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Tue, 30 Nov 2004

11月最後の日




11月最後の日だ。
大きくふぅーっと息を吐く。
こういう日もあるよね。
自分なりに意味を持たせていたある期間が過ぎ、
千秋楽の舞台が終わった後みたいに、
空虚な時間が巡ってくる。
思考停止のまま全てを投げ出して
魂が休息している。

夜になって空にかかった月は赤く、
上の方が霞んでしまりのない形だった。
これからぐっと冷え込むそうだ。
河原の子達は、よく食べたし、走ったし、
日向ぼっこもたっぷりできたはず。
寝箱はまだ万全じゃないけれど
今夜が一番活躍していることだろうと
みんなの寝姿を思い浮かべた。

昨日会えなかったまさおくんもトラちゃんも、
無事確認。

写真上 トラちゃん
写真下 キャンプ場の樹木

Mon, 29 Nov 2004

お返事アミちゃん




一ちゃんに連なって、ミス河原も土手を駆け上ってきて、2匹従えもつれ合うように土手を下り、エサ台まで歩いていった。
サム君は腐りかけた布団の山の上で、かったるそうにうとうとしており、ごはんだというのに反応が鈍い。
ミス河原が「ぎゃー」を引きずって長々とわめく。
振り返ったら花子が、進むことも引き返すこともできずに固まっていた。一ちゃんはドライの器に頭を突っ込んで、猛烈な食欲を見せた。

ガチャがガオの道でこちら向きに座って待ち受けていて、藪の中にマダラとミルクと白ママが待機していた。
この藪では、お皿回収時ペレ君を追加確認した。
ヨーコママ、シトラ、ハッチに会えず。

竹薮では、はて? まさおくんとトラちゃんに会えず。
昨日金ちゃんに伺いを立てておいた、金目のキジ猫が来ていた。
かなり大柄な子だ。
金ちゃん!
と、元気に明るく声を掛けてみた。
ぎょっとした顔で、
ゲッと言って、
慌てて逃げていった。

アミちゃんが遅れてやってきた。声ですぐ分かる。
アミちゃんは金ちゃんと違ってつき合いがとても良い。
あみちゃん!
にやお
あみちゃん!
あーお
あみちゃん!
あー
と、止まらない。

用件ナシで呼んでも気を悪くすることなく、
いくらでも返事を返してくれる。

本日の写真上も下も「お返事アミちゃん」

カイロ23枚投入。
ごはん仕込み量を少し減らして、大きい缶9個+ふやかしたドライ小鍋一杯。現場でごちそう缶2個追加。ミルクは500ml。

Sun, 28 Nov 2004

跡目相続




河原でみんなにごはんを配り、
みんなの寝箱にカイロを入れて、
駅へ直行。今日もまた「いざ鎌倉へ」だったのだ。
着ていた服が小豆色と紫色の中間の色の上下。
一ちゃんやガチャや黒長がそれぞれのポイントで
盛んにスリスリしてきたのに、
存分に抱っこしたりかまってやったりできなかった。
ごめんね。
確認猫数20
長居できなくても、
わたしはみんなのもの。
みんなのために生きているんだからね。
粗末にされた、、なんて思っちゃ駄目だよ。

いつも通りに食べて寝て、
元気に過ごしてくれたら言うことナシ。
お天気は上々で
気持ちの良い日だったね。

そうそう金ちゃん
キミの名前、
あの金目のキジ猫に譲ってもいいかな?
見事な金色だから、跡目次がせても不足はない子だよ。

写真上下 ともに「金ちゃん」

Sat, 27 Nov 2004

駆け足




11月ももう下旬・・
私の11月は駆け足で過ぎていく。
夢のように早い。
思い出は雲に包まれ
一つ一つ
色々な種類の風に飛ばされて過ぎていく。
後で振り返るとき
懐かしさでしみることだろう。

朝の河原を急ぎ足でまわり
鎌倉のギャラリーへ向かった。
確認猫数16と少ない。

暗くなって遅い帰宅。
うちの猫たちはふがふがの甘えん坊になっていて
熱い出迎えを受けた。
マルちゃんには久しぶりにビバルディの「春」で櫛ときサービス。ヒヨシは熱々のおしぼりタオルで磨き上げ、今も7kgの重い(けど暖かい)巨体を膝に乗せ、やっとの事で支えて持ちこたえている。

写真上 秋桜
写真下 よく転がっていたフジコ
    粘土猫フジコに早くも里親さんがついた!

Fri, 26 Nov 2004

巣ごもり




配膳が済んでカイロを入れ始めたら、定員4の離れ猫舎にまさおくんが入っていた。この前更新した箱に、ゆったり寝そべっている。お、と小さく言って、にこっとし、邪魔にならぬようそーっと毛布の端からカイロを差し込み、昨日のを引き抜いた。まだヌクヌクしていた。まさおくんは動かずにいてくれた。
メイン猫舎の方も、サア行くど!っとめくったら、誰かがこそっと裏側へ出て行った。温かいことにみんな気がついて、食後日向でまったりできない曇り空の時は、そうやって寝箱に巣ごもりなのだ。
寒さの冬はこれからだからね。
仲良くひしめき合って、暖かく過ごしておくれ。

竹薮にリードを引きずった犬が乱入。猫ごはんに取りかかったので、リードを掴んで飼い主を探した。この犬は知っている。面倒になると放してしまうおばさんの犬だ。
見あたらないのでキャンプ場の柵に持ち手の先を引っかけておいた。しばらくして、名前を呼びながら犬の方へ歩いていくおばさんの姿が見えた。

洗い物の見物はナシ。

写真上 ノコちゃん一筋だった弟分のミュート
写真下 ナツカシイミュート

Thu, 25 Nov 2004

初日




人形を大事に包んで背負っていって、飾り付け終了。
会場は画材店に併設されたギャラリーで、画廊喫茶になっている。こじんまりした小さなスペースに全部で15体ほど並んだ。私の猫たちも特別参加だ。色柄の彩色をどうするか、決まらぬまま見切り発車だ。白い子はみな家に残した。
淡い照明の光を浴びて、人形たちも緊張気味だった。人前に自分の拵えたものを出すのは、なんと言ったらよいか、うれしはずかし、ドキドキするしわくわくもする。久しぶりに大興奮。
袖幕の陰で出番待ちする時の感じと一緒だ。果たしてうまくやれるかどうか、とても恐くて不安になる。大丈夫大丈夫と暗示をかけながら心臓が踊ってくる。そしてその瞬間が来ると、何もかも忘れて飛び出していく。
いろいろな思いがアタマの中で炸裂した。

本物の猫たちと共にひしめき合っていたのが出払って、家の中はしーんとなった。「片時も離れたことのない子どもを修学旅行に送り出した親」の気持って、こんな感じではないかしらん?

