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Sun, 04 Nov 2007

小夏の保護



2002年10月に会い
5年見てきた小夏
ついに連れ帰る

サム君だけのミス河原ポイントで、2皿作った。
葉陰に置いたのはカラスに食べられてしまうかな。
ミス河原かぶーが出てくればいいなと思いながらガオの道へ進むと、入り口の畑の隅っこにしっぽの長い黒猫がうずくまっていた。ミス河原だ。
怪訝な面もちで首を上げ、それから元気に飛び出してきたので、ごはんを置いた場所まで誘導した。
おじさんの2籠自転車に積んでいった古毛布は、ガオの道餌台の中に敷いた。
材木置き場の配膳。
それから竹藪。
大騒ぎした「鍵」は、竹藪に置いていった洗い物籠の中で見つけた。
原っぱに進出して伸びきった竹を、鋸で切った。
わしわしぎこぎこ、汗をかいてしまう。
おじさんがやってきた。取り込み中につきと言って自転車を運んでもらい、無事交換。一緒にしばらく竹と格闘した。
実は今日、毛布と一緒にキャリーケースを持っていった。小夏を連れて帰れたらと思い立ってそうしたのだけれど、よくよく考えると何の準備もしていない。
野球小屋の裏でもまだ迷い、ヒゲゾウに「どう?」と、入り口を差し向けて誘ってみたりした。もちろん入るはずはない。おじさんも頭をひねり、小夏は猫が嫌いだから(私のところは)無理なのではないかと言う。
でも、キャリーケースの入り口を「どう?」と向けたら、レジ袋でも何でも入る小夏だからして「そりゃあ入るよ」とおじさんが言っている間にツツツと入ってしまった。

竹藪で発見してから5年、おじさんのところにいた一年あまりを入れたら、小夏は実に6年以上の歳月を河原で過ごしてきた。根拠無く「元飼い猫」と確信している。
自転車で走り出すときは感無量だった。
移動の間心細そうに大きな声で泣く。
そしていよいよ、私の家。
家の猫たちの声と気配、環境の激変に、小夏の足の裏は緊張と不安で発熱し汗ばんでいる。
何とかほかの猫の見えない部屋に小夏の場所を作り、
シマ子にこしらえそのままにしてあったケージに入れた。シマ子はもう家中自在に飛び回って、好きにしている。
トイレも一つ、そばに設置。
小夏はずっと神経質に声を上げ続け落ち着かず、ヒヨシもわめき、私の羽布団に2つも大きな水たまりを作った。
小夏をだっこして部屋の外を見せている間に、シマ子がちょろちょろ小夏部屋へ侵入し、ケージの中に入ってしまった。ケージへ逃げ込もうとした小夏と大騒ぎになった。小夏は小さくても大きくても、ほかの猫が嫌いなのだ。嫌いなものから逃げる。嫌いなものには近づかない。おじさんが好きでも、暖かい寝場所がそこにあっても、シトラが産んだ子達から遠ざかるために小屋を出たように、ごはんの時もいつも、群れるみんなから離れたところで、私が小夏に気づき来てくれるのを待つばかりなのだ。この狭い家の中でコナツ的生き方は通るだろうか。
明日の朝にも河原へ返さなければどうにもならないかなと、暗澹とした気持ちになった。
しばらく静かにしてから、保護部屋でケージから解放しそばに寝ころぶと、私を見ながらバスタオルの上で猛然とフミフミする。小夏が手当たり次第にフミフミモミモミするのを見るのは初めてだ。私の腕にも足にも止まらない。喉を鳴らして、不安な目で部屋を見回し、外の音にも緊張し、また私を見つめる。トイレに新しい砂を足していると、やおら入ってしっこした。トイレも大丈夫そうだ。寒かったのでケージの中にカイロを入れたセーターを足した。そばに布団を敷いて、小夏を抱いたまま寝てしまった。
なんとかなるべ。
今日のところはそう考えることにした。

サム君、ミス河原、白ママ、シンクロ、筆、ハッチ、ヨーコママ、花子、ヒゲゾウ、洋ちゃんアミちゃん、トラピン黒長、コキジ、小夏、ずーずー、クマちゃん、曲がりしっぽの黒、クロスケ、びーたん、コシロ、コハチ、ミルク、キジ丸、黒丸、サリー、ケイちゃん、ムギ、トット。
確認猫数30+保護仔猫シマ子
猫缶大6個ごちそう小4個+現場で追加ごちそう缶6個小12個、レトルト4袋、ごちそうドライ1.2kg、薬入りa/d缶1個、ミルク500ml。



河原の子達が明日も無事でいられますように)



河原猫の日記



    
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