛びかかった。ついてきた小夏がぴたっと止まった。まさおくん、ギャッと言って白い毛を散らしてひっくり返った。それでなくとも毛が抜けて不調なのに、元気いっぱいぴかぴかの黒長シッポが襲いかかるなんて・・ふとどき者め、許せん!
コラッという間もなく、意気揚々私に向かってきて愛想笑いをし、後ろの小夏を見て目を光らせた。
籠を置いて小夏を抱き、クワッと睨んでから黒長に向かってだだだっと突進した。ひーっと逃げた。小夏ビックリ!わたしの腕を噛んだ。小夏よ、驚かせてすまなんだ、黒長のヤツめ、懲らしめてやらん事にゃあ、どこまでも果てしなくつけあがるのだ。

でも、あれじゃ全然懲らしめにはならない。
遊んでもらったと思って、
また頭をナナメにして甘えてくるんだもの。

写真上 ドテンする黒長シッポ
写真下 気の優しい金ちゃんに因縁つけていた黒長シッポ(右)

確認猫数 21。
猫缶大10個+現場で追加2個。ドライ1.5kg。
猫ミルク500ml。カイロ28枚。
日中暖かいと思ったのに、夕方から風が冷たくなった。

昨日会えなかったミス河原親子、今日も会えず。
置いていったごはんとミルクは、多めに入れたカリカリまで、きれいに食べ尽くされていた。今日もそうやって置いてきた。

Wed, 16 Feb 2005

冷たい雨と風




ミス河原親子現れず。
次の薮はハッチとマダラだけ。傘一本ずつかざして食べさせた。後から来る子のために藪の中にカサを残し、ごはんを多めに置いた。
竹薮も静かで、みんな寝箱の中にいた。
まさおくんは一度外へ出てきたけれど、ぶるっとして縮こまり、あまりの寒さに寝箱へUターン。まさおくんがいつも陣取るテーブルの上は、雨と北風に吹き付けられてとてもじゃないけどいられない。寝箱のカイロを替えてから、入口に置いてやった。横着に半身乗り出して食べていた。遠くから竹薮を見つめるコキジ姫さまが見えた。来たら追い払うつもりなのか、サンタが雨の中で見張っている。冷えるから中に入ればいいのに。
サンタを制しながら、コキジに届けに行った。
洗い物はせずまとめただけ。グランドのゴミ籠までゴミを捨てに下りていった。人っ子一人いない。カラスがちらほら。
川面は波が立って、恐ろしい音がした。
傘が差せないほど風が強く、レインコートのフードをかぶった。手で押さえていないとそれも飛ばされてしまうほどだ。手の感覚が無くなった。みんなあっというまに寝箱に消えた。
今日は一日、お籠もりの日になるだろう。
写真上は 何年か前の雪の日のもの。
今年は幸い、雪には祟られていない。
今日の雨などあの雪に比べたらちょろいもんだ。
写真下 昨日キャンプ場隅で梅の開花を確認した。
   春まで あとすこし。

確認猫数 14。
猫缶大10個+現場で3個追加。
ドライ1kg+煮干し。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。

Tue, 15 Feb 2005

アジャアジャファイティン!




ミス河原&サム君、呼んでも現れず。
いない所で配膳してきた。
ガオの道に入ると、薮メンバーがどこからともなく集まってきて、あっという間に全員集結。ペレ君もいた。
まさおくんも、そこにいたら竹薮より早くごはんにかかれると思ったのか、一緒に藪の中に並んでいる。
「キミはあっちでしょう?」