河原の猫たちよ、勘弁しておくれ、
おかーさんは今朝一大事で忙しく、夕刻のエサヤリとなったのだ。白い月が高い所に丸く張り付いているのを見ながら河原へ急いだ。カイロの袋を竹やぶの中で破こうとしたら、真っ暗で見えなくなってしまった。蔦草の葉っぱがぶら下がったのや、笹だけの曲がったのが、フイに顔を撫でてきて、おっかなかった。ふぃ縲懊€怩チ、ひぇーーっと、声を出さずに悲鳴をあげた。この時期になると5時でこんなに暗いのね。これからもっともっと日は短くなっていく。それでもちゃんと、どの箱もあたたかくしておいたからね。ゆっくりお休み。
一ちゃん、マダラ、ガチャ、ヨーコママ、ミルク、ハッチ、シトラ、さんた、ピン、トラ、黒長、ロボ、チーコ、クニクニ、キジオ、まさお、コシロ。確認できたのは17、これだけ。あとは闇夜のカラス化した「薮のキジ猫」「暗がりの黒猫」。識別不可。

写真上 サンタの布団は掛けも敷きも落ち葉
写真下 ノコちゃんも落ち葉で遊ぶの好きだったっけ

Wed, 24 Nov 2004

一ちゃん一緒に一気




一ちゃんとミス河原はエサ台に慣れた。
中に置いてやった私のお古、紫のセーターに、白い毛が付いている。一ちゃんがそこで丸まっているのだろう。

一ちゃんは土手下の道で私を出迎え、踏まれそうになりながらエサ台まで一緒に一気に歩いていく。
カリカリをすこし大きめの器にざくざくと入れると、入れてるそばから顔を埋めて食べている。こんなにドライが好きだなんて、薮に3人分3皿の混ぜごはんしか置いていかなかった頃は知らなかった。
狭いエサ台、図体のでかい一ちゃんと、態度の大きいミス河原が並んだら、もうそれで満杯だ。横倒しにした棚の一面が檻みたいになっているので、サム君から見ると、なんだか捕まって閉じこめられたみたいに見えるのかも。カラス避けに半透明の衣装ケースを連結させたから、さらに閉塞感があるのかもしれない。サム君とペレ君は、このエサ台が気に入らない。すこし離れた所から見ているばかりで、呼んでも寄ってこない。
いる所まで配達してやりたいのは山々だけど、カラスに横取りされてしまうからなぁ・・

ガチャの甘えん坊日に日にエスカレート。
なんだか去年と重なる。今頃から猛烈に私を恋しがった。
はて、どうしたものだろうか・・
去年と違ってそばにシトラがいるので、シトラ懐柔作戦には、ガチャ効果を期待したい。シッポの先、乾いたと思うとまた血が滲み、ずっとそんな調子で終息せず。
せいぜい3キロくらい、とても柔らかくて儚げなシトラ。

明日より人形展。
球体関節女の子人形2体出す。
残っている作業で目が回る。頭もいっぱいでヨレヨレだ。
写真上 2体目の顔、コッチというドラマに出てきた女優さんの唇に影響を受けたかも。

写真下 ちょいとブルーな黒長




Tue, 23 Nov 2004

くるま




竹やぶの中に枯れた竹が結構あって
あちこちでななめに倒れている。
竹取の人達が切り残していった切り口のアブナイ株も、
すっかり枯れてボコっと抜ける。
猫たちの配膳が済んで一息ついてから、もりもりと働きだした。枯れ竹の運び出し。食べ終わってのんびりしていた猫たちは右往左往、何事かと逃げ回った。
まだまだ沢山あったけど、適当な所で止した。
お茶無しで食べたおにぎり、喉に詰まったけど美味しかった。
体を動かした後だと、特に美味しい。
竹薮はかなりすっきりした。
すこし見通しがよくなりすぎたかも。
それから寝箱を全部確かめ、毛布を更新。
自転車には、毛布3枚分ぎゅう詰めにした段ボールを一個しか積んでいけなかったので、寝箱の追加はその一個だけ。

3つのポイントで配る仕込みごはん、一ちゃんたちの水、ミルク、ドライ、薬&追加用ごちそう缶3個の他、配膳する段取りに必要なもの全部、それにカイロが荷物に増えてからというもの、前の籠はかなり重くなった。所持品は背中に背負う。

車があったらいいなぁと思うことは多々ある。
免許はあるけど、乗っていた頃はただ恐かった。
父がどこかで見つけてきたマニュアル車を3万円で買って(ってどんな車じゃ)しばらく乗って、廃車にした。
旅の多い仕事をしていた頃で、借りていた駐車場で雨晒しになって錆び付いてしまったのだった。
車を愛していなかったし、運転も好きではないのだろう。
「次に買うとしたら‘クラウン’だな」、と
クラウンに憧れていた父は
マーク?運転中自爆事故で一級障害者となり、事故を悔やみながら亡くなっている。30年以上無事故だった父が事故を起こすなんて、考えたこともなかった。
思い出すとぞっとする。だからなんだろうね、きっと。
多少不便でも、車を望まぬようにしているフシがある。
いつか猫たちのために自分で車を走らせる日、
なんて、くるのかな・・
来るとしたら、ぜひ、
まともな車を手に入れたいものである。

写真上 左からサンタ、コシロ、クネ、兄ちゃん、ピンちゃん
    9月のごはん待ち風景。
    ここからクネと兄ちゃんがいなくなった。
写真下 ピンチャンの日向ぼっこ ほんとうに可愛い

Mon, 22 Nov 2004

まさおくん物語




ボクはまさおくん。
最近パッとしない。
背中の毛が抜けて見栄えが良くないものだから、
まあすてき!なんて騒がれることもなくなった。
ひと頃ボクは、神様の生まれ変わりなのでは?と
ヒトにも言われ自分でも思い、
輝かしい日々を送り暮らしていたものだ。
落ちぶれ方から鑑みるに、
その線は消えた。
さて、ヒマをもてあましていると、
例の籠を持ってぼくらのエサが立ち上がった。
嬉しくなって走り出してしまった。
キャンプ場の欅の木を縦に駆け上り、
3mほどの高みで爪研ぎしてエサをあっと言わせ、あっと言っただけで行ってしまうから、慌てて後を追った。
このまま洗い物見物に突入・・のはずが、アミちゃんが横から割り込んできて、エサをぴったりマーク。唖然とするボクを残して行ってしまった。しきりにひっくり返ってボクより良い所を見せている。しばらく考えた末下へおりて、ボクも負けじと水道の所まで走っていった。エサに頭突きしたりスリスリしたりする習慣がないので、行ってはみたものの何をして良いか分からない。さらに、小夏が来て、水が跳ねるのもお構いなしに、汚れた器や空の缶に鼻先を突っ込んで、ごはんの催促をしている。ここはごはんの場所じゃないから甘えたって駄目さ。ドテンドテンが止まらないアミちゃんと、小夏のスリスリに、ボクなど霞んでしまって呼んでもくれなかったけど、いいんだ。そういうことを望んで行くわけじゃぁないからね。

