Archives
You are currently viewing archive for 20 May 2008
Tue, 20 May 2008
コシロの危機
昨夜から嵐で、朝になっても風がゴオゴオ鳴っていた。
大粒の雨が打ち付ける音と重なって恐ろしい。
やがて雨は上がり、昼には日差しがさして気温が上昇した。
とても蒸し暑く感じる。
夕方の河原へ再び大荷物で到着すると
ターゲット・ブーがウロウロするのが見えた。
ガオの道のメンバーに混じって
花子に隠れヨーコママに隠れ、それでもおいしいところだけは
きっちりもらうつもりで頑張っていた。
キジ白模様が入り乱れて紛らわしい。
集まった面々に一皿ずつごちそう鰹乗せごはんを配り
お皿をもらえないブーだけを、餌台方面へ誘導した。
後は箱に任せて次へ進む。
なんどか様子を見に戻ると、その都度ターゲットが歩いているのが目に入る。
なんとしぶといブーであることか・・
材木置き場にシロママ、トラ地蔵様、クロスケ、後から駆けつけたコハチとキジ丸。
コシロを捜して竹薮へ行くと、ビータンがいた。
テーブル下の暗がりで食べるばかりだったビータンも
以前よりも姿を見せるようになった。
コシロは猫舎の覆いをめくりあげると、すぐそこにいた。
体がびっしょり濡れた感じで、げっそりしていた。
ミルクに薬を入れて、お皿に少量ごちそうを入れて顔の前に並べても
こちらをじっと見て、不快そうに唸るだけだ。
全く食べる気はないようだった。
話しかけるとじっと見返してくる。
これは相当悪い。
そっと触ってみた。
下へ飛び降りて少しのところで止まったので、お皿をまたそばに置く。
行こうとして足を踏み出し、よろよろよろけてへたり込んだ。
ハッと胸を突かれた。
病院へ運ばなければ。ターゲット・ブーの箱を取りにガオの道へ走った。
戻ると、コシロはまだ同じところにいた。
身柄を確保するため近寄ると、
力を振り絞って猫舎の裏側へ逃げてしまった。

最初見た寝場所へ戻らないかと、猫舎に覆いを下ろししばらく待った。
コシロが押さえられるところまで戻るのを静かに待った。
野球小屋の方へごはんを置きに行って、洗い物も済ませ戻ると
今度はブーが竹薮の中にいて、シロママも来ていた。
コシロを何とかしたいのとブーを捕まえたいのと
気持ちが乱高下してあたふたしてしまった。
結局コシロはそのまま隠れて出てこなかった。
ピンちゃんがいたらきっと、コシロに寄り添っていたはずだ。
ピンちゃんを入院させた金曜日以来、探し続けていたコシロが
あの嵐の中も探していて
いよいよ悪くなってしまったのだとしたらどうしよう
会えぬままがっくり力尽きたらどうしよう。
今捕まえられたら、そのままピンちゃんのいる病院へ運ぶのに
コシロはとうとう捕まってくれなかった。
ピンちゃんを河原へ戻してコシロのそばにいさせるべきかとも思い
コシロがどうしてもだめであれば、
ピンちゃんはそれを見ない方が良いのかもしれぬと思い
コシロを一人で死なせるのはあんまりだとも思い
誰もいない竹薮で逡巡しうろたえているうち
もうピンちゃんを迎えに行く時間が無くなってしまった。
奥の餌台の上に乗って、じっと佇んでいたシロママが
すっと飛び降りて
コシロが消えたコースを辿って行った。
シロママは
コシロを見てくれているだろうか。
明日もなんとか頑張って持ちこたえていてくれたら助けてあげたい。
ピンちゃんと元気で再会させたい。
コシロの危機がこんな日にくるなんて・・
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、花子、ブー、ハッチ、トラ地蔵さま、
クロスケ、キジ丸、ビータン、コハチ、コシロ、ミルク
ムギちゃん、とっと。確認猫数15。
|