自転車を引いて歩き出したら、まさおくん、
ハイ、ぼくはあっちでした!という顔で、トコトコついてきて、私を追い抜いて、竹やぶの中のテーブルの上にひらりと飛び乗り、定位置についた。薬入り特別ごはんを配膳。
チーコの洟が少し水っぽくなっていた。これは良い兆候なのか、悪いのか? 配膳する私の手元にいるので、元気は戻ったようだ。すかさず押さえ込んでタオルで洟を拭いたけど、力を入れぬようそっと抑え、目のまわりと鼻を拭いてタオルを捨て、手のひらで、イイコイイコした。愛しいチーコや、元気でいておくれ。という気持、伝わったかな?
まさるさん、キジ丸を久しぶりに見た。
ピンちゃんはハイで、ごはんに葉っぱをかけてまわり、竹薮から弾丸のように飛び出して行っては、思いがけない所からまた突っ込んできて勢いが止まらない。ごちそう缶を追加して呼ぶと、単純だからひょいひょい来た。首を掴んで膝に乗せ、ピンちゃんだって、こうしたら捕まるのよね、と顔を合わせ、目のまわりを拭いてナデナデした。ヒエーヒエッつかまっちまったい!どうすんべぇーーと悲鳴をあげ、じたばたしたので放してやった。またひとしきり走っていた。「ピンちゃん、性格 意地悪、根性悪、でも憎めない子です。走るのが好きなので、直線コースで10mは提供して頂けるお家を希望します。」なんて里親募集したら、どういう反応が来るだろう。ピンちゃんや黒長みたいな子だって、里親募集する日が来るのだと思い始めている。「いつか河原の子を引き取りたいと思っています」、、遠くからそういうお便りも届いて、私が河原に行かなくても良くなる日が来ることを、夢見なければいけないような気がしてきた。

熱が下がらず。
体調は悪く気も重い。竹薮で少し泣けてきた。
猫たちに頼りにされているのだから、寝込めない。
人間、寝込めないと思うと、何とかなるものなのだ。
韓国ドラマではこういうとき
アジャアジャファイティン! と言っている。
一日を乗り切って サトイモゴロゴロの豚汁作った。
アジャアジャ言いながら食べた。

確認猫数 24。
猫缶大10個+現場で追加3個。ドライ1kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。

写真上 走る男 ピンちゃん
写真下 チーコに寄り添う優しいピンちゃん


Mon, 14 Feb 2005

ダウン


ミス河原、サム君、白ママ、マダラ、ヨーコママ、ハッチ。
ガチャが走ってきた。
ペレ君後方で鳴いてた。
まさおくん、コシロ、黒長、ロボ、ビータン。チーコ、サンタ、ピンちゃん、アミちゃん、洋ちゃん、トラちゃん、クニクニ、ムギ。キジオのごはん場所にコシロがデーン。
居場所がなくなったキジオくん、遠巻きにウロウロ。
昨日置いた寝箱は好評で、見るたびに違う子が入っている。
最後閉めるとき見たら、まさおくんがそこにいた。
敷物がちょっと上等だったので、フワフワした感触が良く、温かさも違うのかもしれない。確認猫数 24。
猫缶大10個+現場で3個追加。ドライ1kg。猫ミルク500ml。
カイロ 28枚。

洗い物についてきたのは小夏とガチャ。

咳と頭痛と熱でダウンだ。
インフルエンザかな?

最低限のことをするのが精一杯。
早めの就寝で乗り切るしかない。

写真は キジオくん。

Sun, 13 Feb 2005

本日の作業


車の応援をお願いして
新しく作った寝箱を2個運んだ。
汚れた毛布敷物類まとめて
ゴミ袋大1袋分処分。
毛布を更新した。
ちょっと発泡スチロールのニオイが強かったから、
「あれで良かったのにこれはクサイよ」
と言う子がいるかも。
「でも、暖かいね」
と言ってくれる子がいたらいいけど。

