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Mon, 30 Jun 2003

拭き拭きシュッシュ




チーコと兄ちゃんがやたらスリスリしてくるので、濡れタオルを持参していたことでもあり、ティッシュで鼻を拭き、背中や頭を拭いて拭いて、フロントラインまでかけてしまった。最近では珍しいこと。何でいつもあんなに逃げるのだろう。こんなにいい子の日があるのになぁ・・理解に苦しむ・・
ホラ、気持ちいいでしょ?
鼻は、すぐにまた元通りだった。
本日の写真、「チーコ」と「お兄ちゃん」
黒長しっぽもピンちゃんも、濡れタオルで拭かれるのは歓迎してくれた。トラちゃんはいつものごはん待ち、していなかった。かなり怒っているのかな・・。また元気で出てきますように。
マサルさんも来なかった。原っぱ隅の茂みで姿だけは確認できた。マサルさんをごはんに呼んでいたら、食後どこかに潜んでいたまさおくんが勘違いして、返事をし、また出てきてしまった。

草が倒れ始めた。
猫が倒れませんように。

Sun, 29 Jun 2003

まだらの友達


手術の終わったトラちゃんをレーコさんが引き取ってきて下さり、無事リリースできた。耳の変形は喧嘩ではなく、耳にくっついた寄生虫にやられたものらしい。ノミだらけだったそうだ。もう一度蚤掃討作戦とフロントラインスプレーで退治しなくちゃ。マサルさんの状態は、教えて頂いた情報から、強い痒みからのてんかん発作ではないかと。蚤やダニを駆除して、少しでも良くなるよう頑張る。マサルさん今日は現れず。

隣のキャンプ場に人が沢山いたりで、あまり条件の良くない日だった。でも、せっかく応援してもらったので、なんとかして誰かの身柄を確保したかった。
んー今日はダメですねって諦めかけたとき、音がした。かなりパニックになっていて大暴れだ。胸が痛む。大丈夫大丈夫となだめた。
その少し前に、ヨーコママがちびち(黒白仔猫)の後方で食事を見守っていたのを見た。ちらっとみえたオッパイは「授乳中」を確信できるものだった。ヨーコの子は少なくとも2匹生きている、と、あらためて確認した後だったので、てっきりその子もヨーコの子だと思った。動物病院へ運んでしげしげ見たら、ヨーコの子にしては大きい。明るいキジ柄の女の子で、6月14日に姿を見た子だった。まだらの後ろに隠れて、こわごわやってきた。それ以来会っていなかったので幻のお友達。3月末に突然出現したまだらと同様、出自不明。

レーコさんの再現会話によると、
「あたし、いいエサ場知ってんのよ、来る?」
「おなかいっぱい食べられるなら行く」
「今日はあたしのおごりだからね」とかなんとか言いながら連れてきた子ではないかと。
きっと毎日そーっと来ていたのだろう。
チュンチュンみたいな顔で私を見た。人間嫌いの猫さんだ。

Sat, 28 Jun 2003

トラちゃんゲット!


ミス河原ポイントの土手でサム君達のおじさんと会う。朝からの雨で湿った藪の中で食べさせるのは可哀想なので、おじさんにデリバリごはんを託した。雨の日はみんな小屋の中で寝ているからね、と笑い、「いつもありがとう」と受け取ってくれた。
昨日のマサルさんの原因不明の発作は今日も起こった。未手術の子でも、目を病んだままのノコちゃんでも、マサルさんでも、とにかく誰かしら捕まえられたら病院へ運びましょうという事で、友人夫妻が応援に駆けつけてくれた。
ドサッと倒れ、背中に首を回して舐めるマサルさんが尋常でないことは明らかだ。気が変になるほど痒いのかもしれないね。
何とかしてあげたかった。
残念ながらこちらの思い伝わらず。
粘って待った末、捕まえることが出来たのはチャトラの新参未手術オス。今日はこれで引き上げてきた。
昨日書いた地主様宛の文書を投函した。
どんなリアクションがくるだろう。

写真は
ちょっとぼけ気味だけど、今日保護した新参チャトラ。
百戦錬磨でぼろけた耳が痛ましい。

Fri, 27 Jun 2003

除草剤でパニック


色々事情があって河原へ出かけたのが遅くなったので、地主さんが除草剤を撒いている所にぶつかってしまった。今日は液体の薬剤を散布していた。ツブツブは既に竹の付け根で溶けていた。
ご挨拶をして竹藪へ入り、猫たちの世話をしているうち、散布が終わったのかいなくなってしまった。

食べ終わったチーコが撒きたての草の中にうずくまった。草の中を走り抜けてツゲの木の下へいったノコちゃんが、日陰で毛繕いを始めた。向こうから原っぱを横断してまさおくんが歩いてくる。声を上げて泣きたくなった。
風に乗って、撒かれたばかりの薬剤の臭いがつーんと私の鼻にも届いた。