回収が終わってからっぽになっているゴミ籠のところに、金目のキジ猫と白黒のコハチが、間抜けな顔で途方に暮れていた。
哀れな奴らじゃ。黒長はいないけど、サンタとピンがセットでいたから、竹薮へ行けないんだね。
洗い物とゴミ出しが済んだぼくらのエサを、ボクとアミちゃんと小夏で、追いかけた。小夏はどんなに呼ばれても、キャンプ場まで上がってこられなかった。キャンプ場に洋ちゃんがいたので、アミちゃんは追跡係を洋ちゃんに任せて消えた。
落ち葉の中にガチャがいた。目をきょろきょろさせなければ、ほとんど葉っぱ色だから猫とは分からない。
エサがガチャを呼び寄せて撫でくり回すのを、至近距離で観察した。ボクにその気はない。見ているだけ。
ガチャの奴、ウネウネしながらボクと目が合うとわめく。カンに障るわめき声だし、きょろきょろするのはなんてったっていけない。ぼくらはあの「キョロキョロ」を見たら、たちまち襲いかかりたくなるよう、脳みそに刻まれているのだ。じっちゃんのもっともっと昔のじっちゃんから伝えられている習わしなのだ。
ダダ脱兎、気がつけばおっぱらっちまっていた。
エサは小夏にカリカリを届けに行った。
それもついていって見ていた。
小夏がばくつくのをしゃがんで見ていたえさが、静かにこちらへ戻ってきた。すかさず金目のキジ猫が駆け寄り、小夏の皿に頭を突っ込んだ。小夏は優しい。すぐ譲ってやった。

自転車に鍵を差し込む音がしたから、
見送りに急いだ。
タイヤの下で、どうしても言っておかなければならない事を言いたかったからだ。

「にゃぉぉーーん(明日も来てね」

Sun, 21 Nov 2004

猫たちとの時間




?ミス河原、サム君、一ちゃん。
?ガチャ、マダラ、シトラ、白ママ、ミルク、ヨーコママ、ハッチ。
?まさお、サンタ、ピン、コシロ、チーコ、トラちゃん、けいちゃん、キジオ、クニクニ、コキジ、アミちゃん、洋ちゃん、マサルさん、黒長シッポ、ビータン、ロボちゃん、タビちゃん、ペレ君。

以上、第一ポイントから竹薮まで、本日確認した28メンバー列挙。(会えなかった子 花子、小夏、コハチ、影丸、黒丸、キジマル)
暑くもなく寒くもなく、日陰でじっとしているとちょっと冷えるけれど、日射しは申し分なく、とても気持ちの良い日曜日だ。
竹薮入口の蜂の巣、いつのまにか空き家になっている。群れていた蜂たちはどこへ消えたのだろう。大事にされていた白い卵は、みな蜂になれたのだろうか?

まさおくんに薬。
チーコの鼻を拭き、トラちゃんの背中を撫でた。
カイロ20枚を手際よく寝箱に入れて、
洗い物をし、薮のお皿回収。回収の際、追加を期待してか、ただ何となくなのか、白ママ、ヨーコママ、マダラ、ガチャ、シトラが薮の下に再集結。甘えん坊ガチャの勢いにつられてシトラが自転車に張り付いた。ガチャ越しに手を伸ばしてシトラを撫で、隙を見て抱き上げてしまった。
とても軽かった。緊張して堅くなったのですぐ解放。
さくらお嬢様は慣れるまで4年かかったのだそうだ。
シトラ、慌てずじっくり行こう。

逃げ回るチュンチュンをしつこく追いかけ、梳き櫛とブラシと鋏を駆使してフェルト化した毛玉を取り続け、
やっとあらかた取りきった。

猫たちとの時間を上手に過ごすには、
「キミのこと思っているよ」の気持が伝わるまでは、
忍耐しかないように思われる。

ちゃま坊様より、ニャンドール工房に特別提供作品をいただいた。どの猫も良くできていて、思わず笑えるオカシイのもあり、刺激的だ。(ノラネコ通信326参照)http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/9073/
工房作品公開までには、しなければならないことが山積み。だけど楽しみ。

写真上 草にしがみつくバッタ
写真下 「気持ちいい縲怐vと言いながら、いつ飛びかかろうかと
    私との距離をそれとなく測っている一ちゃん。
    こちらも、こちょこちょしながら緊張する。

Sat, 20 Nov 2004

ガチャと一ちゃん




このところのガチャは、なかなか健闘している。
薮組で一番積極的に食べているし、出迎えも、お皿回収時の待機も、熱心なのだ。
自転車に体をこすりつけてS字歩きし、何か言いたげなので付き合ってやった。
ヘルマン・ガチャ・ヘッセや、車輪の下が好きね。
_あったりまえじゃない、ヘッセは尊敬してる作家よ。でもそれって、男の名前じゃん。ガチャってのも、なんだかがさつで気に入らないわ。レディガチャとか、ヘルマーレディガチャヘッセにしない?
へ?物知りだね。
_(ガチャここで胸を反ってえらそうに)アタシのお母さん、大学猫だったのよ。
むむ。ここいらへんにある大学と言えば、、二つ三つ四つばかり浮かぶけど、たいしたことはないよ。
_でもなんでも、大学に長くいたから勉強家だったのよ、
猫がいるって騒ぎになって、お母さん、罠にかかって河原へポイされたんだわ。アタシも一緒だったの。
・・そういえば、どこかの大学で猫が捕獲されて河川敷に捨てられ、それが非難されて捨てた猫を探した、けど見つからなかったっなんて話が、あったような・・
_昔のことはどうでもいいの、過ぎたことだわ。
いまね、ちょっと構想があって、長編小説書くんだわ。
ヘッセも彷徨って書いたから、アタシの河原暮らし一代記に「流浪の果て」なんてどうよ。アンタにさらわれて戻ってくるのにどれほど苦労したことか。

ガチャ恨めしげにちらっと一瞥私に投げて、それからまたお喋りが止まらない。紙と鉛筆もってこいだの、言うとおりアンタが書けば楽で良いだの、あごの下が痒いからちょこっと掻いてくれだの・・

牡猫が書いた物語っていうのは名無しの我が輩とか楽団長の飼い猫ムル、とかあったけど、牝猫はない。
ガチャがその気満々なら、いけるかもね。

ガチャ、おだてたら気分が高揚し、
いきなりガブッと咬んできた。アタタ・・

この危険な様変わりは一ちゃんと同じ。要注意。
で、ガチャのお喋りに見切りをつけて先に進み、次に私を待ち受けていたのが一ちゃんだった。
目が合ったとたん土手を駆け上ってきて、ただで行かせるモノかと絡まれた。脇の下に両手を入れて持ち上げると、体重でだらーりぶら下がる。力の抜き方は上手だ。
左右にぶらぶら振りながら土手を下り、そっと下ろす。感極まってガブッと来るのは、下ろした直後だ。あぶないあぶない。そのスリルが面白くて、しばらく一ちゃんを構ってしまった。3勝2敗。手と首をヤラレタ。私が土手の下にいるのに、一ちゃんだけ上に上がって、海まで○○km表示杭に体をこすりつけ、うねりっぱなしだった。
腰に手を当て呆れて見上げ、
お馬鹿な一ちゃんを見物した。