チーコは私の介入を厭って、
洟を見せないように顔を横にして
こそこそ日向へ逃亡した。

河原で一仕事した後、
シトラに虫が出たという連絡をいただいていたので
先生にお願いのメールをして、
その薬入手のために動物病院へ出かけた。

確認猫数 22。
猫缶大10個+現場で追加3個。
ドライ1kg。猫ミルク500ml。

写真は アミちゃん

Sun, 13 Feb 2005

シトラの里親募集


シトラの里親さん募集開始!
預かり日記と、シトラのページを作って頂き
ステキなバナーもできました。
(にゃんこ先生作)

http://www5f.biglobe.ne.jp/~nyankosensei/shitora%20satooya.htm

ニャンドール工房開店から一ヶ月、
ほとんどの粘土猫たちがあちらこちらに出かけていきました。
ありがとうございました。みんな元気にしておりますでしょうか? みんなのおかげで、一ちゃんやシトラが保護できました。
次の猫たちはもうすぐアップします。
またぜひお立ち寄り下さい。
現在お店が寂しくなっていてすみません。
書き遅れましたが、工房のバナーは、
まーち&ラブちゃんのお母さん、
リボンさんからのプレゼントでした。

Sat, 12 Feb 2005

自衛策




確認猫数 19。
猫缶大 12個。ドライ1kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。

夜咳が出たので熟睡できず、体力を消耗した。
元気が出ない。風邪かな? 薬を飲んだ。
自転車で土手の道を飛ばすと、
風が冷たくて顔を切りつけられるようだ。
私は暖かい場所へ逃げ込めるけど、
河原の猫たちはずっとこの空気の中だ。
ぬくぬく暮らしていて、申し訳ない。
暖かい暮らしが与えられていない猫たちには
自衛策があって
被毛を密集させ皮下脂肪を蓄え、日向を求める。
その最善を尽くして生きるように設計されている。
やせっぽちに見えるピンちゃんも、
実はしっかりそうしている。
被毛にトラブルがあって痩せている猫は
一体どうしたらいいのだろう。

最近河原猫たちの食欲が落ちている。
配膳時に始末する昨日の残りが増えた。

そういう時期なのかな?

今日で4日小夏に会えない。
でも、別の時間帯に確認して下さった人がいた。
情報によると
グランドに来ていた若者からお昼のおかずを投げてもらっていたそうだ。とても人懐っこいので、そうしたくなるのだろう。小夏は私の知らない時間帯、結構注目されている猫さんなのかもしれない。

写真上 むっちりとした洋ちゃん
写真下 芸術的な太り方をしていたフジコ

Sat, 12 Feb 2005

募集開始!


一ちゃんの里親募集開始。
ステキなバナーもできました
(はなちん先生作)
応援して下さっているみなさま、
ありがとうございます。
一ちゃんに
良い出会いが訪れますように!

Fri, 11 Feb 2005

複雑な心境




保護してから6日目。
一ちゃんは、河川敷を広範囲に渡り歩いていた。
竹薮に来てからも、日の照り具合によって
出てくる場所が違っていた。
気ままに動いていたのだ。
いきなり家に運ばれて
日の当たらない部屋でケージ暮らし。
ストレスがない方がオカシイ。
仕事で出かけたら、朝7時から夜7時まで無人。
猫だけの家で、決して友好的でない他の猫の気配を感じながら
じっとしているつらさはいかばかりなものか。

保護施設の猫たちの、仕方ナシの適応力を思う。
諦めると、抗議の声さえ上げなくなるのだ。
猫の幸せはどこにあるのだろう。
強いている私たち人間の
猫に対する愛情は
確かな愛情なのだろうか。
都合ではなく愛情なのだと、
胸張れるだろうか。
猫たちを説得できるだろうか。
無為に死なせたくない。
生きようとする猫が
生きようとするのを
助けたいのだと詫びる。
どうせなら猫らしく生きさせてくれと
言うだろうね。わかるよ。
だけど・・許して欲しい。
私たちと一緒に生きておくれ。
保護して「あげた」などといばれない
私の胸の内はとても複雑だ。
そんなことでどうする!と
お叱りを受けそうだけど、正直な気持ちなのだ。