竹やぶの中で、猫たちのチェックシートをつけていると、私の座っていた横の藪の中で食べていたマサルさんが突然変な声を上げて倒れた。驚いて見ると、体を横にうねらせて、放尿していた。
あまりの光景に、何が起こったのかとうろたえた。
短い竹が体に突き刺さってしまったのかと思った。
首を必死で背中へ回して舐めているのだ。
マサルさんは最近不調で、やっと目の状態が良くなったばかり。よく見たら毛が抜けて何カ所か禿げた所があって、そこを舐めている。体に付いた薬剤が、炎症を起こしている所に激痛を起こしたのかもしれないと思った。どうしたの!と叫んでなすすべなく立ちつくした。マサルさんは放心したようにやっと体を立て直して歩き、またごはんにかかった。死んでしまうかと思った。驚きすぎて顔が赤く火照った。
ミルクを舐め始めたので、胸のバクバクが収まらないまま震える手で薬を探し、疥癬の薬をミルクに混ぜて飲ませた。
どうしたらよいか判らない。
夜になって地主様宛に長い文書を作成した。
自分のしていることの説明と、人様の私有地に勝手に入った事へのお詫び、そして、除草剤をどうか撒かないで欲しいとお願いした。神戸で敗訴したエサヤリの事例から、さらにこれで良くない事態になる可能性もあるだろう。でも、黙っていてはいけないと思った。逃げてはいけない、隠れてもいけない、もっと努力しなければいけない・・気持ちを奮い起こした。

Thu, 26 Jun 2003

毒のツブツブ




確かにここで生まれ、暮らし、生きていたのに、
忽然と消えてしまったミュート。
タンポポの綿毛みたいに、
ふっとどこかへ飛んでいってしまった。

土地を利用し始めた人々に邪魔にされて追われる事になるのも、原っぱに薬を撒かれるのも、猫たちの暮らしを混乱させるのに十分な要因ではないだろうか。
人間によってもたらされる混乱は
いつだって突然襲ってくる。
理不尽な理由で拉致されることも起こりうる。
命を奪うほどの暴力を受けることもある。

確かな保護者のいない外暮らしの猫たちに、
安穏な日々はない。

昨日見つけた毒のツブツブ拾って帰って、どこかで成分を分析してもらおうかと思ったけど、拾えなかった。
夜になって降り出した雨で溶けて浸みてしまうだろうか。
地下に浸みて予定通り草をやっつけた後、
川に流れて行くのだろうか。
なんだか無力感に襲われ、
すっかり落ち込んでしまった。

Wed, 25 Jun 2003

草の中のチーコ


チーコやチーコや
草の中のチーコ、
また撒かれちゃったね、今度のツブツブはきっと強烈なヤツだね、地下に浸みて竹の地下茎を殺すんだって。
チーコがそうやって寝そべっている所にあるんだもの。
じとじと湿ってパッとしなからといって、
毛繕いでもしてみようかなんて
お願いだから思いつかないでね。
どうか体を舐めないでね。
このパラパラ粒がどんなに悲しいか
チーコに言っても仕方ないね。

じゃあって動いても、同じだね、
そこにもあそこにも
みんなの原っぱ一面パラパラパラパラ、
一面にあるんだもの・・

Tue, 24 Jun 2003

あれこれと


雨だから、少なくて当然。19。
ミュートは今日もどこからも出てこない。そろそろ2週間になる。関西で行方不明になっている小学生の女の子は、不明のまま一ヶ月経った。お母さんがその子を思って書き綴ってきた文章がニュースで読まれた。
どんな言葉でも言い足らないだろう深い深い胸の痛みを感じた。

ノコちゃんが何か訴えながら竹藪にやってきた。
「なんでボクの弟分はみんないなくなっちゃうんだよ」
に聞こえた。
5日ぶりに見る細い背中だ。
原っぱの草の勢い、
竹の勢い、
野心をたぎらせて挑んでくるようだ。

捨て子のペルシャが無事嫁入りし、離乳したクロチビ姉妹の内、長毛の入った子も新しいお家に迎えられた。この子達の一時預かりと里親探しで助けて頂いたMさんUさん、「ありがとうございました」
残っているクロチビは、結膜炎など目のトラブル他、健康状態がなかなか落ち着かず、引き続きUさん宅でお世話になる。

クリスは通勤途中見る子連れのノラちゃんに心を痛めており、電話をしてきた。私にはどうしてあげることも出来ないと、彼女にどうやって伝えたらいいのだろう・・

あれこれと思いが散る一日。
写真は我が家のクロちゃん、天然の癒し系。
河原の苦労人「お兄ちゃん」の弟だ。

Mon, 23 Jun 2003

ビータンイジメ


ボクはピンちゃんです。
心の狭い猫なので
ビータンが来たらプレッシャーをかけます。
ボクのいるときは滅多に来ませんが。
ボクのママは黒猫でした。
ダイスキな黒オジがプシューっと消えてしまってずいぶん経ちますが、黒オジも黒猫です。ビータンは原っぱの隅っこで暮らしているメスの黒猫で、ボクより昔からの河原猫。
ママや黒オジより昔から黒猫をやっているそうです。
ママかな、黒オジかな、と、つい見間違えて
短いしっぽでがっかりします。
「なーんだ」
それからくんくん臭いを嗅いで
「ぜーんぜん違う」
それから、急に意地悪したくなるのです。
「ぜーんぜん違うじゃないか」
ぐいぐい押すと、ゲゲゲーって逃げてしまいます。
今日はボクの「ビータンイジメ」のお話でした。
おしまい。

