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Fri, 23 May 2008
塞ぎ込む両巨頭
「潰れる」ほど悲惨ではなく
「淡々と」と言えるほど冷静でもない。
どんより悲しそうにじっとしているトラ地蔵。
どんより悲しそうに丸まっているシロママ。
材木置き場の中段で
変わりゆく河原に背を向けて
いつも通りに配膳にいそしむ私たちにも無感動に
雌雄の両巨頭が
慰めようのないほど塞ぎ込んでいた。
二匹の間から、クロスケがぴょこっと顔を出してこちらを見ていた。

トラちゃんにくっつくクロスケ
急激な暑さに見舞われて、今日はとても消耗した。
猫たちの河原は深い緑に包まれ
日向は虫が飛び交い、樹木から芋虫毛虫がぶら下がってくる。
残ったごはんにたかる虫と
元気のない猫たちの姿に
言いようのないやりきれなさを感じた。
廃棄物処理業者に、下見に来てもらうよう連絡をした。
また、不法投棄ゴミについては行政にお願いできないかどうか
電話で問い合わせをしてみた。
3つの窓口でたらい回しにされた挙げ句、時間切れ。
明朝もう一度問い合わせする。
棚田の田植えを終えて熊野から戻られたT婦人が河原へ来ていた。
忙しい日程の中で、時間を工面して会いに行ってくださった
クマちゃんとしんちゃんが、元気に暮らしていたと聞かせてもらって
とても嬉しかった。シンクロが待っていたガオの道では、
今でも何かの拍子で黒い猫を探してしまう。
そこにはもうシンクロだけでなく筆ちゃんもいない。
クマちゃんが登っていた木を懐かしく見上げた。
明日明後日は雨の予報。
積んだゴミは雨ざらしになる。
猫たちは、それぞれ無事に潜ってくれるだろうか。
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、花子、トラ地蔵様、クロスケ、ビータン、コハチ、ミルク、とっと。
確認猫数10。
黒丸をお届けしたお家より、黒丸が新しい環境に臆することなく溶け込み
元気で暮らしていると近況が届いた。正式に里子に迎えていただけることになった。
幸せなご縁に恵まれほんとうにうれしい。
ピンちゃんは上手に砂トイレを使っていた。ごはんもちゃんと食べる。
顔は泣きべそを掻いたような案配だけど、だんだん本来のピンちゃんに戻ってくれるだろう。
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