家に帰ってもうちの子達の世話が先で、
一ちゃんはどうしても後回しになる。
ごはんだけ入れて我慢してもらい、
一段落して一ちゃんにかかると、
身を仰け反らせてものすごい甘えようだった。
私がケージの中のトイレを掃除し
敷物を交換している間、
覗きに来たチュンチュンと目が合い、
ヒヨシとも会った。
これでいささか気が立ったのかもしれない。
慌てて一ちゃんをケージの上に乗せたら、
掃除を続けていた私の頭を至近距離で見ることになった。
腹が立ったんだろうね。
「バカバカバカバカ」と、頭に4発、連打を浴びた。
ビックリして顔を見たらとぼけていたけど、
結構強いパンチだったよ。
爪を切ってあるからどうって事無いけど、
切ってなかったらただじゃ済まなかったろうね。

朝はうちの子達のごはんとトイレ掃除から始まる。
河原の支度と、一ちゃんの世話。
自分のごはんと身支度の時間はなかった。
朝の河原は忙しい。
寝箱からのっそり出動するチーコ、
取り押さえて鼻を拭いた。

薮組女性陣の後ろでペレ君が
アーオアーオと怪しい鳴き方をしていた。
みんな不妊手術済んでいるから、
未手術のペレ君の相手はいない。
ペレ君の居場所はまったく定まっていないうえ、
見ることさえほとんど無いので、
狙いを定めてヤツを捕まえる秘策はない。
シトラはかなり危なかったんだ・・と、
あらためて胸をなで下ろした次第。

気持も体も、大忙しの一日だった。

写真は 洟をこんなふうに垂らしていても、
    堂々としているチーコ
写真下 お日様も草の緑も無いと
    たちまち惨めに見えてくるチーコ

Thu, 10 Feb 2005

砂埃




年末の整備工事で、グランド一帯に随分砂を運んでいたけれど、今日のように強い風が川から吹き付けてくると、一面黄色く霞むほどその砂が飛ばされている。砂埃は土手を叩いて駆け上がり、空に向かって暴れるのだ。洗い物に下りていくと、籠の中のトレイが2,3枚飛ばされた。吹きさらしの河川敷までついてきたガチャは、棒杭に体を押しつけて目を細めていた。小夏はどこからも出てこない。犬を連れた人が遠くにぽつりぽつり見えるばかり。人の気配もなく、荒涼としていた。ゴミが生き物のように舞っていた。
チーコは不調なのか、寝箱で香箱をつっくって出てこなかった。
ごちそう缶だけのトレイを顔の前に置いてやったら、半分ほど食べた。ミルクは口にしなかった。カイロを2枚、チーコの体の下にもぞもぞ滑り込ませてきた。お母さんのフジコも、楽屋で横になっている女優さんみたいに寝箱にこもり、ごはんを運ばせて、「そこにおいといてちょうだい」みたいな事があったっけ。
チーコは目を丸く見開いて、黙ってじっとこちらを見る。余計なこと聞かないでさっさと行ってね、なのだ。
まさおくん、シッポの毛が抜けて、後ろ姿が情けない・・
でも、顔が少しきれいになって、目がきらきらしていた。
希望は
いつだっていくらかはあるのだ。

原っぱの隅にキジ猫がうずくまっていた。
コキジをしばらく見ていないので
誰なのか確かめようと近づいて行ったら、
くるっと身を翻して逃げた。
なんと、
ずーっと見失っていたムギちゃんだった。

確認猫数20。
猫缶大14個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。 

写真上 手術に運んだときのムギちゃん
    恐くてずっと固まったままだった
    いつか仲良くなれますように・・ 
写真下 河原にいた頃のチュンチュン
    我が家で3年目、
    家庭内ノラを貫いている。
    ヒヨシに顔を舐めてもらって
    添い寝もしている。
    処世術に長けた子だ。