最近「エサ(私のこと)」がやたら馴れ馴れしくボクに触っていきます。背中を撫でられてぞぞぞっとしますが、頭のてっぺんをチョイチョイ掻いてもらうと、結構気持ちよかったりして。
雨が終わったら、ボクには3度目の夏が来ます。

Sun, 22 Jun 2003

ちびちー


この前ぴゅーんと駆け抜けていった黒白の仔猫が出てきた。もうほぼ片づけ終わったときのこと。かなり用心しながら奥の餌場に入って踏ん張り、一心不乱に食べていた。黒白柄の後ろ姿はまるで小さいチーコだ。チビなのでチビチーコ、「チビチー」と命名。シャム仔猫と同様、雌雄不明。ちょっとでも動いたり音をたてたりすると、竹藪の奥へ脱兎のごとく逃げていく。空腹らしく、何度も行ったり来たりした。なかなか精悍な子だった。

持参した缶詰14個+カリカリ混ぜごはんはどんどんなくなり、現場で追加2個。今日確認したのは30匹。暑いせいか、みんなミルクをばしゃばしゃ飲む。猫ミルク250mlを3パック提供した。原っぱに弁当の蓋が2個転がっていた。誰かがこれに何かを入れて猫に食べさせたのだろう。片づけてきた。
今日の写真は、ダレ気味のコシロ。

家の水槽で「ゼブラダニオ」という魚がおなかをパンパンにしてせわしなくしているのだけれど、まさに卵を水草の中でプハッと撒いた所を見ることが出来た。ジグザグに泳ぎながら、あっという間に自分たちで食べてしまった。以前も水草の葉の上に、誰がやったのか卵が見事に産み付けられていたのを見たことがある。実に繊細な手仕事だった。

Sat, 21 Jun 2003

夏日




ノコちゃんミュート他、今日確認できなかった子達の心配はとりあえずリュックに詰めて背負って帰った。

マサルさん(写真上)の涙目がすこし良くなり、まさおくん(写真下)の背中の炎症も回復の兆しあり。
黒長がギコギコ井戸までついてきて、流しに手を掛け私と並んで立ち、縁に置いた汲みたての水をぺちゃぺちゃおいしそうに飲んだ。お皿洗いを中断して顔を覗き込み、見とれた。濡れた手で体を撫でると毛が沢山抜ける。急に暑くなったので、毛がどんどん抜ける。舐めて濡らして暑気を払う猫に、濡れた手はお母さんのベロリン以上の威力だ。撫でるたび、「デヘヘ」と笑い「もっと」とせがむ。
竹を切って歩いた。そんなに沢山切ったわけでもないのに、鋏を掴んだ手にマメが出来た。お兄ちゃんとチーコのガビガビの鼻を拭き、お兄ちゃんに抗生剤を飲ませた。
風の通るそこかしこに寝ころんで涼を取る猫たちを眺め、出席簿に○をつけた。

Fri, 20 Jun 2003

青い目




昨日見た仔猫、今日は確認できず。
写真をしげしげと見て、ヨーコママとの関係を探す。
河原猫で青い目の子は洋ちゃんだけだ。ヨーコママの目はブルーがかっているけど灰色っぽくて、青ではない。ヨーコが洋ちゃんの娘だとすると、その子にシャム柄が出てもおかしくはない。・・んー・・今の段階では何ともいえない。ノコちゃん達を餌場デビューさせた時みたいに、ヨーコが仔猫と一緒の所を見ていないからね。
保護してあげたい。難しいだろうな。
人の手が届かない所で育ち、世界の入口に足をかけたばかりだから、まだ何もかもオソロシイのだろうね。
写真は「洋ちゃん」と「シャム仔猫」

ミュートはどこに行ってしまったのだろう。
無事なら良いがと、そればかり。思うとたちまち落ち着かない気持ちになるので、悪い予感は頭を振って振り落とす。
今日も確認できず。

Thu, 19 Jun 2003

ああ仔猫が!


