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Sat, 29 Jun 2002

ポイ捨て


ゴミをポイ捨てする人は拾わない。自然に消えてなくならないものは誰かが何とかしなければならず、不毛なゴミ拾いが至る所で繰り返される。片づける人への配慮があれば、ポイ捨てなどできないはずなのに。捨てる人を何とかしろと、誰もが思う。捨てた人を特定できず、なんともならないで放置されたゴミの山は、最終的に役所が多額の費用(税金)を投じて片づける。

大成功を納めている娯楽施設「ディ○○ーランド」では、入場者がゴミに煩わされることなく遊べるよう清掃スタッフが十分配備されていて、ゴミ箱がない。ということは「どこにでも捨てて良い」わけで、しかも、たちまち片づけられる。高い入場料に、その分も入っていることになる。「お金は先にいただいておりますので、どうぞご遠慮なく捨ててください。」
この姿勢が、ゴミがまき散らされる風潮の「元」になっているのではないかと疑っている。ゴミ箱があってもそこまで運ばず、いた場所にゴミをそのまま残していく人が増えた。

河川敷の猫は、人間が捨てた猫とその子孫だ。餌をあさる場所はないので、小屋掛けしている人たちからもらう餌と、散歩がてら残り物を運ぶ人たちの餌、熱心な餌やりさんの餌、河川敷の自然に生息している小動物を狩って食いつないできたものと思われる。

意識無く人が捨てたゴミを拾い、片づける行為は、やりきれないものである。
しかも猫の世話には、餌やりが猫を増やしているのだといったそしりまで受ける。餌を与えるだけでは問題は解決しません。増えないよう不妊手術の措置が必要です。飢えぬよう食べさせ、不妊手術をし、里親探しをし、さらにそれだけでは何も変わりません。「あそこへ捨てればボランティアが面倒見てくれる」と、かえって猫の捨て場になってしまったり。
そこにいる猫が気の毒でならないだけなのに、その気持ちが、ただだらしのない飼い主の受け皿になって、無責任な人々を育てることにだってなるのだと・・。

本当にそうですね。

Fri, 28 Jun 2002

竹盗人


怒濤の一週間が
終わった。
帰り道で笹竹を持った親子を見た。七夕飾りの竹だ!
あああ。また猫の周りに、竹取りの翁が出没するんだ。

春は主に家庭菜園用の竹盗人だったと思う。
野菜の支柱にごっそり持って行かれて、後始末に苦労した。
だいぶスカスカになった。
人が住んでいるところからは怖くて持って行かれないらしい。猫なら文句を言われないし、二三回斧をふるえば、皆逃げる。
自分くらいはいいだろう、どうせならついでにあっちの分もこっちの分もと、一人の翁が10本ずつで、また更にスカスカになっていく。
斜めの切り口が猫にどんなに危険か、なんて知ったこっちゃないのだ。いらない部分は突っ込んで捨てていく。
それでなくても悩ましい季節なのに、七夕まできちゃうのね

Thu, 27 Jun 2002

出迎え&片目のクニクニ




雨が盛大に降っていて、フル装備ででかける。
だれもいない、と思ったのに、それでも出迎えてくれたのが「ゴロリ」だった。全然さわらせてくれない子なのに、出迎えだけは欠かさない。地味目のキジ猫。
観光地の下車駅でお客様を待つ無愛想な番頭さんみたいだ。

小さい頃、外で遊べない雨の日に近所の子と私たち兄妹で、めちゃくちゃに散らかして騒いでいた。布団も敷きっぱなしで、母はよほど慌てて出かけたのだろう。訪ねてきた親戚のおばさんに、「あらまぁーあんた達はゴミのやまん中で、まぁあー!あんた達のお母さんは何やってんだろうねぇ」ってなぐあいに呆れられ、叱られ・・・そう言われて見れば本当に山だったのを、なぜか覚えている。
竹やぶの猫舎であちこちから「ご飯が来た!」「ごはんだ!」と猫たちが顔を出し、猫舎の中は、・・・私の子供の頃といっしょだった。
「急ぐのにまぁあーっっ・・・ったくもぉ・・んとに まー」
文句を言いながら片づけた。
クニクニが一番いい寝箱に陣取っていた。ほかの子に譲りたくないのか、動かない。青い方の片目が(たぶん)目やにで開かない。黄色い方で私を見た。不調なんだね。耳も汚いね。
後でご飯食べて、元気出して、乗り切るんだよ。

Wed, 26 Jun 2002

アガリクス


遅刻しそうで慌てていたから、何がなんだかわからない状態。見たメンバーは19匹。少なかった。
仕事の帰り獣医さんへ寄って、ちびタワシの検査結果を聞く。
エイズ、白血病ともに陰性。ノミだらけだったこと以外には問題なく、性格もヨシヨシ。ほっとする。