この後は辛い。
一ちゃんの白い胸がいつまでも私が行く方を向いて動かないのを、ずっと振り返りながら歩き、土手の下へおりるのを見てから自転車を漕ぎ出す。

写真上 レディーガチャ
写真下 一ちゃん

Fri, 19 Nov 2004

草の紅葉




また雨だった。
外を見てがっかり。

それほどの降りではなかったので、
軽いレインコートで出発。

一ちゃんがエサ台の中で
空のお皿に囲まれてウツラウツラしていたようだ。
誰の気配もないのでザカザカ歩いて行き
エサ台のそばで荷物を下ろすと、
目をまん丸にして飛び出してきた。
この中にいるのなら・・
持参したセーターのお古、
その先へ持っていく予定だったけど、
一ちゃんに置いていくことにした。

次の薮。ガチャ、シトラ、マダラ、ヨーコママ。
若干雨が滴ってくるけど、みんなものともせずに並んだからいつもの通りに配膳した。
ガチャが甘えているのを見て、シトラもくねった。
シトラは・・日に日に毛がふさふさしてきて、
んー、誰かに似ていると思ったら、pepeさんとこのさくらお嬢様だ。メインクーン入っているぞ、きっと。
さぞかし立派なシッポだったのだろうね。
立派すぎて千切れてしまい、致命傷になったんだね。
ミス河原が以前潜んでいたじゃがいも畑、今はサトイモが植わっている。シトラに手を伸ばしたら、サトイモの葉っぱの下まで逃げて、上目遣いに恨めしそうに見た。
一歩前進二歩後退のシトラ。

自転車を止めた所の土手の緑がとてもきれいだ。
そこに、紫色に変色したあかまんまの葉っぱが混ざっている。雨のツユをいっぱいつけて、そして光っていて、思わず腰をかがめてみとれてしまった。紫の濃淡が絶妙だった。
土手上の道に人の気配はなく
原っぱには猫の気配もなく、
ああ静か・・
雨の日も良いものだ。

振り返ったら、竹薮入口に猫たちが集結して
着いているのに
なかなか来ない私を見ていた。

配膳中、トラちゃんの背中をゆっくり撫でた。
威嚇されなかった。触らせてくれたの初めてだ。

ガーベラの葉っぱに似た雑草の
一番下の葉が、鮮やかな緋色に紅葉していた。
何の落ち葉が引っかかっているのかと
行きかけて引き返し、見入ってしまった。

北の国のエミさんより240枚カイロが届いた。
お天気になったら寝箱を更新して、
毛布を入れ替え、
全部の箱に入れて
猫たちを温めてあげよう。
写真上 何にもしてあげられないシトラ
写真下 ヨーコママ

Thu, 18 Nov 2004

ガオちゃんは猫が嫌い




気温が下がると、我が家では
私の膝が人気である。
箪笥部屋に引きこもっているガオちゃんと
家庭内ノラのチュンチュンは除く。
ガオちゃんは、こちらがその気になって出向いて行かぬ限り、
自分から出かけてくることがないので、
少しだけ不憫である。
一日中、専用のガオ籠で寝て過ごす。
寝顔はとても穏やかでほっとする。
家に連れてきて良かったと思うのは
行き来のたびに覗いて寝顔を見るときだ。
見とれて立ち止まると、
そのまま私の胸にしがみついて
オッシオッシ顔を埋めて押しまくってくる。

もしもまだガオの道にいたら
今みたいに冷たい雨の降る夜など
どうやって凌ぐだろうか・・

徹底的にあらゆる猫が嫌いなので、
ヨーコママ、白ママ、マダラ、シトラ、はっち等々
ガオの道の薮メンバーと
折り合いつけて寝場所を共有する、なんて事は
出来るはずがない。
私の家で動かないのは、
動けば必ず誰かと顔を合わせることになるため。
日当たりの良い、もっと居心地の良い場所を求めることより、誰とも会わずにいることの方が
彼女の心の平穏のためには重要なのだ。

予報通りお昼から雨。
猫缶10個とカリカリ1.5kg、猫ミルク750ml。
カイロ20枚。
確認猫数22。

閉店間際の猫フード問屋で、純缶ささみ54個×4ケース他まとめ買い。端数をおまけしてもらって3万円丁度支払った。
特に小売店より格安にしてもらうわけではないけど(純缶3P250円ドライ1.5kg450円)、行けば必ず手にはいるので、車の応援を頼めるときそこへ行く。
猫ミルクも最も安いお店で1?380円で買っている。人間用牛乳の倍の値段だ。
いくらでも猫にかけてやれるほど
余裕があるわけでもないし
豊かでもない・・だけど・・

明日をも知れぬ境遇、
過酷な外暮らしの猫たちなのだから、
せめてごはんぐらいは存分に食べさせてやりたい、
せめてあたたかく寝かせてあげたい、

それが私の気持ちなのだ。

今日はゴロちゃんの月命日。
雨の中、買い出し応援ありがとうね>ゴロママさま。

写真上下「ガオの道」にいた頃のガオちゃん
    私の家で2度目の冬を迎える

Wed, 17 Nov 2004

フルで34




ミス河原が花子の侵入を許さず、撃退。
一ちゃんが良くても、ミス河原が駄目なら仕方ないのだろうね。
第一ポイントでの食事を諦めた花子は、途中合流したマダラと一緒に、次の薮まで私を追ってきた。
竹薮配膳が済んで、会えた子達の数を数えたら23だった。
会えなかった子は
ペレ君、ヨーコママ、ミルク、マサルさん、影丸、コハチ、タビちゃん、黒長、ビータン、黒丸、ケイちゃん、で、11。
現況では、「フルメンバー34」ということになる。

カイロ20枚投入。

白ママがキャンプ場隣の畑にいた。菊の花が群生して、花の「かまくら」みたいになった所で無表情に座っていた。
花の中の白ママ、とてもきれいだった。

写真上 甘えん坊のアミちゃん
写真下 サンタ

Tue, 16 Nov 2004

晩秋の猫たち




チーコが食べている。
また希望を持ち直した。
洟は拭いてもすぐ出てきて、
いかんともしがたい。
本人も時々頭を振って努力している。

昼間はひたすら日向で太陽浴、
夜はあたたかい寝箱でゆっくり休み、
ごはんをしっかり食べること。

コキジ姫さま、黒猫ロボちゃん、クニクニ、、
この面々の太り方といったら
・・横綱級だ。

ちょっとくらい苛められても
食べ直しに再度竹薮に突撃するだけの
気力体力充溢して、頼もしい限りである。

ごちそう缶のプルトップを引っ張る音に、
ぴぴっと反応する子が増えた。
サンピン黒長まさおくん。
コシロにキジオにクニクニ、トラちゃん。
ケイちゃん洋ちゃんも顔を上げて追加を待つようになった。
少しずつ乗せてあげると、食べ方に勢いが出る。

美味しく食べて元気に解散。
あとから抜き足差し足で来る子達のために
特にサンピン黒長、意地悪トリオは
早めに日向ぼっこに出かけなさい。

最後に、小夏がカリカリを謙虚に食べる姿を見た。
カイロを昨日と同じだけ投入し、
洗い物して、
薮のお皿を回収し、出てきたガチャをナデナデした。
本日の確認猫数25。
写真上 土手のキノコ
写真下 黒長よりひとまわり大きいロボちゃん

Mon, 15 Nov 2004

カイロ投入




本格的な雨のため、
久しぶりの完全武装で出発。
最初のポイントは一ちゃんだけ。
次の薮は誰も現れず、傘の下にドライだけ置いた。
竹薮は、そこで雨を凌いでいた子だけ。
雨のわりにはそこそこの出席率。
持参したカイロを
気配のあった箱だけに投入。
定員4の離れのサブ猫舎に、
タビちゃんが潜っていて意外だった。
驚いて飛び出したけど、
彼女にはそこが居心地が良かったようだ。
カイロを入れている間も
飛び込んで
また慌てて飛び出し
オカシイくらいオロオロしていた。
また戻って温かくなっているのに気づいたら、
きっと驚くだろう。

落ち着いて食べる様子を見ていられないので、
特にごちそう缶の追加もせず配膳終了。
取り急ぎグランドへおりていって水を汲み、洗い物をした。
排水の枡が水浸しで、簡単には引きそうもなかった。

今夜は18個の寝箱があたたかい。
さあ、みんな気がついてくれるでしょうか?