金ちゃんが誰かと同じトレイのごはんに向かったとき、頭から行かず、少し離れた所から手だけ伸ばす。ごはんの中に手を入れて掴んで食べる。手前にミルクの器があると、ミルクの中に落としたごはんが溜まってしまう。
まあ、そんな姑息な食べ方をしなくても、と、金ちゃん用に別盛りを置いても同じ事をやる。どうやらそれが彼の「食べ方」らしい。誰かのお皿に手を伸ばすのが好きなのだ。時々叩かれても止めない。変な子だなぁと感心してしまった。

ほぼごはんが売り切れた頃、シャム猫柄の仔猫が現れた。奥の餌台でカリカリを夢中で食べていた。それから私の目の前を、同じくらいの大きさの黒白柄の子が猛スピードで駆け抜けていった。目が点になる。2ヶ月は経っている。ヨーコの仔猫、としか思い当たらない。ヨーコが連れてきたわけではなく、そばにいたのは白ママだったけど、白ママは昨年12月に手術が済んでいるし、カリカリのシャム仔猫に「早くどけ」と威嚇した。持久戦の末ようやっと不妊手術へ運んだとき、ヨーコは既に出産していたことが判明し、緊急リリースとなった。あれから2ヶ月半
・・少なくとも2匹、竹藪の奥のどこかで無事に育っていた・・

Wed, 18 Jun 2003

燕の滑空


今年一番初めにツバメの滑空を見た日を書き忘れた。
いつだったろう。
燕は、なんといっても清々しさでは一番の鳥だ。
草刈り機が入った後の土手を、椋鳥と雀とそして燕が、大忙しで飛び交っていた。口に枯れ草などを銜えて飛ぶ頃は、巣作りだな、と思い、虫をせっせと運んでいると、子育てだな、と思う。
ツーサイクルの凄まじい回転で、草の中に潜んでいた虫たちが沢山刻まれてしまう。鳥にはかき入れ時になるのだろう。
これで鳥の雛たちはおなかいっぱいだ。

竹藪は、雨でもいとわず出てきた猫たちでにぎわった。マサルさんはテーブル下の暗がりで待っていて、涙をぽとぽと落としながら一生懸命食べた。テーブルの上に広げた傘の中に、私の荷物に並んでまさおくんが座った。鼻の周りの毛が少々抜けていた。今日はそれほど悪くなっているようには見えなかったので、気持ちが少し軽くなった。兄ちゃんは昨日と同じ場所にいて、声を掛けられるとちらっと頭を上げただけ、私の居る間に餌場に来なかった。(写真:材木置き場のお兄ちゃん)

雨で活気づくのは、アジサイとナメクジと猛々しい竹。
梅雨たけなわ。

Tue, 17 Jun 2003

心配なみんなの不調


蚤を落とす薬を混ぜ込んでごはんを作った。
みんなに行き渡ったかどうか、雨の中では確認が困難なので、日を改めるべきだったかもしれない。
まさおくんの皮膚の炎症収まらず。
ヌッと現れミルク待ちで座ったまさるさん、右目全体が膿んで不調。傷はなさそうだ。ドウシタノダ、ダイジョウブカと声を掛けても、じっとその目で見返してくるばかり。奥の餌台に一番乗りで入ったチャトラ、食べ終わったのにそのまま雨宿りで動かず。待っていた子達が困っていた。
この前片づけきれずに残した粗大ゴミの「椅子」に、手でもいだ笹だけやビニールの切れ端が乗せてあり、またか・・と呆れる。その下でタビーが雨宿りしていた。ヤレヤレと思いながら、ごはんに来るよう声を掛けた。原っぱを歩いてチーコを探す。上手に避難していた物陰より現れ、体を濡らしながら付いてきた。背中を拭いてねぎらう。珍しく甘えモードのチーコ、何とか元気。兄ちゃんとノコちゃんは材木置き場のシート下にいた。兄ちゃんの鼻、固まった洟で塞がっていた。
ミス河原たちには、土手下を歩いて届けよう。そう決めてキャンプ場から自転車を引いてグランド方面へ下りていくと、小夏発見。自転車を止め、小夏にミス河原達の分から分けたごはんを持って行く。河原猫たちの竹藪より1ブロック離れた藪へ逃げ込んだ所へ配達した。金ちゃん、黒長しっぽ、まさおくん、あみちゃんまでぞろぞろ付いてきて、金ちゃんは食いしん坊で、小夏に置いたごはんに首を伸ばして欲しがった。みんなをキャンプ場へ戻すのに苦労した。まさおくんがこんなに私の後を追うなんて、今までになかったことだ。何か忘れていませんか?ほら、いつもごちそう缶追加で開けてくれるじゃない?今日は何で出てこないのさ?
それを訴えていたのかな?・・ワカラン・
ミュートには今日もあえず。
写真は、いつも目で語る饒舌の「ピンちゃん」。

Mon, 16 Jun 2003

タケノコの気




竹藪の竹が地下茎を伸ばし、原っぱにそこら中、それこそ一面に若いタケノコが頭を出し、出たなと思うと瞬く間に空に向かって伸びていく。目にとまったものはどんどん切っている。藪になってはたまらないと思う地主さんが薬を撒きに来るからだ。
今日は鋏を持っていなかったので、ただびっくりしただけ。
50本ほど切っても、翌日またそれ以上に出ているのだ。
竹やぶの中にもいっぱい出ている。