宅急便の再配達で「アガリクス」を受け取る。
なっちゃんありがとう。
このご厚意にどうやってお応えできるだろうかと、しばし膝に箱を乗せて考えてしまった。

Tue, 25 Jun 2002

不治の病


チーコの慢性化した鼻器官炎が、お天気と連動して良くない。
食べてる時もゼコゼコして苦しそう。本人は慣れっこかもしれないけど、心配。雨の河原。いつもの朝。
チーコが頭突きしたまま止まって、全体重を傾ける。「腹減った、早くしろ」というボディランゲージだ。この甘えぶりは私を不安にさせる。

昨年5月、みぃとクロちゃんを、原っぱ猫台猫舎撤去の際緊急保護に踏み切ったのは、二匹の人なつっこさが桁外れだったからで、あそこでみんなと運命が分かれた。警戒心も強いし、ごはん以外で人間を必要としない子達だから大丈夫だと、心の中で言い訳した。今年に入って、チーコに縁談が来た。ちょうど不妊手術から一年。ワクチン、健康診断、胸を弾ませて獣医さんへ連れて行き、エイズ陽性の結果を聞かされた。一転して「青菜に塩」となる。
家に連れてきても、河原しか知らないチーコには恐ろしいらしく、クロ兄ちゃんとの再会も「それどころではない」と言って、ミシン下の隅に潜ってしまった。
いろいろなことが頭を駆けめぐったような気がする。
夕方、意を決してチーコを河原へ戻す。
こんな時間になんだなんだと集まってきたみんなの中へ、チーコはゆっくり歩き出し、挨拶していた。しっぽをピンとたてて得意げに見えた。まるで英雄の凱旋だった。
生きているものはすべて、いつか果てるのが運命だ。
私も彼女と変わらない。そう思ったら、少し楽になった。

でもね、具合が悪いと、人だって誰かに甘えたくなるものだから、素っ気ないチーコの甘えは、自分でもどうしたらいいかわからないくらい辛いよって事なのかな・・・。

Mon, 24 Jun 2002

元気のない鈴




ご飯のそばで香箱つくって黙っているだけ。ときどき薄目をあけて臭いをかぐのに食べない。
鈴ちゃん、どうしたのかな。

ヨーコちゃんの子供達はお母さんの躾がきびしく、おなかがすいていても、場所が空くまで待っている。「早くいなくならないかなー」ってなまつば飲む音が聞こえそうな待ち方だった。お母さんの方は、ミルクの器をそっと置くと逃げかけても引き返してくる。子供達はぴゅーっと逃げて戻らない。この前保護した仔猫(ライ)は、ヨーコちゃんが意図的に捨てた子だと思う。2匹だけそばに残してあの子は放置された。なぜだろう。みーしゃのときもそうやってお母さんに見放されていたっけ。みーしゃのママは「大地喜和子」ばりの、凄みのある美人だ。まさおくんと兄妹かも。

保護チビはまだ緊張している。仕事から戻ると、砂箱に小さいけどリッパなうんちがころがっていた。ヨシヨシ。
健康診断と、検査、駆虫で、今夜より近所のY先生に預かって頂くことに。

Sun, 23 Jun 2002

600gの「たわし」


メイン猫舎の台の下においたご飯トレイ3個をめぐって、若い未手術オス「コシロ」と流れ者のチャトラが喧嘩になった。

猫舎冬バージョンから、夏向きにリニューアルしたのが6/8。押し入れ用桐の簀の子が2枚500円だったので3セット購入。これを敷き詰め、タオルケットなど敷いた新しい寝箱をいろいろな向きに並べた。みんな気に入ってくれたのだと思う。いつもにぎわっている。コシロは未だ捕まらない白ママの子で、河原から11匹目の里子にでた白い子「みーしゃ」のお兄ちゃんだ。リニューアルを契機に、猫舎の中に自分の場所を確保したらしく、トレイのお掃除道具を出すためにエイっとめくると、たいてい顔が合う。ダッシュで逃げるけど、近いうちにきっと捕まってもらうので、心得ておくように。
そのコシロが意気盛んで大騒ぎ。チャトラのトレイを奥に押し込んだら収まったけど、下の騒ぎでおびえた昨日の仔猫が、真上の簀の子でたわしになって固まっていた。
思いがけない場所にいたので、私も驚いた。

連れてかえってノミとりスプレーして、ホカロンを包んだタオルをケージに入れて、思案に暮れる。あぁまた怒濤の毎日が始まる・・・
タワシの体重600g。思ったより大きかった。ライオンの子みたいな面構えで、なんともカワイイ。

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河原猫の日記



    
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