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Thu, 04 Sep 2003

一ちゃん




沿線道路を行き交う車の音で自転車を止めた音がかき消されてしまうと、土手下の藪に誰も現れない。
いっちゃーん
ちょと大きく呼んで下りていくと、着くまでには誰かしら藪の中に来ているのだ。今朝は先鋒サム君。背後からサム君を追い抜いてヌッシとやってきた一ちゃん。一ちゃんに手を伸ばし、労うように撫でた。頭を手に傾けて甘えてくる。
一ちゃんってこんな猫さんだったっけか?
竹藪にいた頃は貫禄だったんだけどな。
強かったんだけどな。
ごはんにかかろうとしたらミス河原が横から出てきて、一ちゃんのを横取りした。小柄な黒猫なのになんという強引さだ。あー、それはボクの・・なんだけ・・どぉ・・あ、スミマセンと諦めて、訴えるような顔で私の足下にきた。彼女用に置いたトレイに、体ごと持ち上げて誘導した。肉付きが良く、ずっしり重い。
河原の一ちゃん。
ここでは、おじさんにつけてもらった名前「ぷー」で呼ばれている。ミス河原に頭上がらず小さくなっていて、それでも動かないのだから、きっと一ちゃんには幸せな場所なのだろう。
写真は、まだ竹藪にいた頃の一ちゃん。
そして、ミス河原たちと茂みの中で食事する現在の一ちゃん。



河原猫の日記



    
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