写真上 古株タビちゃん
写真下 古株ハッチ 今日は雨のため確認できず

Sun, 14 Nov 2004

チーコ不調




カラス対策はバッチリ決まって、今日は器類の散乱ナシ。
ミス河原サム君一ちゃん同時に確認。
次の薮7名様ずらり確認。ガチャ、白ママ、マダラ、ヨーコママ、ミルク、ハッチ、シトラ。
竹薮、盛況。
配膳が済んで、ゆっくり座って出席確認のメモを取り、チーコが居ないことに気がついた。
チーコがいない!
そんな馬鹿な・・

一番最初のワサワサしている中に、
チーコはいなければいけない子なのだ。

発見したのはメイン猫舎の奧の箱だった。
洟を垂らしてじっとしていた。
見晴らしの良いセンターの「チーコ様専用」箱ではなく、奧だったことがなおショックだった。
具合が良くないのかな?
タオル片をもってつま先立ちで寝箱に手を入れ、シャーシャー怒られながら、やっと拭いた。
構われたくないのは分かっていたけど、
様子が知りたかった。

箱の奧に実を固めて私の手から逃れた後、ぷいっと原っぱへ出ていった。ほんの束の間、日がさした。また出てきた洟を垂らしたまま、ウツラウツラしていた。ごはんを食べなかった。

確認猫数26

風が冷たくなってきたから、
そろそろカイロ投入開始、かな?

チーやチーや
まだまだがんばれ。
本日の写真 2枚とも「チーコ」


Sat, 13 Nov 2004

チュンチュン雑記




「ヒヨシを手玉に取る毛玉のチュンチュン」
チュンチュンは、
河原から不妊手術で連れて帰り、
そのまま家に置いている。
家庭内ノラを貫いて早2年と4ヶ月。

大将ヒヨシにいじめられないのは、
ヒヨシを手玉にとるしたたかさゆえの事。
他の子みたいに「いやーんやめてーっぎゃーーっ」などと騒がず、「もっともっとぉー」と不屈のスリスリで逆襲するから、ゲンナリして苛める気も失せるのだ。チュンを構うとかえって面倒だ、と、ヒヨシの腰は引けている。見るたびに「たいしたもんだ」と感心する。

ごはんへの意欲は衰えること知らず、
ムチムチッと太っている。
追いつめれば観念して触らせてくれるのだが、
カチンコチンに固まって、
ものすごく迷惑そうな顔をする。そのうちガブッと咬まれるわ、伸び放題の爪で引っ掻かれるわ、で、痛いから放っていた。
私の食事中はかぶりつきで、至近距離で物欲しげに見物するのに、ごはんタイム以外はあんたに用はないわと逃げ回っている。

このところ、密集した毛が絡まり汚れも加速し、
フェルト状の毛玉だらけになっている。
短毛種のキジトラでは考えられない状態だ。
やはり、キジ柄だけパパ(アミちゃん)を受け継ぎ
実体は洋ちゃんなのだと思う。

なぜか急に、チュンの毛玉をなんとかしようと決心した。
大騒ぎの末テーブル下に固まったチュンチュンに、平べったくなって手を伸ばし、根気よく梳かしてみた。完全に取りきるのは困難なほど、毛玉はすごかった。取れた毛で一山できた。取れかかって残った毛玉で、パンクな(あるいは、レゲエの)チュンになっている。
その状態で私を睨まないでおくれ、チュンや。
相当こわいよ。
写真上 日だまりのチュンチュン
写真下 チュンのパパ 河原のアミちゃん


Sat, 13 Nov 2004

据え膳対策




一ちゃんたちのごはんは
カラスに狙われている。
昨日置いたお皿と器がみな
引っ張り出されて散乱している。
木の上から私の配膳を眺め、
招集を掛け合っているのに気がついた。

第一配膳ポイントの猫たちは
集まり方にばらつきが出てきた。

カラスに置きエサは禁物。
一ちゃんが「あとでみんなと食べようっと」
なんて呑気にしているから、
カラスたちに格好の「穴場」と知られるようになったのだ。

人の気配の無い暮らしは、
とくにミス河原&サム君親子には耐え難い。
消えたおじさんを諦めて宿替えしたのだろう。
持続性と安定感に多少問題はあっても、
シッポを立てて薮を渡り歩けば
優しいおじさんの一人や二人・・

ミス河原の人心かき立てる技術は高いから
その線が濃厚だ。

エサ台が無防備に思えたので、転がっていた衣装ケースを合体させ、カラス対策をしてきた。

今日は弟の結納。
重大なイベントにつき、
河原に長居できず。

写真上 おでこにハゲを拵えていた頃のミス河原
写真下 愛らしさと毛並みの良さを
    お母さんからしっかりと受け継いでいる
    息子のサム君


Fri, 12 Nov 2004

苦労人小夏




昨日の夜から降った雨で、川は増水していた。
浅瀬の「ビッグフィッシュ」は
尾びれと背びれだけしか見えなかった。
もっと増水しても、泳いでは行けないのだろうね。

小夏がやってきた。
声をかけると顔をまっすぐ見ながら近寄ってくる。

小夏用のお皿を寄せてやるのだが、
時々、周りの猫たちを確かめるように見遣り、
どこか上の空だ。熱心に食べようとしない。
ごちそう缶を追加してあげても変わらない。
ごはんを放棄して、配膳する私の後をついてくる。

ピンちゃんがピタリ止まって、シッポを神経質にゆらゆらさせ小夏を凝視。冷ややかな目で小夏を追う。
雲行きが怪しくなった、と思ったとたんダッシュして、小夏を竹薮の外へ追い払ってしまった。
ピンちゃん!最低、最悪、意地悪。

ピークが去った頃、小夏が再び戻ってきた。
えらい、負けていないね、その調子!
奧の餌台にはいってカリカリを食べた。
そうか、
小夏はドライ派だったのか。

少し食べた所でまた、
ピンちゃんに襲われた。

やれやれ・・・

洗い物に行くと、ピンちゃんが駐車場に来ている。
お、
今日の見物係はピンちゃんか?