そして、たった一日でまさおくんの状態が悪くなっていて胸が痛んだ。
白猫まさおくん、背中のしっぽに近い所がトラブルで、毛が抜けて赤くなった地肌が見える。昨日は皮膚の炎症を抑える薬を飲まそうと頑張った。薬は苦いらしく、怪しんでぺろり平らげてくれなかった。少しは飲んだと安心していたのに、今日は口の周りが黒くなっていて、元気がない。ごはんの食べ方もゆっくりだった。まさおくんが途中で放棄した薬入りごはん、ミミちゃんが食べた。蚊のアレルギーで耳に血の滲む子なので、これを食べてもらえて良かった。
今日の心痛もう一件。ミュートがいない。5日姿を見ていない。ノコちゃんにはまだらが寄り添っていた。ノコちゃんを慕っていたチビまゆが消えたのを思い出し、心配になった。
写真は「ミュート」そしてキャンプ場でくつろぐ「まさおくん」

猫や猫や、竹藪の猫たちや、竹の「気」をもらって
トラブルをはね返してくださいな。

Sun, 15 Jun 2003

蚤掃討作戦


河原の猫たちに今付いている蚤をやっつける「掃討作戦」のための薬が届いた。蚤取りコームでミス河原を梳いてみたら、いた。
金ちゃんにはいなかった。シーズンはじめは、環境のぬるい家の猫に発生するらしい。外は蚤にも厳しいらしい。
蚊にたかられ蚤にたかられ、雨に濡れ、お日様にも十分当たれない時期のこと。少しでもそうした苦労が軽減されるのなら、100%永久追放出来るわけではないとしても、やるだけの価値はある。
畑に来た人が収穫作業しながら、猫の悪口を言いあっているのが聞こえてきた。猫が酷い目に遭わされませんように・・そのために出来ることは何でもしようと思いながら、後かたづけとお掃除をしてきた。
富士子が消えて一ヶ月半も経ってしまった。
写真は、この所連日やってくるヨーコママ。

Sat, 14 Jun 2003

作業




蒸し暑い夜だった。今日もじめっとして更に暑い。
お天気が崩れていなかったのだけが幸いかな、
みんなのごはんを用意して元気に出発。
土手を駆け上がって来たミス河原、下で待っていた一ちゃん、藪の中でガサゴソサム君、三人様に配達してからぴゅーんと竹藪へ。
まだらと同じくらいの大きさのガチャ三毛シマ猫、まだらと一緒に現れた。コキジ姫かと思って目をこらした。ピアスがないから新参だ。次の不妊手術目標2匹になった。ノコちゃんがヨーコママのお食事中背後から割り込みを掛け、じつに謙虚なにじり寄りだったのだけれど、振り返ったママにオソロシイ顔でハァーッとやられ退散。キビシイネ。
原っぱにニョキニョキ出てきた竹を花鋏で切って歩き、大きな草を引き抜き、一人で黙々と汗をかいて作業した。作業しながら竹藪の出入りを見守り、31匹の姿を確認。
冬のスチロール寝箱&敷物をいくつか壊して片付け、竹やぶの中を掃き、自転車に大きなゴミ袋を一山積んで帰った。
この前手術の終わった子達は、ダンゴとボタモチという名前だそうだ。ワクチン証明書を届けたら、不妊手術の費用を一生懸命用意してくれていた。嬉しかった。ワクチンはプレゼントに。いい子達だったものね。どうか仲良く幸せに暮らしてね。河川敷の猫不妊手術64匹に。
今日の写真はサンタの昼寝とそれを覗き込む古参のキジオ君。

Fri, 13 Jun 2003

ダルマサンガコロンダ




増量して持参したミルクはきれいに売り切れた。刺客のチャトラも険しい目で空きを待つ。アイ子ちゃんもミルクを飲んで、あごを白く濡らしていた。お兄ちゃん・ミュート・ノコちゃん、どこに潜ったか会えず。本日確認数22。
井戸と竹藪を行ったり来たりすると、黒長が犬みたいに付いてくる。そばに伏せて、ギコギコしている間上目遣いに見ていて、振り返ると、何にもしていないのに「マイッタ!」と転がって腹を見せる。これはひょっとして「だるまさんがころんだ」ごっごかな? ニコリともしない。歩き始めると、前を走り、止まると申し合わせたようにまた転がる・・まだまだぴかぴかの黒長しっぽ。歯もずらり揃ってきれいだし、毛並みもお見事、瞬発力も申し分なし。

マタアシタネ、
アシタモネ、
あちこちで耳を立てて見ている猫たち、
マタアシタモクルカラネ。

Thu, 12 Jun 2003

雨の季節




梅雨入りしたのかな、まだなのかな、
天気予報を真面目に見ていないのでわからない。
ウンチしたあと、土が硬くて被せられないでいた金ちゃんのために、スコップを持って埋め直しにいった。
まだらがノコちゃんに寄り添っていた。
ツゲの木の上にクロスケがいた。
雨に濡れて露玉を飾った葉っぱと草。
湿った原っぱで思い思いの方向に座り、時折誰かと体を寄せ、また離れ、シカタナイネ、アメダモノネ、と言い合っていた。