Wed, 09 Feb 2005

イイコのシトラ




今日の河原は穏やか。
ミス河原親子と花子を確認してから、ガオの道・薮組メンバーに配膳。ヨーコママ、白ママ、ガチャ、ハッチ、マダラ。
それから竹薮。まさおくんごはんに薬を混ぜ、途中で黒長やピンちゃんに横取りされぬよう気を配り、ちゃんと薬の所を食べたかどうか確認。
カイロは、ミス河原の所で2枚入れてくるので、竹薮の寝箱には26枚投入する。一箱ずつ、昨日のを出して新しいのを滑り込ませていく。あちこちに配ったごはんのトレイを回収し、最後は3カ所だけに置き残して、汚れたお皿洗いと水汲みに、下のグランドまで下りていく。今日はガチャがずっとついてきて、小夏には会えなかった。小夏は出てこなかった。
確認したメンバーの名前を書き留め、ガオの道の薮にトレイ回収に寄る。それは持ち帰る。これが河原猫の世話一コース。大急ぎの時は30分、ゆっくりの時は2時間。さらに余裕のあるときは草刈りしたりゴミ拾いしたり、グランドのゴミ籠の分別までしたり、猫たちの写真を撮って一緒に遊んだりする。最初の頃は、竹の枝などでみんなと大いに遊んだ。最近あまり遊べなくなってしまった。

シトラのお迎えに、ヒヨシを連れて行って診察を受けた。
悩みの種である口内炎は相変わらずだ。
それでも、大事に至っていないとわかって少し安堵した。
ゴロママにヒヨシをお願いし、私はシトラと一緒に、預かって頂くお家まで届けるため電車に乗った。シトラはとてもえらい子で、一言も発せず、じっとラッシュ時の電車移動を乗り切ってくれた。大騒ぎのヒヨシより2倍も3倍もえらい子だ。後ろ向きに入っていたはずの籠の中で、いつの間にか向きを変え、外を眺めていたようだ。これから自分がどうなるか不安だったろうに、度胸が据わっているのか、私に任せる気になってくれたのか、あまりにも健気で感動した。
良い人と出会えますように。
つらい外暮らし脱出したんだよ、シトラや。
しばらくは、ガオの道を走ってくるシトラを探してしまいそうだ。(写真下)
猫たちがかき分けて歩く草の中の、河原の花。(写真上)

Tue, 08 Feb 2005

外猫の受難




雨がずっと降ったり止んだり。寒い一日だった。
ミス河原が、いつかのサビちゃんみたいに、舌を出していることが多くなった。もしエイズキャリアで口内炎があったら厄介だ。家の子でも口内炎はなかなか治してあげられない。猫の口内炎というのは、人のそれと違って、口の中に住み着いたウイルスがしつこく宿主を苦しめるものらしい。外で暮らす猫たちは、身一つで、一体どのくらいの危険に晒されて生きねばならないのだろう。飢えと乾き、暑さ寒さ、雨や風や砂埃、交通事故に、人からの虐待、他の生き物から受ける攻撃、仲間同士の勢力争い、そして病気。仲間の誰かが病気になると、ウイルスの感染という、目には見えない、防ぎようのない敵に直面せざるを得ないのだ。強い子はそれでも生き抜く。普通の子はやがてやられる。弱い子はひとたまりもない。厳しい生存競争になる。
一ちゃんは強い子なのに、気だてが良いからつけこまれたんだね。

忙しい朝だったので、最低限のことしかできなかった。
洗い物は明日に持ち越した。

確認猫数18。
猫缶大12個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。
写真は さっき撮った一ちゃん。
  たまらない子だ。マイケルにも負けていない。

Mon, 07 Feb 2005

家の子の不調




一昨日の夜は毛布に、昨夜は羽毛の掛け布団に、シッコされてしまった。・・・!ちょっと絶句しただけ。私はめげない。丸洗いすればいいのだ。
抱っこしていたヒヨシがブシュッとくしゃみしたら、血が飛んだ。
どきっとした。猫が鼻血を出すというのはどういう事だ?
鼻を拭きながらうろたえてしまった。
3階に住んでいる人が突然尋ねてきた。6才の飼い猫、風邪かと思って病院へ連れて行ったら、腎臓が悪いと言われて気が動転してしまったようだ。療法食も食べてくれないし、どうしたらいいだろうと泣く。一ちゃんとヒヨシのことでもやもやしていたから、心配でたまらない気持ちはとてもよく判る。
弱気にならずやることをやって頑張りましょうと励ましながら、自分にもハッパをかけた。