いやいや、ピンちゃんはさっき追い出した小夏をさりげなくマークしていて、また竹薮の方角へ足を向けたら飛びかかるぞ、みたいに、遠くの小夏を見張っていたのだ。

昨日使った写真の正体はローズヒップ、「野バラの実」だそうだ。ゴロママが教えてくれた。このまえ、生まれて初めて美しい紫色のアケビを食べさせてもらった時、食べ方を知らずに苦戦し、おかしがられた。私より生きている時間は短いけれど、ゴロママは物知りじゃ。また教えてネー。

写真上 小夏
写真下 オミナエシの花

Thu, 11 Nov 2004

鳥の悲鳴と落ち葉の雨




お食事たけなわの竹薮上空に、けたたましいチッチッチッーが響き、鳥が突っ込んできた。
カラスにでも襲われたのか、非常事態だったのだろう。猫たちの反応が凄かった。体を弓なりにして跳ねあがり、鳥の悲鳴が終わった方角へ何匹か殺到した。驚いただけの子は、とりあえずごはんのトレイからひとっ飛び飛び退き、目をきょろきょろさせて「いいいいったい、なんなのさ!」という顔をして、まわりを見回した。誰にもどうにもできなかったのだろう。鳥は無事に逃げたようだ。

ミス河原とサム君は一ちゃんと一緒にいた。
確認できて安心した。

会えた子達の名前をメモして数えたら
今日も20だ。

座っていた私のまわりでざーざー驟雨のような音がする。
見上げれば雨ではない。
後ろを振り向くと、欅の葉がキャンプ場一面に降っていて、
その落ち方のすごさに驚いた。

秋口食欲増進した猫たち。
それに合わせて仕込量を増やしてきたのに、このところ、後から来るであろう子達のために置いていっても、多くは翌日まで残っている。土曜日、日曜日あたりから出席率が低下したまま。現場で、その時いる子達にごちそう缶を追加してあげるだけで終わる。何かあったか、それとも私の他にエサヤリする人でも現れたのだろうか?

写真上 これはなあに? ナナカマドの実?
写真下 しぶといコシロ ずっと皆勤 

Wed, 10 Nov 2004

不安




昨日に続いて本日も
確認猫数20・・・?
ふーむ
通ってこられないわけでもあるのだろうか?
こういうときはいつも、
私の知らない所で、私の知らない人達の作為によって
猫たちに不測の事態が起こっているのではないか、
と不安になる。
数日前猫舎の覆いを止めている石が動かされていて、誰かがめくって覗いた形跡があった。中の寝箱がひっくり返っていた。
相当慌てたに違いない。

きちんと元に戻していないことから、良い人ではないと思われる。
流れてきたホームレスが、落ち着き場所を物色して竹薮までやって来ることもあるだろうし、ただ面白半分に通りがかりに脅していくこともあるだろう。
精一杯世話をしていても限界があって、
猫たちを守って、安全を保証してあげきれない。
賢く切り抜けて欲しい。
「危険な人間からは全力で逃げて、
危うきには近寄らない」
これをモットーに、生き抜くんだよ、ねこたちや。

かさかさと
積もったばかりの欅の落ち葉を踏んで
グランドへおりていく。
誰もついてこない。

洗い物の見物ナシ。
ほら、やっぱり変だ。

写真上 土手の猫じゃらしの草も黄色くなった
写真下 去年の今頃は兄ちゃんもノコちゃんもいた・・

Tue, 09 Nov 2004

血湧き肉躍る色つけ




粘土の猫に、いくつか色が付いた。記念すべき日だ。河原猫のHPバナーにもなっている「はんぺんとフジコ親子」、チーコ、白ママとコシロ親子、ビータン、ふでぼん(特別出演)。別れて久しいフジコにまた会えたような気がして、胸が熱くなった。

河川敷で犬の躾教室があったのか、バウワウ吼え声が聞こえてきた。猫たちの出席率はすこぶるふるわず、
特に通いの子達がさっぱりだった。

ミス河原親子、きょうもまた会えず。一ちゃん一人だと、かわいそうに食欲も落ち込むようだ。
ま、あのお腹なら多少落ちた所で影響はあるまい。

どこで張っているのか、ガオの道、
自転車を止めた直後は気配もないのに、配膳準備に入るとタッタカ走ってくる子、薮の向こうからヌッと首を出す子、あっという間に勢揃いだ。シトラは大分慣れてきた。あと一息。

写真上 粘土猫記念写真
写真下 孤独なビッグフィッシュ

Mon, 08 Nov 2004

big fish




河川敷に打ち上げられていたクジラ(みたいな巨大な流木)
電気鋸で輪切りにされて
その他のゴミと一緒に積まれていた。
あのままではいけなかったのかな。
残念だった。

今日川を見ながら土手を走っていて
ビッグフィッシュを見つけた。
横倒しのまま流されてきて浅瀬に突っ込んだ木。
水面に突き出た半身が水に映って
黒々とした巨大な魚になっており、
尾鰭を叩いてもがいているみたいだった。
あの「魚」も、放って置いてはもらえないだろう。
河川は管理されているのだ。
護岸工事が至る所で突発的に始まり、水辺の姿がどんどん変わる。
水は堰で調節され、勝手に流れていくことが出来ないようになっている。魚も人為的に川に戻され、住まわせてもらっているのであって、手抜きがあったらたちまち死んでしまうことになっている。
映画の筋とは何の関係もないのだけれど、
ただ、今日見たあの魚が、そのまま映画のタイトルと重なり
見た後いつまでもオイオイ泣けたのを思い出した。

ミス河原親子はどうしたのか、
今日も一ちゃん一人だった。

ガチャが元気にごはんにやってきた。
昨年大晦日、この道でガチャを抱き上げ、
リュックに詰めて連れて帰った。
私は保護したつもりだったけど、
ガチャには拉致、突然の恐怖体験だったんだね。
元旦うちにいたのを覚えているかな?
なにもかもが恐ろしくて、特に相部屋になった
ガオばあさまが怖くて震えて縮こまっていたから、
その記憶飛んでしまったかな?

やっと私の周りに戻ってきて、自転車でS字うねりを始めた。

洗い物の見物係は、まさおくんではなく、黒長しっぽだった。
ゆっくりおりてきて、しゃがんでお皿を洗っている私の背中を頭で突いて甘えた。水がかかると大げさに飛び退き、またニーニー寄ってきて立てたシッポを振った。黒長のシッポは「物言うしっぽ」だ。
バイクが2台駐車場に入ってくると、黒長は全速力で戻って行った。
まさおくんはこれしきのことでオタオタしないぞ。

黒長シッポの助、まさおくんより根性無しと判明。

写真上 ガチャ
写真下 いつ見ても堂々としてカッコイイ黒長しっぽ
    実は見かけ倒し。

Sun, 07 Nov 2004

にぎやかな午後




ミス河原ポイントは一ちゃんが一人で待っていて、
ミス河原親子は現れず。その代わり、というか、なんというか、遠慮がちに花子が来て、
一ちゃんの後方でごはんをねだって体をくねらせていた。
一太郎&花子。命名日が同じなんだから、河原の古株同士一緒にごはんを食べていいんだよ。