ガオちゃん「いつでも里親募集中」に掲載依頼終了。
一つの部屋の2カ所の寝床以外の場所へは全く動かないでいる。
雨に打たれることはない。安心しきってひたすらじっとしているけど、お日様にも当たれない。ウチの子達が動いているエリアは、竹藪と一緒で入ってこられないのだろう。

Wed, 11 Jun 2003

FIP




クロチビ猫2匹とペルシャがお世話になっている家には、別件で保護されていたチビ猫「ギョウザ」がいる。その子が生まれた家でFIPが出たそうだ。ギョウザの母猫が感染源だとすると、なかなか育たないことからそれが疑われる事になり、そこで生活を共にしている子達にも影響が出るのではないかと、昨日からみんなで気を揉んでいる。FIPが恐くて猫が飼えるか!と励まされ、少しは気が楽になったものの、疑惑が晴れたわけではないのでしばらく悩まされそうだ。保護活動というのは、骨が折れるばかりでなく、なかなか覚悟がいる。忘れかけているとジャブが入る。

河原の猫たちは、今日も元気で旺盛な食欲を見せてくれた。
まだオソロシイ伝染病に見舞われた事がないので、私には備えがない。一生懸命病気にならぬよう世話をしてあげたい。
金ちゃんの目鼻がきれいになった。
家の2匹も腫れが引いて快方に向かっている。

写真上 不妊手術が終わった捨て子のペルシャ
下 そろそろ離乳のクロチビと赤ちゃん「ギョウザ」

Tue, 10 Jun 2003

虫と病気




Uさんと一匹ずつ自転車に積んで河原へ。彼らを可愛がってくれている人の元へ無事戻った。
(早朝にもかかわらず、リリースを助けて下さってありがとうございました)

ミス河原のポイントには、除草工事の際切り落とされた樹木の枝がどっさり投げ込まれていて、おまけに毛虫もウヨウヨいて、藪を縫って駆けつける3ニャンにごはんを置くのに苦労している。
竹藪餌場では、昨日置いた「蝿退治」2コの誘引剤の酢の臭いと木酢液の臭いが漂っていた。猫にはたまらないかも。
わざわざトレイから地面に出して食べる子がいる。砂利や砂でダメになって放棄する。頭を振って周りに食べこぼしを撒く子もいる。結局虫たちのごはんになって「無駄」にはならないのかもしれないけど、困ったものだ。
遠慮がちに順番待ちしていたコクニに、ミルクをそっと押しやる。しばらくして振り返ると、目を細めて飲んでいた。
あまり表情のない子だけに、こういう顔を見ると嬉しい。
チーコが配膳中積極的に私の腕を頭で押して「早く出せ」とやっていたので、ひょいと不意をついて鼻を拭いた。ワハハ、今日は私の勝ちー。チーコは何事もなかったかのように、解き放たれると同時にごはんにかかった。
金ちゃんは目やにでガビガビだった。抗生剤を飲ませ、目鼻を拭いてあげた。

家の子ヒヨシの目が腫れた。
薬を飲ませて様子を見守る。
幾分良いかなと思ったら、
なんと、チュンチュンも目を腫らしていて別人(猫)みたいになっていた。ヒヨシより重症か?!

写真上 金目(金ちゃん)
下 ミュート

Mon, 09 Jun 2003

携帯電話




公園で保護されたペルシャ猫の不妊手術が終わった。「里親探し」に突入できるようあれこれをして頂いた病院へ、一時預かりして下さっている方と迎えに行き、先日説得してやっと預かった河川敷の人の♂猫2匹、こちらも手術が無事終了したので迎えに行った。Uさん宅で一晩安静に過ごさせてもらって、明朝河原へ戻す予定。

写真は甘えん坊の黒長しっぽ
金ちゃんと競って迫ってくる

だんだん猫だすけの連携が複雑になってきたので(それだけたくさんの人たちが助けて下さっているという事なのだけれど)、日に日に携帯電話の必要性を感じるようになった。日本人の90%が持つようになっても、きっと自分は最後の10%組だろうと思っていた、その私が携帯所持者になる。なんだかとてもすごいことになった。機械音痴の自分がパソコンに向かっている事も奇跡だし、携帯を持つのもまた奇跡だ。

ガオの歯は一本だけ残して全て無くなっていた。若くても歯の弱い子はいるらしい。年齢を測る歯が無くて一体何歳か見当が付かない。私と並んで土手を走ったり、遠くからまっしぐらに駆けつけるときの走りっぷりは少女のようだし、モミモミして甘えると赤ちゃんだし、気難しいときはオバサンだし、いじけてしまうとバーサンだし・・のガオちゃんだ。

Sun, 08 Jun 2003

初心忘ルルベカラズ




キャンプ場の片隅に、人間の「大」の跡、
そばを通るたび、ああ・・と思い、近寄るのも不快で迂回する。
河原へ向かう途中で、なんと、土手下で堂々と「大」をしている恥知らずな男性がいて呆れてしまった。当人にしてみれば緊急事態なのかもしれないけれど、山菜取りの山の中ではないのだから、大人なのだから、河川敷に何カ所も設置されているのだから何とかならなかったものか・・。
猫ばかり汚ないと非難されて不当じゃ。
ミス河原の所で一ちゃんサム君3人様にごはんを置いた後、ガオの道経由で竹藪へまっしぐら。ガオはもういない。家で拵えたガオ用寝床でほとんど動かずにいる。長旅から帰ったばかりの人のようにひたすら眠いのかもしれない。親猫派でないのは知っている。河原の猫たちの中へ入っていけなかったのだから、家の子達もダメだろう。これからが大変と思う。

