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Tue, 02 Dec 2008

ヤケド

ずっと雲に覆われた一日。12月下旬の寒さだったとか。
河原へ着くと、畑の帰りに寄ってくださったTさんと、
久しぶりに来られたキャンプ場の地主さんが立ち話をしているところだった。

おう、相変わらず毎日来ているのかい?
あなたも偉いねえ 
と気さくに笑う。
畑の作物を盗んでいく人が出没していることなど
何となく不穏な空気が流れているのだと話すと
隣の地主さんみたいに「無断立ち入りお断り」看板を
自分も立てようと言う。
何か悪い事件に巻き込まれぬよう、くれぐれも気をつけるようにと
気遣ってくださった。

シロママ、ズーズー、トラぴんクロスケ、コハチ、ビータン、ブー、ヨーコママ、ミルク。
確認できたのは10メンバー。
投入カイロ14枚。
日暮れが早いので、配膳とカイロ交換を急いだ。
指にやけどをして、昨日から困っている。
手は大事だから絶対に怪我してはいけないと常々思っているのに、
なんたることか・・我ながら自分の不注意に呆れてしまう。
左手親指一本で済んだのがせめてもの救い。
昨日は全部持ち帰り、落ち着いて家で洗い、
今日はギコギコ井戸でTさんに洗ってもらった。
 
こなっちゃんの添い寝 こちょこちょしたくなる寝顔

Mon, 01 Dec 2008

星二つ

最初に会ったのはズーズー。
それからガオの道餌場に入ってシロママ。

ズーズーはもりもり食べた。
シロママも台の上で謙虚にニヤァと鳴いて催促し
もったり首を下げてごはんに取りかかった。

ズーズーは負傷中だから、ヨーコママに頼りにされるのを辞退中。
「私の亭主は稼ぎが少なく」
「弱虫でてんで根性もなく」
「おまけに大食いなのよ」
なんて、ヨーコママは決して言わないのに
「こんなていたらく、キミに見せるのはずかちい」
と思ってなのか
世の中の荒事、対人関係のどうのこうの、浮いた話
などの一切から遠く離れて仙女様のように生きる
シロママの方が楽なのか、
ズーズー
このところ、シロママ周辺でよく見る。

ヨーコママは頭突きや体当たりの相手を失い
棒杭に登る元気もなく
うまく棒杭に擬態してその下にうずくまっている。
人(わたしたち世話人)がいなくなったらまた
カイロの箱に戻るつもりなのだ。

河原は淋しくなったでしょう。
この思いを打ち消して、気を奮うために
みんなが行った先々で元気にしている様子を思う。
また、去年と違う落ち葉の葉陰に
そっと隠れている思い出を踏んで歩く。
日暮れは早く、赤くなる空、赤暗くなる空に
細い月と、ひときわ明るく輝く星が二つ見えた。

ズーズー、シロママ、トラぴんクロスケ、コハチ、ビータン、ブー、
ヨーコママ、ミルク、ケイちゃん、ムギちゃん、トニー。
確認猫数13。
投入カイロ15枚。

昨日に続き、予備カイロと猫缶を入れたテーブル上のスチロール箱が
誰かにこじ開けられていた。明らかに物色である。
いやな感じがしたので、中のものを全部整理し、余分を持ち帰り、隠し、
スチロールの箱は二つとも、本来の使用目的(寝箱)に戻して隠した。
ピンちゃんを撫で、ズーズーを撫で、じっと座っていたトラちゃん
ヨーコママなど振り返りながら
帰ってきた。



Sun, 30 Nov 2008

臨機応変

ミルクがひしゃげた耳を乗っけて材木置き場に現れた。
お腹がすいて、野球小屋より駆けて来て
スタンバイしたようだ。

シロママは毎日ガオの道で迎えてくれる。
トラぴんは時々、思い出したように材木置き場にいたりする。
お日様のあたり具合や、風の吹き具合で
居たい場所を変えるのだろう。
それから
私の知り得ぬ時間帯の出来事が
猫たちが場所を変える理由になっていることもある。
同じところでいつも通りに会うよりも
考えてみたら
変わっていることが多い。
臨機応変は
生きていくのに不可欠の姿勢だ。
もっともっと力をつけて
寒さを越えなくちゃいけないので
みな真剣に食べている。
竹薮のトラ地蔵さま

今年4月、家猫修行中のふたり
ミス河原、サム君親子が飛び出してきた土手の下は、
今は猫の気配もなく、ただ茫々と笹藪が深くなった。
寒い季節を家で過ごせる幸運が、あの親子に・・
そうおもいながら通り過ぎる。
思い出だけ、細切れに浮かぶ道。

シロママ、花子、ブー、ミルク、ズーズー、ヨーコママ、トラぴんクロスケ、
コハチ、ビータン、ケイちゃん、トニー、キジ丸。
確認猫数14。
投入カイロ15枚。
まとめ買いしてもらったフードの受け取りと
マルちゃんの通院、そして河原、
朝から一緒に走っていただいた。

Sat, 29 Nov 2008

畑の災難

Tさんの畑で、大事に育てられた大根が10本、
ごっそりと抜かれた。
シロママハウスの地主さんの畑でも
作っていたサツマイモのほとんどを
抜かれた。
酷い話だけど、本当にやられてしまった。
食べる物を得られない人が
空腹に耐えかねて盗んだのとは違う。
お金にするために、人の作物を奪ったのだ。