ガオの道経由で竹薮まで一気に配膳。
 
河原の猫たちをモデルにした、
あるいは
河原の猫たちからインスピレーションを得た
猫粘土人形のネット通販を計画している。

どうしたらよいか具体策を考えてくれている友人が
ちんぷんかんぷんの私のために出向いて下さり
河原の子達の基本食(猫缶)まで
ドッカーンと
いただいてしまった。
河原で遭遇した先生(何の先生かは内緒)にも、半ば強引に家に来て頂いて、にぎやかな午後になった。

お世話になっているひとたち
河原猫を案じて下さっているひとたち
ほんとうに何と言っていいか・・、
有り難い。


猫たちや
立派に冬を越そうぞ。
ずっと
絶望とは無縁でいようね。
みんなが元気でいてくれたら
私はどんなことだって出来るような気がするよ。
え?
今日の後かたづけがなっていない?
急いでいたからごめんよ。
明日その分がんばるし。

写真上 シトラお嬢さま
写真下 お嬢様の爪研ぎ(結構ハゲシイ)

Sat, 06 Nov 2004

はるかな昔




♪「かーきにあーかい花咲く縲鰀
いーつかのぉー あーの家・・」

不思議だった。なんで柿の花が赤いんだ?
    ずっと思っていたら
・・生け垣のことだった。

向田邦子さんの短編だったかで、似たようなのを見つけた。

♪「わ・ら・べ・は見ぃたぁり縲鰀
  夜 中 の ばーらー」

だそうだ。奇妙な光景だ。

河原目指して自転車を漕ぎながら、
随分走ってきたような気がして、
一体自分はどのくらい走っているのかしらと
感慨深くなった。
秋深し・・・だからかな?

♪「いつかのー歌 うーたえばぁー
  おーもいだぁすあおーい空・・」

なぜだかこの歌、
歌詞があやふやなのに頭の中をまわっていて、
歌の一番最後の「はーるかな昔」まで
繰り返し引きずった。

ミス河原ポイント全員集合。
花子までやってきた。
花子とペレ君は、可動範囲広いんだね。

ガチャはこのところ良く来てくれて、
ガオの道の薮で会えるようになった。
竹薮もみんな元気だ。
黒長がまさおくんをいじめた。
許せん!

首根っこをむんずと掴んで
抱っこの刑。
弱い者イジメしたら・・
チューしちゃうからねっ!
と凄んだら、
ひぇーと言って逃げた。

午後、「チャトラオソルベシのマルゾー君」のママと久しぶりに会えた。マルちゃん7.8kgと巨大化。病気予防のため療法食に切り替えるそうで、ストックフード(ドライ)を河原猫に提供して下さった。
河原から一番最初にお家の子になったチャトラ君だ。
 
それもまた 遙かな昔 に思える。

写真上 マルゾー君
写真下 私の原点 ちょしちゃん
    ・・いまだに気持を整理できない・・

Fri, 05 Nov 2004

おでぶさんたち




一ちゃんたちのためにエサ台を置いたおじさんの住居跡は、大きな木の下にできた空間だ。人目につかないという点ではなかなか良い。薄い薮を挟んで別の人が住んでいるのに気がついた。洗濯物を干して火を焚いて、仲間が訪ねてきて話しているのが聞こえてきて、どうやらサム君たち、そこに取り入って出入りしているのではないかと思われる。最近、そちら方面から姿を現す。
受け入れられているのだったらいいのだけれど・・
今日もミス河原に会えなかった。

竹薮に、昨日書いた「シンクロ」が来て、見たら鼻のあたりがまだ禿げていた。
シッポは短い。
人見知りして私を警戒している。
でも、人間嫌いではなさそうだ。とっかかりさえ出来たら仲良くなれるかもしれない。どうも「黒丸」という名前にしたビータン(みじかしっぽの黒猫)2号みたいだ。手術した7匹のおじさん猫のうちの、クマだかクロだか(本日の写真)、どちらかもしれないような気がしてきた。
どちらでもいいから、何とか頑張って通っておいで。
いじめられなかったら、ここにいてもイイからね。

食後のひとっ走りで、いきなり、執拗に、ピンちゃんに追いかけられた本日の犠牲者は、コキジ姫さまだった。姫さまは福々しくお太りになって、まるで焼き物の狸。パールのティアラより、ひょうたんとっくりぶら下げて・・が似合いそうだ。
可愛い姫さま、なかなか触れない。

一ちゃん、ロボちゃん、クニクニ、白ママ、コキジ姫さま、、このところますます太ってきた。
やせっぽちだと思っていたピンちゃんも、触るとしっかりした肉付き。むちむちっと冬への備え万全。
食べても太らないチーコと、背中のハゲが良くならなくて汚れていくばかりのまさおくんがシンパイダ。

昨日の日記に
怒った勢いで書いた「天罰・・」

ちょっと過激と友人から指摘有り。

腹の立つことはあっても、
人を悪く言ったり呪ったりするのは
人の在り方として美しいとはいえない。
少し反省した。

Thu, 04 Nov 2004

怒りのゴミ籠




・・・・・・
予測通りなのだから怒ってはいけない。
怒ったって何も変わらない。
ドードー
気持を収めながら、缶専用ゴミ籠を持ち上げて(うーん私って力持ち)、そばにあった段ボールの空箱に中身をあけた。

「カッコーの巣を越えて」
だったっけ、
怒りのインディアンが石を持ち上げてガラスをたたき割って出ていくラストシーンみたいだったよ。

昨日缶だけにしておいた籠に、食べかけが入ったままの紙皿とカップ、割り箸、弁当殻・・無惨なバーベキュー残飯類が裸で投入されていたのだ。そこから缶を拾い出しながら、こういう事をする人達と同じ空気を吸って暮らしていくのはゴメンだ、と思った。腐った食べ物が相当被さっていて、分別は困難だった。
ついでに散乱していたゴミも拾った。

どんなに懇切丁寧に説明しても、
お膳立てしてあげても、
どれほどの人がそのために迷惑かと怒っても、
やらない人はやらない。

興味がないとか、関係ないとか、
問題から逃げるだろう。
そして平気で捨て逃げしていくのだ。親がそうなら、子どももそうで、だらしのない人達が果てしなく再生産されていく。
教育に望みを賭けるべきか?
これだけ高い識字率を誇る国で、
ゴミ箱の表示さえ読まないのだから
馬の耳に念仏。
出来ないことを前提に考えるべきなのかもしれない。
ちゃんとしようと頑張っても、無駄なのかもしれない。

多分、人間は滅亡するしか救いの道はないのだ。
滅亡すべきは人間であって、熊じゃない。

「外で食べると美味しいネー」とか、
「みんなで食べるの楽しいネー」とか笑いながら、
食い散らかして
河川敷を汚していく人達に
天罰が下りますように!