昨日片づけた場所に潜っていた子達が安全に落ち着き場所を確保できるよう、こちらも整備を急がねば。自分が展開している竹やぶの中を見回し、ホバリングの蝿や唸る蚊にため息をつく。
そこに水色のシャツで、金色の髪のクリスが現れた。とても明るく無邪気な人。竹藪に日射しも注ぎこんできた。

映画館で観て無性に泣けた記憶のあるスピルバーグの映画「フック」をビデオで観た。ピーターパンベースのファンタジー。
なんだかとても良い気分だ。
大人になって、現実に押し潰されてしまっていつの間にか思い出せなくなっている、楽しかった記憶や大切な気持ち・・。
なんで竹藪へ毎日行くようになったのか、ややこしいこと抜きで単純に思い起こせば、「そうしたいから行く」「猫に会いたいから行く」だったのね。
写真は、どんな虫がやったのか、葉っぱに丹念な「梯子レースの刺繍」
三毛猫の「ケイちゃん」そろそろ3歳・・

Sat, 07 Jun 2003

怒濤の日


心強い応援を得て、原っぱの汚れた一角を切り崩し、まとめたゴミ70?×1ダース。撤去できてとてもすっきり。
わざわざ猫が嫌われる場所に嫌われる形でとどめ置くような砦を築くのは、ちっとも猫のためではない。片づけながらつくづく思った。
ガオちゃん保護。血液検査、エイズ白血病、どちらも陰性。
今夜より、我が家に置いてがんばる。怒濤の一日を共に過ごさせてしまったので、すっかり疲れ果てたのだろう。とても静か。

レーコさんが踏み込んだ禁断の猫現場へ応援に駆けつけ、その苦労を見、これからの道のりの厳しさをヒシと感じた。

Fri, 06 Jun 2003

ご機嫌ナナメ


いつも通りガオの道で伏せて待っていたから
ごはんはみんなより先に食べたし、
ミルクだって届けてもらって堪能したし
お天気も悪かぁないし
なのに
今日のガオちゃんはなんだか怒っていた。
写真をぱちぱち撮られているうち
ナニサ、どうせ置いて帰っちゃうんでしょ!
という気分がむらむらしてきたのか
あごの下に差し込んだ手を
突然がぶっと噛んだ。
痛くなかったけどびっくりした。
他の猫たちに囲まれてぴりぴりしているときや
機嫌の悪いときにうっかり触るとギヤオッとやられる。
一年のつき合いの私でもびっくりするのだから
知らない人にこの子を託せるだろうかと不安になった。
こういった事をした後に、もしも大きな声で叱られたり
叩かれたりしたらもっといじけてしまう。
「猫の教育委員会では無益な体罰禁止です」。
平べったくなってそっぽを向いたガオを見てから、振り返って他の子達を見回す。みんな連れて帰りたくたってここで暮らしていてもらうしかない子ばかりだ。一人保護を決意するたび、天秤に掛けているわけではないのだと・・。
そうだ、
ガオの上の前歯が一本欠けていた。
口が曲がっているのはこのためだと判った

Thu, 05 Jun 2003

ことちゃん


河原の猫ではないし、会ったことのない猫さんですが、今日はどうしてもあなたのことを書いておきたいのです。
里親募集のページで写真見ました。優しい目をしたかわいい子・・シマ三毛の女の子。保護されて、やっと新しいお家へ行ったのに、慣れないお家でびっくりすることがあって外へ飛び出して車にぶつかってしまったのね。ミワコさんは毎日毎日探していたのよ。
今度こそ幸せにしてあげなければと、歯を食いしばって探していたのよ。
そういった事々を全く知らなかった私が、あなたの最期を見取って下さった人のことをなぜかミワコさんに伝えたくなったのは、あなたがそうしてほしいと望んだからだったのね。
ことちゃんの思いが届くまでに、一体いくつぐらいの「偶然」が重なったことでしょう。不思議でたまりません。ミワコさんのそばに戻って、にっこり笑って安らいでいるでしょうか。

もしも虹の橋で私を待っている子たちに会ったら、ことちゃんから、私の気持ちも伝えてね。ずっと忘れずに思っているからねって。

Wed, 04 Jun 2003

力作の「報告書」


越冬してまた生き延びたミミちゃん。駄目か、もうダメかと思い思い4年めに突入。ミミちゃんはしぶとい。なかなかの生命力である。
幾分毛並みの乱れも納まって、ちょっとばかり顔も瑞々しい。最近餌場への出現率が悪いので心配だった。大丈夫だ。
竹藪はちょっと湿ると蚊がぶんぶん飛んで、自分ばかり防虫スプレーで防御していて、彼女のようなアレルギーの強く出る子に気の毒でならない。シマ蚊が黒長の耳を刺していた。エイヤっと叩くわけにもいかず、負けるなよーっとなで回す。
金ちゃんが風邪か、このところ目鼻がくしゃくしゃしている。拭いてやって抗生剤を飲ませた。チーコの洟もデロリンだった。
午後雨になった。
うっとしい季節はこれからが本番。負けるなよー

