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Thu, 25 Nov 2004

初日




人形を大事に包んで背負っていって、飾り付け終了。
会場は画材店に併設されたギャラリーで、画廊喫茶になっている。こじんまりした小さなスペースに全部で15体ほど並んだ。私の猫たちも特別参加だ。色柄の彩色をどうするか、決まらぬまま見切り発車だ。白い子はみな家に残した。
淡い照明の光を浴びて、人形たちも緊張気味だった。人前に自分の拵えたものを出すのは、なんと言ったらよいか、うれしはずかし、ドキドキするしわくわくもする。久しぶりに大興奮。
袖幕の陰で出番待ちする時の感じと一緒だ。果たしてうまくやれるかどうか、とても恐くて不安になる。大丈夫大丈夫と暗示をかけながら心臓が踊ってくる。そしてその瞬間が来ると、何もかも忘れて飛び出していく。
いろいろな思いがアタマの中で炸裂した。

本物の猫たちと共にひしめき合っていたのが出払って、家の中はしーんとなった。「片時も離れたことのない子どもを修学旅行に送り出した親」の気持って、こんな感じではないかしらん?

河原の猫たちよ、勘弁しておくれ、
おかーさんは今朝一大事で忙しく、夕刻のエサヤリとなったのだ。白い月が高い所に丸く張り付いているのを見ながら河原へ急いだ。カイロの袋を竹やぶの中で破こうとしたら、真っ暗で見えなくなってしまった。蔦草の葉っぱがぶら下がったのや、笹だけの曲がったのが、フイに顔を撫でてきて、おっかなかった。ふぃ縲懊€怩チ、ひぇーーっと、声を出さずに悲鳴をあげた。この時期になると5時でこんなに暗いのね。これからもっともっと日は短くなっていく。それでもちゃんと、どの箱もあたたかくしておいたからね。ゆっくりお休み。
一ちゃん、マダラ、ガチャ、ヨーコママ、ミルク、ハッチ、シトラ、さんた、ピン、トラ、黒長、ロボ、チーコ、クニクニ、キジオ、まさお、コシロ。確認できたのは17、これだけ。あとは闇夜のカラス化した「薮のキジ猫」「暗がりの黒猫」。識別不可。

写真上 サンタの布団は掛けも敷きも落ち葉
写真下 ノコちゃんも落ち葉で遊ぶの好きだったっけ



河原猫の日記



    
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