トイレの掃除とごはんとで一ちゃんの所へ行くと、一ちゃんは相変わらず、猛烈に甘える。行かせてなるものかと手を伸ばす。抱っこしたらしがみつく。
Uさんからケージに敷くホットプレートをお借りした。
一ちゃんの寝床はホカホカになっている。
今日は猫ミルクを大量に運んで下さった。
(温かい差し入れありがとうございました)

河原ではまさおくんの出迎えと見送りが、これまでにないくらい熱心だ。ひょっとしてSOSなのかと心配になる。見た目は芳しくない。でも、走り方を見ると元気いっぱいだし、ごはんも食べているし、ミルクもよく飲んでいる。薬がまさおくんに効いてくれますように・・・。春になって力尽きないよう、ごはんを食べて体力をつけて欲しい。
チーコの鼻もガビガビだ。スルリスルリと交わされて、なかなか拭けない。食欲がすこし落ちているかな・・?
黒長とアミちゃんはとても元気で、目が合うたびひっくり返って笑わせてくれる。おかしな子達だ。洋ちゃんやトラちゃんは後から追加するごちそう缶が大好きで、待ちの態勢の時背中を撫でられるようになった。
小夏の特別配膳を、羨ましそうに遠くから見ていたのは影丸。
洗い物の帰りに、一皿置いてきた。
一度逃げた影丸が、置いたごはんにたどり着くのを見てから竹薮へ戻った。黒長とまさおくんがキャンプ場で待っていたので、小夏はそれ以上私に付いて来られなかった。

確認猫数 23。猫缶大13個。猫ミルク500ml。
ドライ1kg。 カイロ28枚投入。 

写真上 アミちゃん 写真下 黒長シッポ
どちらもひょうきんな「転がり猫」


Sun, 06 Feb 2005

シトラ手術終了




一ちゃんは連結ケージの中で一晩、静かに過ごした。
砂トイレも立派に使ったし、ごはんやお掃除で顔を出すと、頭突きして鼻をすり寄せて、大変な甘えようだ。
真夜中から明け方にかけて、我が家の猫たちに不穏な空気が走り続けた。一ちゃんの気配にガオ婆ちゃんが神経質に反応。2年近く死守してきたいつもの寝床を放棄して、敵陣(その他5匹のエリア)のただ中にデン!と居座り、誰かが通ると錯乱状態で威嚇する。
みんなガオちゃんが恐くてすくんでいる。
誰かが私の寝ていた毛布の上に、抗議のシッコをした。

河原はとても寒かった。
シトラが居なくても、一ちゃんが居なくても、みんないつも通りに集まってきて、そして散っていった。
ガチャと小夏が、洗い物する私にぴたりとくっついて離れない。
柴犬を連れた人が通り過ぎて行ったあとを、小夏が追いかけ、背中を弓なりに反らしてシッポを爆発させ、犬に向かって対決姿勢になった。これには驚いた。慌てて、小夏!こなっちゃん!と追いかけた。犬の飼い主の方がよく知っていて、「気が強い猫だね」、「いると余計力づいて興奮するから来ない方がいいよ」、と言われた。洗い場に戻って小夏が戻るのを待った。黒長だって、アミちゃんだって、犬に刃向かっていかない。逃げの一手だ。小夏は黒長に負けるけど、犬には負けないのだ。
鼻息を荒くして戻ってきた小夏は、何というか、、かっこよかった。

寒いせいか、みんなの食欲はイマイチ。
ミス河原、サム君、マダラ、ガチャ、白ママ、ヨーコママ、ハッチ、まさおくん、サンタ、ピンちゃん、チーコ、ケイちゃん、トラちゃん、キジオ、アミちゃん、洋ちゃん、黒長、ロボ、クニクニ、コシロ、小夏。確認猫数21。一ちゃんシトラ 保護中。
猫缶大10個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。