帰りがけ、保健所へ寄って担当者に「報告書」を出してきた。
一生懸命作ったんだからしっかり見てね。

Tue, 03 Jun 2003

除草工事




ミス河原達の土手から緑地を囲む土手全ての草に重機が走った。
キャンプ場の中も再度草が刈られ、猫の姿をふんわり隠してくれる草はもう無い。ガオは怯えてどこかへ潜ってしまった。
人間の営みに不必要(邪魔)なものは、他の生き物たちにとって大切なものだ。地球の表面の地面にへばりついて生きるしかない人間の社会は人間だけのものであって、他の生き物に許される場所は、空と地中しかないのかもしれない。

猫たちに羽が与えられていたらどんなに良かったかと思う。
ノコちゃんが木に登っているのをよく見る。
空へ行きたいのか、
飛びたいのか、
びっくりするほど高く登る。

目は、木登りの練習で痛めてしまったのかもしれない。ヨーコママと入れ替わるように奥の餌場に入ったノコちゃん。行きかけたママが、成長した自分の子を確かめるように、ノコちゃんの臭いを嗅いでいた。

Mon, 02 Jun 2003

衛生管理




あちこちの物陰で腐っていた段ボールの紙片に、しかも重なって重なって腐っており、濡れるとその上にまた敷いていくという結果がこれだといったその上に、盛られっぱなしの猫のごはんが腐って悪臭を放っていた。すごい虫だった。息を詰めてみんな引きずり出し、それをやっている人の所へ集めた。何を考えているのだろう、と、思った。行為の結果が見えていないのかな、とも思った。で、「片づけなさい、衛生局へ通報しますよ」とメモを載せて石を置いた。猫の世話に理解のない意地悪な人の仕業と言うだろうか。黙って片づけるのも悔しかった。いい加減にして欲しい。チーズもちくわも相変わらず撒かれている。猫が嫌われぬようこちらも必死なのだ。

ガオの甘えん坊は日増しに募る。次の土曜日頃保護しよう。不妊手術から一年、ワクチンと血液検査と除虫、駆虫、シャンプーもして爪も切って、磨きをかけるのだ。良い人と出会えますように・・。
200回を過ぎてモミモミも数えるのが恐くなった。捨てられてから一年以上の思いを取り戻そうとしているみたいだ。

この春までの総決算をして、管轄保健所へ提出する報告書をまとめる作業に取りかかった。
 「ぴんちゃん、何か言ってケロ」
「ん?僕らは地球に優しい猫だよ。汚してないよ」

Sun, 01 Jun 2003

100回


いつもなら荒れた翌日は輝かしく晴れ渡るのに、朝から曇天。小雨もちらつくぐずついた日。午後遅くに行くとみんなキャンプ場に出迎えてくれた。どうやら刈り払い機がここにも入ったようで、おおざっぱに草が刈られていた。この大雑把は猫たちには有り難い。
みんないた。来た来たとクビを上げ、転がり、竹藪へ走り、また立ち止まって、ガオにごはんを置いている私を振り返る。雲が風に千切られて、ときおりハッとするほど青い空がのぞき、強烈な明るい日射しが広がる。チーコの息が苦しそうだ。声をかけて励ました。
昨日の雨で湿った竹藪にはヤブ蚊がたくさんいて、虫除けスプレーをくまなく自分に振りかけて防御した。
井戸で猫たちの器を洗い、戻りかけた日射しを浴びに出た猫たちを眺める。原っぱにガチャが来た。複雑な鳴き方でごはんーを訴えた。慌てて戻ってガチャに持っていくと、猛然と食べた。途中サンタがガチャのしっぽをフンフン嗅いで圧力をかけたので、そこで食べられなくなってしまった。
ガオはずっと待っていたようで、自転車を走らせたら「行かせてなるモノか」と一生懸命土手の中腹を併走してきた。地面も草も湿っていて腰を下ろせないので、立ったままガオを抱き上げる。腕と胸の間に顔を突っ込んでモミモミした。ヒーと小さく啼いて、あとはただただ私の腕と胸を押し続けた。私たちを包むように日射しが降り注いで、私も幸福な気持ちになった。遠くの空を眺めながら、気の済むまでそうさせてあげようとモミモミを数えた。右左で一回。今日は100回を越えた。我に返ったガオはぴょんと離れて、後ろ向きに地面に身を伏せた。もう行っても良いよと言ったのだと理解して走り出す。振り返ると、ぽつんと座ったガオが体を返して私が遠くなるのを見ていた。



河原猫の日記



    
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