今度あのゴミ置き場に近づくときは
覚悟して、腹を立てないようにしよう。
そうやってまた洗い物に戻り、
空を見上げ、川面を眺めた。
いつか見たチビキジ猫が
車が一台もない駐車場を横切って
ゴミ籠の所で何か漁っていた。
あいつはあそこのゴミで生きているのだろうか?
なんだか二回りほど大きく育っている。

まさおくんの口の周りが汚くて
顔を見て悲しくなった。

確認猫数22。
はぁ・・生きていくのはたいへんだよね。

写真上 野菊
写真下 白ママの蹴り蹴り

Wed, 03 Nov 2004

カイロ


昨年は、11月半ばから猫たちの寝箱にカイロを入れ始めました。
今年も様子を見ながら
みんなが温かく眠れるようにしてあげるつもりです。
昨夜、ミーシャとチコちゃんのママより、
大きな箱でドドーンとカイロが480枚届きました。
昨年の残りが120枚あります。

昨年よりかなり猫たちの数が減っていますので、
今年は毎日30枚使わないかもしれません。
11月中は寒さの備え、十分です。
本当にありがとうございました。

ミーシャは白ママの子、コシロ、コハチの妹。
当初頑なだったミーシャでしたが、
チコちゃんを受け入れてくれて
遂にこんなツーショットも見せて頂けるようになりました。
スキャンした写真でぼけています。
(こんど写真を撮りに訪ねて行かなくちゃ!)

Wed, 03 Nov 2004

合成洗剤




河川敷のグランド横に蛇口が二つついた水道がある。
洗い物に行くとき、猫たちのお皿を入れ、行き帰り元気に振って歩くのは、とある大型スーパーの「店内専用」かご。
誰かが捨てたのを拾ってリユースしているのだけれど、
これって、黙って持ち出されたものなのだろうか、
なんだか私が盗んできたみたいで、いやだな・・・・
なんて、今頃気になりだした。

洗い物に行ったら、野球とバーベキューで人が沢山居た。
水道の下に洗い物する道具の籠があって、合成洗剤が突き出ていた。
ここの排水は直に川へ流れ込んでいく。

数年前まで、五本の指にはいるほど汚れきった川だった。
莫大な金を投じ、沢山の人が苦労して浄化に努め、やっと息を吹き返しかけている。戻った魚や他の生き物を、洗剤液がどんなに苦しめるだろう。
あのにぎやかに余暇を楽しむ人々が、なにも考えず洗剤液を川へ流し汚していくのかと、みょうにハラハラした。
ゴミの籠には、空き缶専用、に早くも一般ゴミが突っ込まれていて、普通ゴミの籠に、ビール缶をまとめたものが無造作に投げ込まれていた。習性で手が伸び、缶の籠を缶だけにしてきた。
まともな人間なら、こんなゴミの捨て方は出来ないはずだ。

猫の糞がくさいとか汚いとかとかく言われる。
まともでない人間の多さと、する事のひどさを考えると、
その非難は不当に思える。

確認猫数26

写真上 黒長シッポの助
写真下 鼻の毛が抜けていたシンクロ(新しい黒猫)
    怪我が治って黒丸になったのか、
    それとも実はクロスケだったのか、
    それともビータンだったのか?
 ・・・キミハダアレ?

Tue, 02 Nov 2004

喧噪襲来




今日は最悪。
お天気がやっと回復したというのに、
猫たちには受難日だ。

ミス河原ポイントのえさ台付近は、自転車で乗り付けた怪しいホームレスのおじさんが何か物色していて、こんにちは!とか言って入っていけそうな雰囲気ではなかった。したがって、薮にいた一ちゃんに3人分置いてそそくさ退散。
まさかあそこに住みつきはしないよね。

ガオの道に入る所は車でふさがれていたため、重い自転車を引いて、土手をナナメに歩いた。
河川敷から土手上の道までてんやわんや、
まるでフェリーニの映画みたいに滅茶苦茶だった。
何のCMだか知らないけど、機材と撮影セットをあちらこちらに積み上げて、人が大勢走り回り、異様な子どもたちが親に付き添われてうろうろし、おまけに、竹薮に突然ノーリードでとぼけた犬が出現した。
顔は凶悪犯みたいに険しく、だらりと舌をたらして喘いだりして、猫でなくても逃げたくなる。
コラッ!の一言で、素直に出ていったけど、行った先がガオの道だ。みんなに並べたごはんの薮に向かって、のんびり寝そべってしまった。食べかけていた子達が消えるわけだ。
私が犬より恐い顔で睨みに行くと、土手の上にあがって恨めしそうに見下ろしている。撮影隊の一団が居て、犬もどこへ行ったものかと思案顔だ。
通りかかった警備の人に訴えたら、その犬はさっきゴルフコースでウサギを追いかけていて、あたりをずっとウロウロしているという。飼い主らしき人は見あたらない。今日に限って携帯を忘れたので、しかるべき所へ連絡を、と、頼むと、自分はCM撮影のために来た人間だから(関係ない)・・とにやついた。

先を急いでいたので、もうお手上げだ。
配膳の一瞬だけ姿を見た子以外、ほとんど誰にも会えなかった。

あの喧噪が去ったら、みんな出てきて食べてくれるだろう。
片づけも出来ないまま、仕方なく河原を後にした。

写真上下 しっぽで踊る チーコとサンタ

Mon, 01 Nov 2004

見物猫まさおくん




雷が轟く夜を越えて、朝が来た。
雨はまだ残っていて、そこら中じとじとしている。
竹やぶの中に拵えているシート掛けした小屋は、どのくらい猫たちの助けになっているだろうか。「猫舎」とは名ばかりで、どうにもお粗末なものだ。
ここにさえ逃げ込めない子達はどうしているのだろう。

最初のポイントで、一ちゃんとサム君が来た。ミス河原には会えなかった。
次の薮メンバーはみんな揃った。
原っぱのベンチに、チーコを囲むように、ピンちゃんサンタコシロのひとかたまりが見えた。自転車を止めたとたん猫たちが動き出して、竹薮になだれこむ。
背中の毛がひどく抜けたまさおくん。
雨に濡れ汚れていて、白猫ではなくなっていた。
小夏が来た。最近すこし果敢になった。
せっかく来たのに、あまり食べない。

グランドに下りて洗い物にかかると、キャンプ場の下り口にまさおくんが現れ、ちんまり座ってこちらを見た。それからおもむろに身をよじって体を舐め、私のことなど眼中になさそうに忙しくしている。洗い物に集中していたら、いつのまにか駐車場に下りてきて、こちらへ向かって歩いていた。月曜日は駐車場が閉められているため、車も人も居なかった。

まさおくんの挙動を面白がりながら、手を休めて河川敷を遠く見回すと、黒白猫が川に向かって緑地を横切っていくのが見えた。おじさんの所に2匹いたので、そのどちらかではないかと、水浸しの緑地を追って歩いていった。私に気がつき、慌てた様子でさらに遠くへ逃げた。
何が出来るわけでもないけれど、確認したかった。

私につられて、まさおくんも動いた。
引き返して洗い物のかごを持ち、まさおくんを振り返って「行くよ」「行っちゃうからね」と声をかけた。ニャーを短く切って、ニャッニャッと返事をする。どう聞いても、「待って待って」なのだ。
触れなくても、こんなに慕われているのだと感動する。
ただヒマだから、って言うかもしれないけど、それでもいい。
まさおくんのおかげで何もかも報われてしまう。

竹薮まで一緒に歩いた。

写真上下 まさおくん




河原猫の日記



    
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