シトラは、エイズ白血病(竏秩jで、シッポの手術も、不妊手術も、無事終了したと先生から連絡をいただいた。推定3才。ワクチン接種、蚤取りもして、あとはシトラを引き受けて下さるお家を探してあげるばかりだ。一時預かりをにゃんこ先生が申し出て下さったので、有り難く託すことにした。水曜日お迎えの予定。
もう河原で震えることも、長い毛を絡ませて、埃にまみれて苦労する事もないよ、シトラ。
安心して暮らせるようみんなが応援してくれているから、早く回復してね。
写真 2枚とも シトラ

Sat, 05 Feb 2005

保護


積んでいったキャリー籠に、シトラの身柄を確保。
それから薮組に配膳した。
不安そうに泣くシトラ。
そこで中途半端な情けをかけても仕方ないので、
ぐっと堪えてやるべき事を進めていった。
シトラのため、シトラのため・・・
シトラを救出するのだ。

竹薮でケージを組み立て、一ちゃんの身柄を確保。
配膳してカイロ交換して、
ゴロママの車を待ち、
まっしぐらに病院へ向かった。
シトラは少なくとも2泊3日入院だ。
一ちゃんの前歯の
牙と牙の間の小さな歯は無かった。
5歳にはなっているとのこと。
3.8kg。体重を聞いて驚いた。

抱っこしたときとても軽かったから、
見た目と違うと感じていた。
一ちゃんってこんなに軽かったのね。
血液検査で、エイズは竏窒セったけど、白血病に陽性反応が出てしまった。
覚悟が無かったわけではない。
それでも、結果を聞けばやはりショックだ。
まだ発症はない。口内炎もない。

里親探しに厳しい条件が付いた。

チーコの時は、家で怯え、固まってしまった様子を見て、その日のうちに河原へ戻しに行った。一ちゃんは今、ケージの中でとてもかわいそうな状態だ。わずかな希望にかけて家に置くべきか、河原へ戻すべきか、考えはまとまらない。
一ちゃんのため、一ちゃんのために・・・
私はどうしてあげたらいいのだろう。

なんだか悔しい。

Fri, 04 Feb 2005

ぼろぼろのまさおくん




ミス河原・サム君、
親子で出てきてくれた。
花子が現れて、ミス河原の機嫌が悪くなった。
離れた所に、花子用一皿を置きに行った。

ガオの道の薮、全員確認。
まさおくんが来て
薮組の女の子たちと一緒に
並んで食べていておかしかった。

飄々とあちこち渡り歩き
ごはんに対する積極性も
いつも通り。
とぼけ方もいつも通り。

まさおくんがこの季節を乗り切って
回復してくれますように


確認猫数 25。
猫缶大 12個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。

写真上 まさおくん
写真下 久しぶりに見た花子

Thu, 03 Feb 2005

冷たい風




あっちにも
こっちにも
ゴミが飛ばされている。
冷たい風、しかも強風だ。
砂埃が目に入って痛い。

ねこたちはいつも通り
一生懸命食べて、
潮が引いたように居なくなった。
外でのんびりという気分ではないようだ。

大急ぎでやった洗い物
水が冷たくて
手がかじかんでしまった。
小夏がアンテナみたいなシッポを
時々確かめるように私にくっつけて
あたりをキョロキョロしながら
ごはんをかっ込んだ。
ごわごわの手でひょいと抱き上げると、
膝の上にお座りした格好で納まってしまった。
はい、おしまい。
言って降ろすと、
もっともっと縲怩ニ、ついてきた。
竹薮は誰もいなくなっていて、
小夏、悠然と水を飲んで得意げだった。
竹薮入口で、自転車を押し始めた私を見送っているのが
視界に入っていたけれど、
未練がましく振り返っても仕方ないので、
前を見てずんずん進んだ。