なんと言ったらよいか、残念で不快な話だった。
犯人を捕まえるのは困難なこともあり
人が傷つけられたわけではないので、被害届を出しても
動いてはもらえぬそうだ。
猫たちのところにも物色された形跡があった。
乱暴にめくられた様子が目に浮かんで
たいへんいやな気持ちになった。
何をどう備えたら良いかも浮かばない。

猫たちは今日も元気に食べてくれた。
それはとても良いこと
うれしいことだ。

不安な気持ちを全部払拭できなくても
みんなの無事に励まされて帰ることができた。

シロママ、花子、ズーズー、ヨーコママ、ブー、
トラぴんクロスケ、フー、ミルク、コハチ、ビータン、
ケイちゃん、ムギちゃん、キジ丸、トニー。
確認猫数16
使用カイロ15枚。

Thu, 27 Nov 2008

筆ちゃん路線変更中

朝から冷たい雨。
昨夜はどのチャンネルのお天気予報も
雨の降り始めを夜と言っていたので
今日は「外してゴメンナサイ」と詫びていた。

手術が済んだ子猫たちを見に行って
筆ちゃんに会った。
ゴロママ宅での暮らしは7ヶ月になる。
最近みんなと一緒にいるようになったそうで
保護部屋を出て、動く範囲を大きく広げた。
ズーズーに片思いしていた筆ちゃん。
場所が変わってもやっぱり
気は優しくて力持ち タイプのデンちゃんがお気に入りなのだ。
それとなくくっついていた。
不器用ながら人にも
それとなく甘えるらしい。
つやつやの被毛は美しく輝き、すっかりお家猫さんである。
急に現れた私には目を見ひらいて逃げまどい、
ついでに「シャーっ」までした。
肩の力を抜いて、楽に、楽にと、さすってあげたい気持ちになった。
路線変更には時間がかかるのだろう。

ちょうど河原へ行く時間帯に雨が上がってくれた。
シロママ、花子、ズーズー、トラぴん、コハチ、ビータン、キジ丸、
ミルク、トニー。
確認猫数10。投入カイロ15枚。

帰ろうとしたとき、ガオの道を黒いラブラドールを連れた人がやって来るのが見えた。
犬がシロママの場所へ飛び込もうとしているので
思わず走りそうになった。
飼い主の男性に引きずられるように過ぎていくワンコを
見送ってから見に行くと、シロママは寝場所を飛び出して
離れた場所に潜んでいた。
身の危険を感じたらさっと逃げる準備はいつもあるのだろう。
もう大丈夫と声をかけながら、
こんなふうに落ち着かないのが日常の猫たちを
不憫に思った。

Wed, 26 Nov 2008

シロママの寝床



雲が帯状に染まる空

あれ?

変な雲柱が一本空に伸び立つ

足早に去っていくブー

シロママが「フーシャー猫」さんだった頃は
ごはん以外に人間と構わりを持つなんてトンデモナイと
思っていたはずだけど、今は何の敵意もない。
人の気配に慌てて飛び出しても
また戻り、寝場所を拵えた餌台の上に飛び乗って
こちらへやさしいまなざしを投げかける。
シートをめくりあげ毛布を整える。
また新しいカイロに入れ替え
缶を開けたりミルクを置いたりするのを
黙って見ている。
年を取って丸くなったのとも少し違う。
長い長い時間をかけて縮めた距離だ。
穏やかなシロママには
じわっとこみ上げてくるものがある。

ズーズーの傷が昨日よりも酷い。
気にしてザラザラの舌で舐めるから赤くなったのだろう。
先に来ていたMさんのあとを付いて歩き、
それは私が合流してからもずっとそうで
「何か言いたいことでもあるのかしら」
「どういうことなのでしょうね」と話し合う。
本人(にゃん)に問うても回答無し。
触ろうと手を伸ばせばひょいひょい交わして逃げる。
ブーがズーズーに挑発的な態度を取り、
執拗に近づいていたと聞くと穏やかでない。
大きいズーズーをやっつけること=天下を取る とか思っているなら
この勘違いは糺さねばならぬ。
シロママハウスあたりまで追ってきてスッと姿を消したズーズーに続き、
ブーちゃんが別コースより現れた。
何事か起きたらいけないと立ち止まって見ていたら
落ち葉を掻いてシッコをして
足早に去っていった。

シロママ、花子、ズーズー、トラぴん、ヨーコママ、コハチ、ビータン、ミルク、
トニー、ブー。確認猫数11。
カイロ15枚。
会えなかった子たちは、ちゃんと食べてくれただろうか。

保護中の4黒兄姉の2匹にお申し出をいただいている。
ゴロママと相談してスラリ♂と稲妻♀に決し
ふたりを今日手術に運んでもらった。
残る子たちの手術も近々せねば。

350gほどだったのに、みんな立派に育ってくれた。


Tue, 25 Nov 2008

潜るモグラ

材木置き場の中段から、クロスケがひょい。
首を伸ばしてこちらを見る。
その後ろにトラちゃんとピンちゃんが身を寄せ合っていた。
こんなに寒いのに
なんでそんなところに集まっているのかな。

ヨーコママに置いたごはんにトラちゃんが来たので
2皿置いた。
片付けに行くとクロスケが続きを食べていた。

土手にモグラ塚を沢山見つけた。

季節をしっかり読んで、決まり通り地面に潜るモグラは偉い。
どの盛り土の下にもいるのだとすると
相当数いるようだ。
日暮れは早くなるばかり
5時にはすっかり暗くなる。
シロママ、花子、ズーズー、トラぴんクロスケ、ヨーコママ、
コハチ、ビータン、ブー、ミルク、トニー、ムギちゃん。
確認猫数13。
投入カイロ15枚。

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河原猫の日記



    
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