写真上 小夏
写真下 去年の冬ずっと心配だったまっちゃん
    もういない

猫缶大 12個 ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
カイロ 28枚。
確認猫数 23。


Wed, 02 Feb 2005

シトラのシッポ




昨日も今日も、サム君にしか会えずにミス河原ポイントを後にし、ガオの道へ下りていく。
どこでどう見ているのか、その道に入ったとたん、あちこちから猫たちが走ってくる。シトラ、ガチャ、マダラ。お尻をぶつけながら自転車の横を、前を、走る。白ママは薮から出たり入ったり、シッポを立てて配膳を待つ。
一ちゃんがいつの間にか来ていて、薮の女性陣に混じってお皿を一つ確保していた。

今日はミルクを入れた500mlボトルを
積み忘れた。
ミルク好きのみなさん
ゴメンナサイ。
特にがっかりした子
ヨーコママ、シトラ、まさおくん、チーコ。
マサルさん。

この寒いのに、川の浅瀬にシロサギが足を水に浸して立って、気持ちよさそうにしている。あの足はどうなっているのだろう。冷たくないのかな?
河原の猫たちの肉球は硬く、家でヌクヌク過ごす子達のプニプニと全然違う。いつも冷たくて固い。
小夏とガチャがぴったり付いてきたので、二人一緒に並べて抱っこした。小夏は悠然と構えていたけど、ガチャは横目で小夏を見てから「きぃ」と言って飛び降りた。小夏の勝ち。
シトラのシッポの治療遅れ遅れになっているけど、今週中に病院へ連れて行こうと思う。もういつでも捕まえられそうだ。
シッポにトラブルのある子、シトラ。名前はそこからつけた。
きれいにしてあげたい。

確認猫数 22。
猫缶大 13個。ドライ1.5kg。
カイロ28枚。
写真は2枚とも 美人のシトラ



Tue, 01 Feb 2005

負けるな小夏!




ワンコの小夏、洗い物の間ずっとそばにいて、
ゴミ捨ての往復もきっちり付き従い、
洗い物の後も、そのままついてきた。
竹薮から飛び出してきた黒長に追い払われ、
キャンプ場の隅にある道具小屋の床下に、平たくなって逃げ込んだ。
そのままではあまりにも気の毒だったから、
小夏を呼びに行って、黒長に代わって詫び、
私を見て安心して出てきた所を抱き上げた。

風を遮断するウインドブレーカーとウールのハーフコートの間に小夏を抱いた。爪を立てて胸にしっかり張り付いた。
そのあたりにカイロが貼ってあったので、カイロの熱と小夏の熱とで、私の胸はほかほかになった。

黒長はしつこくやってきて、隙あらば襲おうと身がまえていた。

顔だけ出した小夏を抱いたまま、黒長に向かって走り込んだ。
そんな事しても駄目かもしれないけど、少なくともビックリしたのは確実。シッポを下げて退散。
「なっ、何しやがんでぇ!」と、目を丸く見開き、息を荒げて振り返った。小夏もここで一声吼えてやればいいのに、しがみつくのに必死で状況が飲み込めていない。
今日から腹筋100腕立て50! ごはんも沢山食べて、力をつけること。黒長にやられっぱなしじゃ駄目だよ、小夏。
負けるな小夏! タヌキに低姿勢で小夏に高飛車なんて、理不尽じゃない?

竹薮の外で出てくる私を待ち、ガオの道の薮まで付いてきた。
お皿を集めて残りを一つにまとめる間、ヨーコママ、マダラ、ガチャが再結集。小夏はガチャと鼻挨拶していた。
いまだ! と思って自転車のペダルを踏み込んだ。
振り返ると、ガオの道に、
私が行ってしまうのをずっと見ている小夏とガチャが見えた。

確認猫数 24。
猫缶大 14個。ドライ1.5kg。猫ミルク500ml。
カイロ28枚。

写真上 ガチャ 写真下 小夏



河原猫の日記



    
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